海辺のカフカ(上) の商品レビュー

村上春樹(著者)

2009/10/04

世界に認められた作品「海辺のカフカ」
特に１７章が超好きだ。

源氏物語の話、雨月物語の話
ネガティブな強い想いが生き霊になって現れる
って恐いようで怖いようでそこまでの想いって素敵だ。

「ほとんどすべてのものごとは忘れ去られていきます。私たちには日常的に考えなくてはならないことが多すぎます。しかしそれと同時に、どれだけの時間を経ようと、途中で何が起ころうと、決して忘却することのかなわないものがあります…｣

2009/10/04

座して、文庫化を待った私！春の訪れと共に春樹先生もやってきたよ！ヽ(･∀･)ﾉ 　いやー。もう。一度読み始めたら、全てのことに手がつかなくなりました。

2009/10/04

15歳で家出した少年と、9歳で記憶を失った猫の気持ちが分かる老人の二本立てで話が進んでいく。
小さな図書館に引かれるように話が展開するが、示唆することが理解するのが難しかった。

2009/10/04

僕の村上さんデビュー作
人を引き込む力あり！
登場人物それぞれにストーリーがあり、どこかしらに関係性がある

2009/10/07

「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」―15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。家を出るときに父の書斎から持ちだしたのは、現金だけじゃない。古いライター、折り畳み式のナイフ、ポケット・ライト、濃いスカイブルーのレヴォのサングラス。小さいころの姉と僕が二人並んでうつった写真…。

2009/10/04

初めて読んだ村上春樹の作品。
登場人物が今でも記憶に残っています。
とくに中田さんが好きでした。
その後いくつか村上春樹の作品を読んだけれど
今のところ一番おもしろかった作品だと思います。
図書館で借りて読んだので、いつか買おうかな。

2009/10/04

たぶん僕の読書至上最も長い小説だった気がします。
読み進めるたび自分もタフな人間になろうと努力するような錯覚を覚えました。
それにしても、どうしてこの人の作品を読んでると、実際の生活が空虚で無意味であるように思えてしまうのでしょうか。
読むたび、「あぁ、この感情表現すごくよく分かる」っていうのが結構出てきて、読んでて楽しいのですが、村上作品に偏って読んでいくと自分の中に大変なことが起こりそうに思えてしまう。
ナカタさぁ〜ん。

2009/10/04

世界で一番タフな１５歳の少年・田村カフカと、事故に遭ってから猫と会話する能力を手に入れた穏やかな老人・ナカタさん。彼ら２人の方向から進む、繋がっていない様で繋がっている不思議なストーリー。

2009/10/04

これは上下二冊ですね。他の作品と比べて、メジャー志向というか、読みやすいような気がしました。猫と話せるナカタさんが大好きです。ナカタさん口調を真似したいであります。

2009/10/04

異なる２つの場所の２人の主人公によるストーリーが同時並行的に進行していく。場面展開もスムーズで村上春樹にしては、かなり取っ付きやすく読みやすい。村上春樹にありがちなマニアックな固有名詞もあまり出てこないし、初めての人にはちょうど良いかも。
あと、少年の住まいが中野区野方というところが個人的に親近感もてて○。