格闘する者に○ の商品レビュー
三浦作品の中でも文章が若いなぁというのが一番の印象。ちょうど自分が大学生のころの時代背景で共感するところもあるけれど、私には「舟を編む」や「月魚」が熟されている感じで好みかな。
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あれ? と思ったが デビュー作だったらしい 出版社業界への就職活動、男尊女卑 婿養子政治家一族の家族模様 同性愛、年の差恋愛 イロイロな要素が収束しないまま終わってしまった!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
三浦しをんのデビュー作らしい。 なるほど、まだ作風が固まってないようにも見受けられる。 それはそれとして、ストーリーの流れは面白く、面接という体を使って出版社の内情がわかったりして面白い。
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2016.9.25 読了 2016-56 作者のデビュー作とは知らず読了。 これが本当にデビュー作なのかと驚きを隠せない。今とは作風がだいぶ違うように思うが、隅々まで才能を感じる一作だった。 どのキャラクターも独特だが優しさに溢れており、大変ほっこりさせられた。要所要所でク...
2016.9.25 読了 2016-56 作者のデビュー作とは知らず読了。 これが本当にデビュー作なのかと驚きを隠せない。今とは作風がだいぶ違うように思うが、隅々まで才能を感じる一作だった。 どのキャラクターも独特だが優しさに溢れており、大変ほっこりさせられた。要所要所でクスッと笑えるところもあり、ぜひそのうち再読したいと思う。 可奈子の今後が気になりはするが、きっとこれからも飄々と生きていくんだろうなぁ。
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最初は投げ出しそうになりました。ヤッパリ、この人は私には合わない…と。 でも、半ばからは大分面白くなりました。 最後は…・。う~~ん、もう一波乱あっても良かったかな。 最近この手の作品によく当たります。 極端なキャラを散りばめて、物語を作っていく。この主人公・可南子にしても、...
最初は投げ出しそうになりました。ヤッパリ、この人は私には合わない…と。 でも、半ばからは大分面白くなりました。 最後は…・。う~~ん、もう一波乱あっても良かったかな。 最近この手の作品によく当たります。 極端なキャラを散りばめて、物語を作っていく。この主人公・可南子にしても、恋人は75歳の書道家だったり、時に妄想に入ったり。友人たち、家族も変です。 多分、劇画の影響なんでしょうね。
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しをんさんは 漫画のように楽しみたいときに読みたい。 主人公の視点が面白くて、いそうでいないキャラなのがすき。 『舟を編む』と『まほろ』シリーズに勝つしをんさんの作品は出てくるのかな。松田龍平びいきもあるかもしれませぬが。
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のんびりと就活に焦る漫画好き女子大生のお話。 一人称だけど、ちょっと古風な文体だったり、おかしな妄想が入りこんできたり、笑えるところも多くさくさく読める。友人はのんきな美人とホモ、恋人はおじいさん、お父さんは政治家で、お義母さんは小うるさくて、弟は外面がいい不良。そこらへんにい...
のんびりと就活に焦る漫画好き女子大生のお話。 一人称だけど、ちょっと古風な文体だったり、おかしな妄想が入りこんできたり、笑えるところも多くさくさく読める。友人はのんきな美人とホモ、恋人はおじいさん、お父さんは政治家で、お義母さんは小うるさくて、弟は外面がいい不良。そこらへんにいるようでいない女のコのわいわい楽しい物語。
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就職活動する女の子のちょっと変わった仲間たちと家族のあれやこれやのお話し 出版社がほぼ実名で出てて、尚且つ講談社がボロカスに描写されてて笑える 集英社はそこそこ、もうひとつは角川か? ま、それはいいとして まるで、川原泉のマンガを読んでるような印象を受けた それは、なんでかわ...
就職活動する女の子のちょっと変わった仲間たちと家族のあれやこれやのお話し 出版社がほぼ実名で出てて、尚且つ講談社がボロカスに描写されてて笑える 集英社はそこそこ、もうひとつは角川か? ま、それはいいとして まるで、川原泉のマンガを読んでるような印象を受けた それは、なんでかわかんないけどね 文章はまるでラノベのように軽く冗長で、かなり読みやすい これがデビュー作ということだし、これ以降の作品の源流を感じる
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大学4年生で、就職活動が、上手くいかない女子大生の可南子。 漫画大好きで、出版社希望でああるが、活動をし味目ると、思いもよらぬ難題が、、、、面接にこぎつけても、内定ゼロ。 のんきな友人2人は、大学院への希望等、、、フリーター希望など、、、。 そして可南子は、一風変わった性格の年の...
大学4年生で、就職活動が、上手くいかない女子大生の可南子。 漫画大好きで、出版社希望でああるが、活動をし味目ると、思いもよらぬ難題が、、、、面接にこぎつけても、内定ゼロ。 のんきな友人2人は、大学院への希望等、、、フリーター希望など、、、。 そして可南子は、一風変わった性格の年の離れた書道家との恋愛?、、、お付き合いの話も、またまた、非常日的な話。、 可南子の 少し複雑な家庭環境など等や、腹違いの血の繋がっていない高校生の弟との仲の良さ。 しかし、良い所のお嬢様の就職活動。 跡取り問題もあるが、コネはいくらでも出来ることに、少し反感あり。 小説だから、面白可笑しくも描ける。 吾輩は猫であるをもじって、吾輩は女子大生である。内定先はまだない。と、笑って読めるが、、、今の男子大学生の内定の決まってない人には、痛烈な本かもしれない。 私は、就職に関係ない年なので、笑って読ましてもらった。
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若干消化不良みたいなところはあるかもしれない。後半は話を急いで進めてる感じもするが、 非常に読み易い。そして爽快。作中でちょくちょく入ってくるギャグが読み易さに拍車をかけてる。 元気の出ない人や、理不尽な目にあった人とかに勧めたい。
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