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西日の町 の商品レビュー

3.8

58件のお客様レビュー

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2009/10/04

私の読んだこの人の本はすべて老人と子供のかかわりが軸になっている。 その老人たちの中でもてこじいが一番変だ。 でも、娘への不器用な愛には涙せずにいられなかった。

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2022/07/14

情報科教員MTのBlog(『西日の町』を読了!!) https://willpwr.blog.jp/archives/51187960.html

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2009/10/04

ゴールデンスランバーがなかなか進まないので手を出してみた。(^^;) この方の作品「夏の庭」も読んだけど、老人の出てくる話が多いね。 登場人物の心情を文章で書くわけではないんだけれど、それぞれのちょっとした行動やしぐさで、それぞれの気持ちを推し測って読ませるタイプの作者さんなのか...

ゴールデンスランバーがなかなか進まないので手を出してみた。(^^;) この方の作品「夏の庭」も読んだけど、老人の出てくる話が多いね。 登場人物の心情を文章で書くわけではないんだけれど、それぞれのちょっとした行動やしぐさで、それぞれの気持ちを推し測って読ませるタイプの作者さんなのかな? 「夏の庭」よりはその行間の気持ちがわかりやすかったと思う。 何かの片手間ではなく、ずっぽりその世界に入って読んだ方が感動できる作者さんなのかも知れないですね。

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2009/10/04

せつなくて、でも少し心温まる話。 人間関係の微妙さ、人間同士の距離感。そういったものがすごくいい。 てこじい、という祖父の存在。母子家庭に育つ「僕」に、どんな変化が? 大人の人間関係の複雑さと、子供心の複雑さ。そういったものがぎゅっとつまった小説。

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2009/11/12

 この作品はなんだかよく分からない。てこじいの秘密も母の秘密もはっきり明らかにされたような気がしない。まるで、前もって知っていることを前提の、誰かの人生を読んでいるかのような雰囲気。そもそもお母さんて妊娠してたん? あれだけの描写で読者に気づかせるにはちょっと無理があるような……...

 この作品はなんだかよく分からない。てこじいの秘密も母の秘密もはっきり明らかにされたような気がしない。まるで、前もって知っていることを前提の、誰かの人生を読んでいるかのような雰囲気。そもそもお母さんて妊娠してたん? あれだけの描写で読者に気づかせるにはちょっと無理があるような……。  解説のなだいなださんは、「芥川賞の選考委員たちはこの作品を選ばなかったことを後悔するときがくるだろう」と言っているけど、私個人としては、いい作品だけど芥川賞を取るほどではないかなぁという気はしました。

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2009/10/07

湯本香樹実は『夏の庭』のせいで児童文学、もしくはYA作家とされている。けど、本当にそうなのか?これは児童文学か?子どもが主人公ならば児童文学か?むしろYAというジャンルの定義は何だ?どうでもいいことを書いたけども、この人の表現は好きかもしれない。 『時間にしていったいどのくらいだ...

湯本香樹実は『夏の庭』のせいで児童文学、もしくはYA作家とされている。けど、本当にそうなのか?これは児童文学か?子どもが主人公ならば児童文学か?むしろYAというジャンルの定義は何だ?どうでもいいことを書いたけども、この人の表現は好きかもしれない。 『時間にしていったいどのくらいだったのだろう。手袋の上の雪の結晶がとけるまで。奏者が気まぐれに弓を手元から弾き下ろした、そのぶんだけのチェロの音。飛び立つ鳥の羽ばたき。』たった一瞬を表すのに、これだけロマンチックな表現が出てくる辺りが、児童文学やYAに分類されてしまう謂れなのかなぁ?

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2009/10/04

じんわり。自分にもあった過去の父への嫌悪や今の気持ちがとてもわかるし、そんな感情をうまく表現している作品。

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2009/10/04

最初はなんとなく読み始めた。 でも、読んでるうちに夢中になった。  親と子、祖父と孫 やがて心が引き合う時・・。  最後は涙が出ました

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2009/10/04

夏の庭でも感じたけど、おじいちゃんの書き方がこの方は上手い。成長していく上での微妙な時期を、上手く表現してると思う。好きだな。

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2009/10/04

なんだか、想像していた物語と違っていました。 感想はストーリーが私好みじゃなかったなぁと。 でも、湯本香樹実らしさは十分出ていました。 子どもと老人の関係と、生と死の関係のコントラストがくっきりあらわれている一冊です。 「僕」の祖父であるてこじいがなんともいえ...

なんだか、想像していた物語と違っていました。 感想はストーリーが私好みじゃなかったなぁと。 でも、湯本香樹実らしさは十分出ていました。 子どもと老人の関係と、生と死の関係のコントラストがくっきりあらわれている一冊です。 「僕」の祖父であるてこじいがなんともいえないキャラでした!

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