授乳 の商品レビュー
きもちわるかった。 女という生き物の何か業のようなものを感じる。とにかく言えるのは仕事帰りに読めるような小説ではなかったということ。
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授乳…肝心な部分にモザイクをかけられたみたいで後味が悪い。 コイビト…ちょっと薄気味悪いけど、どこか哲学的であり宗教的でもあり不思議なムードが漂っている。 御伽の部屋…心の内面と外面を意識したあまり、多重人格となっていく。現実を消失した時、オトギが現実となる。この作品も抽象的で病...
授乳…肝心な部分にモザイクをかけられたみたいで後味が悪い。 コイビト…ちょっと薄気味悪いけど、どこか哲学的であり宗教的でもあり不思議なムードが漂っている。 御伽の部屋…心の内面と外面を意識したあまり、多重人格となっていく。現実を消失した時、オトギが現実となる。この作品も抽象的で病的で神経質な作り。
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なぜか気になる作家さんだ。 母親にちょっと手厳しくって、どこかへ向かう扉を探してる作品が多い気がする。そのどこかは見つかったのか見つからないのか分らないので、また次の作品を読んでしまう。 何かを伝えたい、という作品でなく、自分とは似てない誰かの中に、なんとなく懐かしいものを見つけ...
なぜか気になる作家さんだ。 母親にちょっと手厳しくって、どこかへ向かう扉を探してる作品が多い気がする。そのどこかは見つかったのか見つからないのか分らないので、また次の作品を読んでしまう。 何かを伝えたい、という作品でなく、自分とは似てない誰かの中に、なんとなく懐かしいものを見つけて戸惑ってしまう…私にとってはそんな一冊だ。
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図書館で本を物色していたら、不意に目に止まった一冊。 表題のインパクトもあり、この著者の本を読むのも初めてだったので、気軽に読んでみた。 軽い気持ちで読み始めたが、屈折した性描写も描かれており、好き嫌いが分かれる1冊であると思う。
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なんだかわからないがとっても才気を感じさせる作品、 ですが生理的に受け付けず残念。 さすがに30代半ばになっては 青春期のよじれまくった不機嫌、ニヒリズムは読んでて息苦しくて。
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賛否両論、どちらかというと『否』の方が多いだろうなー。 私は生理的に駄目だな。 ちょっと違うけれど『金原ひとみ』のような個性的な作家さんだと思う。
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ほんと微妙な年頃の微妙な気持ちを描くのがうまい、天才的。 3つの中編がはいってますがどれもゆがんでて、でも繊細で。すごいんです。 性的にみえてそうでない。それがまたすごい。
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タイトルに惹かれてかりた(´・ω・`)この人のかく主人公はいちいち毒強くて読んでてたのしい。授乳がいちばん好きだったな。あとの2つはまぁまぁ。
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