凸凹デイズ の商品レビュー

山本幸久(著者)

2010/03/22

まず、タイトルの凸凹
読んでみて、凹の理由はわかったけれど、なんで凸凹？
人生山アリ、谷アリ、ってことかなぁ。
マニアックな映画好き、着物の黒川がいい味だしてた。
さらりと読めるし、ほのぼのしてていいんだけど、それだけという感じもして深さに欠ける。文章が若い。
単行本も文庫本も同じ観覧車の絵になっているところがいい。

2009/10/31

＜内容＞恋愛じゃなく、友情じゃなく、仕事仲間。彼らがいつも、そばにいた。エロ雑誌のレイアウトもスーパーのチラシもなんでもござれの弱小デザイン事務所・凹組クロニクル。キュートでコミカル、ちょっと切ない、オシゴト系長編小説。『別冊文芸春秋』連載を単行本化。

2009/10/15

小さなデザイン事務所に勤める女と
その事務所を立ち上げた男
それぞれの顛末。

展開はありがちでも好きな傾向のはずなのに
今ひとつ盛り上がりに欠けた感じ。

【図書館・初読・10/15読了】

2009/10/07

かつて緑の胃薬飲みながら出社した事や
点滴打ちながら残業した日を思い出した。

そうそう・・・
社会ってけっこうｷﾋﾞｼｲ。
で、案外ﾔｻｼｲ。

何事も自分ひとりで勝ち取った手柄なんてないのよね。

社員じゃないけどデザイン事務所を影ながらサポートするミナミコーポレーションのイワイダさんが最後泣かすんだよなあ。

2009/10/04

期待しないで読んだら面白かった
最後に結構泣かされた
でも黒川と大滝のキャラがいいのに
書かれ方がちょっと薄いかな　という感じも

2011/07/21

“ちくわぶ”を一番最初に食べる人は地理に強い。天才肌の黒川、ゴミヤに惚れている大滝、女を最大限利用する上昇志向の醐宮。そして彼らの１０年前を知り始める新しい仲間で後輩のウラハラ。今に至る昔。昔在っての今。それが平行しつつ大滝と浦原の視点を中心に互い違いに描かれる。デザイン会社を辞めた仲間で新しい自分たちの会社を起こしていく姿は「Ｄ列車でいこう」を彷彿とさせる。たぶん同じような業界が描かれるからだろう。そして、その業界のことはとてもよく分かる。実感を持って。ここに描かれる１０年前のことは懐かしく思い出せた。マックＯＳやＭＯでのやりとりなど。そんな機器を使えない上司に閉口したりもしたし…。現在と過去とが互いを受け入れるようなゴミヤとウラハラのゲーセンでのエアホッケーのシーンが印象的かつ象徴的で大好きだ。緩い話ではあるが、昔を思い出し、今を考え、これからに希望を見いだすためには良い物語だ。好きなんだよな〜こういうコメディ。

2009/10/04

面白かった、、よかった、、

東京のちっぽけなデザイン事務所『凹組』のお話。。

テンポがよくて登場人物がみんな個性的でいきいきしていて爽やかでちょっとジーンともさせてくれて最後は丸く収まって、、

いろんな本をかたぱっしから掃除機のように読んでいるけどこういう小説にめぐりあえる瞬間が最高に楽しいですね(^^)

2009/10/04

小さなデザイン事務所に勤めるナミと、その周りをとりまく人間関係がコミカルに描かれているデザイン業界のお話。
それぞれのキャラクターが生きててとても面白かったです。山本幸久の描く人物は皆、個性豊かでユーモラス。読んでて、「クスッ」とさせられます。何かチャレンジしたくなる、そんな一冊でした。

2009/10/04

小さなデザイン事務所の話。仕事が生き生きとできるのはいいことだ。果たしてそれが現実に有得るのかは別にしても。

2009/10/04

あ〜ガリガリ君食べたくなる。。。

一つの仕事に打ち込めるのって素晴らしい！
みんながみんなイキイキしてて仲間に入りたいような入りたくないような(▼∀▼)ﾆﾔﾘｯ