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ゴリオ爺さん の商品レビュー

4

71件のお客様レビュー

  1. 5つ

    24

  2. 4つ

    27

  3. 3つ

    11

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    2

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2012/11/05

5分の1くらい読んだところで挫折。 どうにも面白くない。 描写がいちいち小うるさい。 いや、無学な俺にバルザックは難物過ぎたのだろう。 またいつか機会があったら手に取る……かな。 【追記】 だいぶ飛ばし読みしたけど、なんとか読み終えた。 ★一つは変わらず。やっぱり...

5分の1くらい読んだところで挫折。 どうにも面白くない。 描写がいちいち小うるさい。 いや、無学な俺にバルザックは難物過ぎたのだろう。 またいつか機会があったら手に取る……かな。 【追記】 だいぶ飛ばし読みしたけど、なんとか読み終えた。 ★一つは変わらず。やっぱり面白くはない。 解説を読むとなるほどと思う部分もあるのでもう一度読めば前回よりは面白く読めそうな気はするが、当分その日は来そうもない。

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2012/09/24

ゴリオ爺さんかわいそう…という以外の感想は正直あまり浮かばない。あとラスティニャック勉強しろ。堕落、というか社交界に進出しようとするその姿がとても切なく自分ともかぶる。勉強しろ。

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2012/07/31

1819年、革命後のパリでは、家柄だけでも金だけでもサバイブできない。知恵と意志を持って都会で生きなければならない若者の姿は、現代にも通じるなあ、この頃から始まっているんだなあと胸がきゅんとした。

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2012/02/01

文体に慣れるまで序盤は苦労したが、最終章はまさに圧巻。 内容は文句のつけようがなく☆5。 ただ個人的にはこの作品に☆5をつけていいものか、躊躇ってしまった。

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2011/11/27

終わり方が収束する感じではなく、そこからスタートする印象がある。最期くらい、爺さんはもっと愚痴ったって良かったんじゃないか。娘のために祈るのでもなく、自分のために丸一日愚痴りつくしたってお釣りが来ただろう。エネルギッシュで熱心に生きた人だからこそ、落差を強く感じたのかもしれない。...

終わり方が収束する感じではなく、そこからスタートする印象がある。最期くらい、爺さんはもっと愚痴ったって良かったんじゃないか。娘のために祈るのでもなく、自分のために丸一日愚痴りつくしたってお釣りが来ただろう。エネルギッシュで熱心に生きた人だからこそ、落差を強く感じたのかもしれない。それでも彼は強い人だと思う。

Posted byブクログ

2011/11/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主人公であるゴリオ爺さんが、これでもかと娘たちを可愛がるが、貴族社会に嫁いでいった娘たちにはゴリオ爺さんの有難味が分からず、逆に貴族社会のゴミ分子とみなされ、結末も非常にかわいそうなことになる、切ない小説です。 しかし、ここがバルザックのすごいところなのか、切ない小説ながらも、非常にアップテンポで話が進んで行きます。 私も、読んでいて、話にのまれ、気がついたら小説が終わっている・・・、のような感じでした。 それにしても、ゴリオ爺さん、娘たちを甘やかしたのは自業自得というか盲目的なんだが、かわいそう。。。 この小説、ゴリオ爺さんが小説の主人公なんですが、表面上の主人公は、ウージェーヌという若者で、この若者が、「赤と黒」のジュリアン・ソレルを彷彿とさせるような野心をたまに見せるのです。ジュリアンのそれとは次元が違いますが、世間に出て行き出世してやろう!とする若者にどうも肩入れしたくなるんですよ。 赤と黒を読んだ時にも思ったけど、この手の話を学生時代に読んでおけば良かったな、と思うが、学生時代だと読んでもためになる、なんて感想は持たなかったんだろうな。 やっぱり、古典小説はすばらしい!

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2011/10/19

人の不幸は蜜の味。それならば私の不幸は誰か喜んでいるのか。人が死ぬこととは最大の喜劇と捉えたり。私も死んだときにも悲劇とは決してならない。喜べ。喜べ。

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2011/09/19

おもしろかった! 夜3時に、寝る前にちょっと読もうかなと開いたらいつのまにか朝8時というような感じでした。 電子書籍で読んだ。

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2011/01/30

ゴリオ爺さんはフランスの譲治だ。 計算高くないジュリアン・ソレルがいればメフィストフェレス(四谷さん)もいる。 パリそのものがある。 ヴォートランが早々に退場してしまったのは残念。 他の<人間喜劇>シリーズも読みたい。

Posted byブクログ

2010/07/09

実に明瞭かつ滑稽で文体のリズム豊かな作品でした。二人の娘を社交界へ送り出した事で自らの富は剥奪され、小さな下宿屋に身を留めることになったゴリオ爺さん。ゴリオ爺さんの死に至るまでの物語はシェークスピアのリア王を踏まえた伝統的な物語性とフランス社交界における当時の社会風刺、さらにはゴ...

実に明瞭かつ滑稽で文体のリズム豊かな作品でした。二人の娘を社交界へ送り出した事で自らの富は剥奪され、小さな下宿屋に身を留めることになったゴリオ爺さん。ゴリオ爺さんの死に至るまでの物語はシェークスピアのリア王を踏まえた伝統的な物語性とフランス社交界における当時の社会風刺、さらにはゴリオ爺さんを通じて普遍的なヒューマニズムが盛り込まれている。 更にはバルザック作品に登場する登場人物を幾人も再登場させる手法や、下宿屋そのものが、世俗的社会を完全させ表現している点など、流石だなという印象。

Posted byブクログ