ゴリオ爺さん の商品レビュー
華やかなパリ社交界に…
華やかなパリ社交界に暮らす二人の娘のために全財産を注ぎ込み屋根裏部屋で窮死するゴリオ爺さん。娘ゆえの自己犠牲に破滅する父親の悲劇。なんとも言えない気持ちになる作品です。
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爺さんと青年のキャラ…
爺さんと青年のキャラがいい。序盤はたるいがそれ以降は面白く読める。
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名前が面白かったので…
名前が面白かったので買ってみました。フランスの話です。
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授業用に読みましたが…
授業用に読みましたが、読みきるのが辛かった・・・。2人の愛する娘に何もかも費やしたのに、最後まで娘達に愛してもらえなかったゴリオが可哀相でした。
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田舎の貧しい貴族で学生のラスティニャックが、成功への足掛かりに欲望渦巻く社交会へ入って行こうとする話。並行して、娘たちに身を削ってお金を与え続けるゴリオと、お金を搾り取るだけ搾り取ったら親に興味がない娘たちという親子関係が書かれる。ひどいことが書かれてあるようで、人の世はいつでも...
田舎の貧しい貴族で学生のラスティニャックが、成功への足掛かりに欲望渦巻く社交会へ入って行こうとする話。並行して、娘たちに身を削ってお金を与え続けるゴリオと、お金を搾り取るだけ搾り取ったら親に興味がない娘たちという親子関係が書かれる。ひどいことが書かれてあるようで、人の世はいつでもこうなのだな。テレビドラマのような筋立てで飽きずに読むことができた。
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こんなに父性ゴリゴリの物語、どうしても娘の立場で読んでしまう。自分の父とも重ねるけど、やはり15歳くらいのときの娘でいて欲しいのだな〜こちらは歳を重ねるごとに現実でサバイブできるようにトランスフォームし尽くさなきゃいけないのに。彼女たちはお金以外のなにかをわかろうとしたほうがよか...
こんなに父性ゴリゴリの物語、どうしても娘の立場で読んでしまう。自分の父とも重ねるけど、やはり15歳くらいのときの娘でいて欲しいのだな〜こちらは歳を重ねるごとに現実でサバイブできるようにトランスフォームし尽くさなきゃいけないのに。彼女たちはお金以外のなにかをわかろうとしたほうがよかったけれど、有り余る父性を先にお金に換金してしまったのは紛れもなくゴリオだったのだ。 ラスティニャック青年の出世欲と誠実さのバランスが愛おしい。飽きない展開に目が離せず、世界の十大小説と言われるのも納得。おもしろかった。
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すごく考えさせられる。 たしかにゴリオ爺さんの娘たちへの献身は想像を絶している。しかし、最後はこれでいいのか、との疑問は拭えない。利己と虚栄にのみ生きるのが人間なのか。そんな身も蓋もない社会なのか。 主人公の学生が葛藤することにのみしか、微かな希望はない。
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バルザックの一連の作品は「人間喜劇」として有名らしいが、正しく喜劇というか、喜びも憎しみも感じさせる作品。 小説なのに、テレビドラマを観ているような、どこで読むのを中断すればいいのか、本当にわからなかった。久しぶりにしっかりした長編を読みした。 ドラマティックな展開を期待する方に...
バルザックの一連の作品は「人間喜劇」として有名らしいが、正しく喜劇というか、喜びも憎しみも感じさせる作品。 小説なのに、テレビドラマを観ているような、どこで読むのを中断すればいいのか、本当にわからなかった。久しぶりにしっかりした長編を読みした。 ドラマティックな展開を期待する方にぜひ。
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無償の愛の見返りが、文字通り無償に終わるゴリオ爺さんの話を軸に、表向きは華やかなパリの社交の場へ進出を目指す青年ラスティニャックや、青年に反抗哲学を植え付けようと唆すヴォートランらヴォケー館の住民たちの話が展開される
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寝不足を招く一冊。要は親バカ過ぎるゴリオ爺さんと、親不孝な娘二人の話だか、実際の主人公はその娘一人と結ばれるはずの学生のように思える。 途切れが少なく、一つのシーンでの話が延々と続くので、やめ時がない。寝る前に読み始めると眠れない。 描写が繊細な訳ではないが、なぜかシーンが鮮明に...
寝不足を招く一冊。要は親バカ過ぎるゴリオ爺さんと、親不孝な娘二人の話だか、実際の主人公はその娘一人と結ばれるはずの学生のように思える。 途切れが少なく、一つのシーンでの話が延々と続くので、やめ時がない。寝る前に読み始めると眠れない。 描写が繊細な訳ではないが、なぜかシーンが鮮明に頭に浮かんでくる。きっと設定が想像できる範囲内だからだろう。ドラマっぽく、結構チャキチャキと展開する割には、ついていけない感じはしない。 ただ、登場人物はもちろんカタカナの名前で、姓と名が混在しまくってるので、はじめの頃は登場人物がなかなか把握できなかった。これは日本語しかできない自分のせいだろうけど。 回収されない伏線がいくつか見られるので、他の作品も読んでみたい。
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