功名が辻 新装版(四) の商品レビュー
最終巻。山内一豊が関…
最終巻。山内一豊が関ヶ原の戦いを経て、土佐24万石を与えられる内容が書かれています。とても分かりやすい内容でした。
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土佐の国主となりまし…
土佐の国主となりました。しかし、後半の長曾我部家の旧臣との戦いが200年後の幕末土佐での悲劇の始まりになります。歴史とは怖ろしいものです。
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「功名が辻 新装版」…
「功名が辻 新装版」最終巻。とうとう土佐20万石。20万石の功名もこの中に。
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山内一豊は、妻千代の…
山内一豊は、妻千代の助けにより、戦国の巨人達の間で生き抜いてゆく。 信長や秀吉とは違い、自分の身の丈をわきまえながら歩く姿が、実に爽やかで、誠実な物語を生んでいる。
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人の人生とは不思議なものだなぁという印象が大きく受けた。 一豊は一貫して真面目でコツコツと積み上げていく、千代は独自の感性と時代の流れを汲み取る力でお互いに支えて登ってきた。そこには運も絡んだであろうことは明白であるが。 最後はどちらの考え方にも正解はなかったというと語弊があ...
人の人生とは不思議なものだなぁという印象が大きく受けた。 一豊は一貫して真面目でコツコツと積み上げていく、千代は独自の感性と時代の流れを汲み取る力でお互いに支えて登ってきた。そこには運も絡んだであろうことは明白であるが。 最後はどちらの考え方にも正解はなかったというと語弊があるが、どちらのやり方も間違ってはいなかったのではないか。しかし最善手ではなかったように思える。一豊も千代も年齢を重ねており、様々な思考の散りつもり、若々しく話を重ねていくというのが難しかったのではないか。 あそこでお互いの折衷案のような形を出せれば良かったのかなぁ。流れは変わったのか、変わらなかったのかは知らないが。 何事においても、自分を信じ、相手に耳を傾けて、自分を疑ってみる。この工程が大切なのではないか。
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とても興味深く読んだ。 山内一豊が土佐の地を家康から拝領した理由、高知という名付けの意味、高知に入ってからの一豊と千代のすれ違い。 幕末、薩摩、長州と並んで勤王の志士をたくさん生んだ土佐だか、その背景は前者の二つとは違うような気がした。司馬氏の見解を聞いてみたいと思った。
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全体を通して読みやすい物語だった。 千代の先見の明もしかり、織田、豊臣、徳川と次々と変わる時代の流れを読み、人の心を読む力が凄い。それに山内一豊の律儀さ謙虚さが合わさり、2人なら夫婦仲良い掛け合いが面白い。2人が死ぬまでの話はかなりすっ飛ばしてる感あり、物語はあっさり終わる。見所...
全体を通して読みやすい物語だった。 千代の先見の明もしかり、織田、豊臣、徳川と次々と変わる時代の流れを読み、人の心を読む力が凄い。それに山内一豊の律儀さ謙虚さが合わさり、2人なら夫婦仲良い掛け合いが面白い。2人が死ぬまでの話はかなりすっ飛ばしてる感あり、物語はあっさり終わる。見所は豊臣から徳川へ仕え、全く縁もゆかりも無い土佐の藩主に命じられるまでの道のりを追う所だと思った。
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全4巻の物語の完結巻。山内一豊のことはよく知らなかったが、彼が千代のサポートのもと、見事土佐の大名に任ぜられるところまでは、痛快な話だった。しかし、土佐土着の武士、一領具足たちの反乱が治らなかったため、その指導者たちを騙し討ちのようにして虐殺する場面は悲しかった。 最後に、長い「...
全4巻の物語の完結巻。山内一豊のことはよく知らなかったが、彼が千代のサポートのもと、見事土佐の大名に任ぜられるところまでは、痛快な話だった。しかし、土佐土着の武士、一領具足たちの反乱が治らなかったため、その指導者たちを騙し討ちのようにして虐殺する場面は悲しかった。 最後に、長い「おわりに」がある。一豊と千代の別れの場面は、自分のなかでは司馬遼太郎の作品中、一二を争うぐらい感動の場面だ。
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土佐を得てからのすれ違いが凄まじい。 二人三脚でどうこうなるレベルを超えて出世してしまうと、自らの支えがなんだったのか分からなくなるほど眼が曇るのかと思うと、なんとも虚しく感じてしまう。 関ヶ原までは秀逸そのものだったと思う。
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歴史長編小説。 四巻やっと読めました。 律儀だけが利点の旦那(この言い回しは何度も出てくるが、作者が結構歴史人物をディスっていて最初驚いた) を一国の主へと上手に導いていく千代の賢さが面白かった。 これは、会社の上司に対しても使えるかも、などと勉強になりました。 これから先ど...
歴史長編小説。 四巻やっと読めました。 律儀だけが利点の旦那(この言い回しは何度も出てくるが、作者が結構歴史人物をディスっていて最初驚いた) を一国の主へと上手に導いていく千代の賢さが面白かった。 これは、会社の上司に対しても使えるかも、などと勉強になりました。 これから先どうなっやって出世していくのだろう、とワクワクしながら読んだ一巻が1番面白かった。 以前NHK大河ドラマにもなったそうですが見たかったなぁ。
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