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「愚直」論 の商品レビュー

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56件のお客様レビュー

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2009/10/07

松下の技術者、ハーバードビジネススクール卒業、BCG(ボストンコンサルティンググループ)、アップル、コンパックを経て、HPという会社の社長になるまでを仕事一筋で貫いてきた桶口泰行氏の自叙伝である。 横棒で幅広い知識や人脈を有しながらも、縦棒で自分の強みとなる領域を深いレベルで理解...

松下の技術者、ハーバードビジネススクール卒業、BCG(ボストンコンサルティンググループ)、アップル、コンパックを経て、HPという会社の社長になるまでを仕事一筋で貫いてきた桶口泰行氏の自叙伝である。 横棒で幅広い知識や人脈を有しながらも、縦棒で自分の強みとなる領域を深いレベルで理解するT字型人間こそ、激動の時代に必要とされることをご自身の経験から学ばれたそうだ。 社長になった今でも常に志を高く持たれているのが素晴らしいと思う。

Posted byブクログ

2009/10/04

外資でも実績を持つプロの経営者。 産業再生機構がダイエーを再建する際に 数ある経営者の中から白羽の矢を立てた人物。 わざわざ外資から引き抜いて呼び寄せる程の 経営者はどんな人か気になったので読んだ。 英会話ができないのにハーバード大学の MBA留学をした時の体験談...

外資でも実績を持つプロの経営者。 産業再生機構がダイエーを再建する際に 数ある経営者の中から白羽の矢を立てた人物。 わざわざ外資から引き抜いて呼び寄せる程の 経営者はどんな人か気になったので読んだ。 英会話ができないのにハーバード大学の MBA留学をした時の体験談、コンサル時代に過労と ストレスで座ったまま失神した時の経験談等など、 様々な困難と経験が現在に繋がっていることが 理解できた。 頭がいい上に回転が速く、相当な経験を積んだ タフガイでなくては、プロの経営者として通用 しないことを教えてくれる。 一方で、自分の環境を常に高い位置にもって行き、 そこに自分をあわせることでレベルアップしている ところは、理想的な働き方だ。 つらくて不満があるから転職するのではなく、 さらに自分を向上させるための前向きな転職を するべきという著者の価値観に共感した

Posted byブクログ

2009/10/04

著者のキャリアの棚卸しを書いた本。技術者からハーバードMBA取得、そして社長になるまでを本人の言葉で書いたものなので、かなり説得力がありました。前に読んだホッピー副社長の本と同じような書き方ですね。非常に参考になりました。

Posted byブクログ

2009/10/04

とてもやる気にさせてくれる本です。仕事には「熱意」「本気」が必要。熱意×経験がその人の成長となる。熱意が少なければ成長度合いも低い。もうひとつ共感したのは「給料はお客様からもらっている」という考え方。顧客満足なくして企業の発展はありえない。納得です。

Posted byブクログ

2009/10/04

著者は現在のマイクロソフト、日本支社の社長さんでいらっしゃいます。 ただこの人がどんな人なのかを知りたくて読んでみたんですが、 とても勉強になりました。 本当にいろいろ考えながら、考えさせられながら読みました。 とても向上心の強い人なんだと思う。 松下電器に入社する前の...

著者は現在のマイクロソフト、日本支社の社長さんでいらっしゃいます。 ただこの人がどんな人なのかを知りたくて読んでみたんですが、 とても勉強になりました。 本当にいろいろ考えながら、考えさせられながら読みました。 とても向上心の強い人なんだと思う。 松下電器に入社する前の彼はどうだったのか、もう少し知りたい。 樋口さん、とてもカッコイイ。見た目も実際30代後半に見えます。

Posted byブクログ

2009/10/09

開始:20050701、完了:20050701 元ダイエー社長(現マイクロソフトジャパン CEO)の樋口泰行氏の1冊目の著書。経営者を目指すエンジニアにすすめる。普通のエンジニアがどのようにして、経営者になるまでになったのかがすごくよく伝わってくる。特にハーバードビジネススクー...

開始:20050701、完了:20050701 元ダイエー社長(現マイクロソフトジャパン CEO)の樋口泰行氏の1冊目の著書。経営者を目指すエンジニアにすすめる。普通のエンジニアがどのようにして、経営者になるまでになったのかがすごくよく伝わってくる。特にハーバードビジネススクールにおける経験について書かれた内容は、同じハーバードビジネススクールについて書いた「ハーバードMBA留学記(岩瀬大輔氏)」とはおよそかけ離れた内容となっている。まさしく"修羅場"をくぐりぬけてきた結果の成長があったのだと思う。そして、その"修羅場"を自ら求める姿勢は見習いたい。それと、"現場"重視の姿勢、これが人を動かしていくには不可欠ということがよくわかる。また少しずつスコープが拡がって行く様子がよくわかる。技術者→研究開発→MBA→コンサルの成果主義→アップルの営業→コンパックの働いて楽しい組織→HPの経営、と。しかし、本当に社長になる直前まで、部下は30人だけだった、というのがすごい。そして、本人が自己をして「正義感の強さ」と「馬力の強さ」といっている。共感を覚える。モチベーションがあがる1冊だ。 以下メモ。「成長は熱意と経験の掛け算」「高いマインド、スコープを拡げる」「溶接機事業部」「焦燥感が毎日襲ってくる」「逃げるべきかいまの場所で頑張るべきか」「前向きのやめ方と後ろ向きのやめ方」「T字型人間」「デジタル3年、アナログ5年、高周波10年」「メーカーというものがどのおような機能が集まって成立しているか肌で習得」「1つの産業を理解していればそれとの比較で別の産業をみることもできる(スコープの拡がり)」「自分が正しいこと、すなわち1つしかない真実を語り続けていれば、コミュニケーション力がなくても最後には勝つことができる」「学べることはいくらでもある」「松下、それはしゃかいの役に立つか?」「若き日々に松下の組織風土の中で働けたことは得がたい経験」「ビジネスの基本、企業人の基本はすべて松下で学んだ。米国でもIBM、GE、P&Gの出身者は、企業人としての基本ができているから、転職後も活躍できる。大企業の長い歴史の中で培われた精神的・文化的な土壌に触れることで学べることは多い」「エッセイ、自分史を綴る」「語学力・スコープの拡がりは短期間の努力でどうにかなるものではない」「技術者としての狭い視点から良いものを安く作れば売れる」「ビジネススクールは勉強をしにいく場」「自分自身が成長できる環境は自ら手に入れるべき」「現場の気持ちがわかることは必ずしもコンサルタントに求められていない。既存のしがらみに捉われずに純粋理想的提案を聞きたい経営者が多い」「本当の意味でクライアントと同じ船にのってない」「35歳で本当に強みとなる分野がないことが弱点のように思えた」「社長とは皿回しのようなもの」「ビジョンやスローガンは抽象的すぎても具体的すぎても社員に届かなくなる」「熱い思いを伝える」「給料はお客さまからいただいている」「仕事は自ら創るもの」「自分より一段上の仕事」「実績もないのに、勝負、勝負、と叫んでも狼少年にすぎない」「面倒な相手に出会った歳にデータベースを蓄積するチャンス」「仕事に前向きな人ほど悩む」「若い頃のつらい体験がいずれ人をマネージする立場になったときに必ず役に立つ」「1つの仕事最低3年頑張る」「答えは全て現場にある」「リーダー自身がどれだけビジネスの現場で格闘してきたか」

Posted byブクログ

2009/10/04

2007.8.14: 樋口さんの今までの人生に沿うような形で書かれています。友達に薦められて買ったのですが、今ではこの人をとても尊敬しています。今まで何冊か経営者の方の本を読みましたが、みなさん「すごい人たちだ。」、「根本から何かが違うような気がする」といつも思ってしまい、自分は...

2007.8.14: 樋口さんの今までの人生に沿うような形で書かれています。友達に薦められて買ったのですが、今ではこの人をとても尊敬しています。今まで何冊か経営者の方の本を読みましたが、みなさん「すごい人たちだ。」、「根本から何かが違うような気がする」といつも思ってしまい、自分はこのような人にはなれない、といつも考えていました。 しかし、この人は自分もできない人間だ、というようなことを何度か言われています。たとえば、 ・MBA留学時に(英語の授業なので)「先生が何を話しているのかわからなかった」 というコメントを残しています。このような一言一言が僕に勇気を与えてくれました。 今後の自分の人生に生かせるフレーズを何個も見つけました。 たとえば、 ・「ビジネスを通して自己実現するんだ、という高い志を持って努力することにより、初めて思い通りの人生が描かれるのではないか」 いつかこんな人になりたい、と思う初めての人です。僕の大切な本です。

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2009/10/07

松下の技術屋から、MBAをとって、外資に転職して、BCG、HPなどを渡り歩いている。そこまでアタマ良いとかいう人ではないんだろうけど、目の前の仕事を愚直にやりぬく事と、高いマインドを常に維持していくことでキャリアアップを達成している姿は参考になるし、やればできるのだなという希望も...

松下の技術屋から、MBAをとって、外資に転職して、BCG、HPなどを渡り歩いている。そこまでアタマ良いとかいう人ではないんだろうけど、目の前の仕事を愚直にやりぬく事と、高いマインドを常に維持していくことでキャリアアップを達成している姿は参考になるし、やればできるのだなという希望も感じられる気がする。 目の前の仕事に嫌気がさしたときに、自分は何がしたいのかわから無くなった時に読んでみるといいかも。

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2009/10/07

樋口さん、絶対Mです。 あほなくらい自分をいじめています。 すさまじい努力家です。 ちょっと寂しい人でもあるかもしれません。 家族が良く付いてきたなって思います。 自分もがんばろうって思います。 同じ人生はまねはできません。 でもその必要もないと思います。 皆が、...

樋口さん、絶対Mです。 あほなくらい自分をいじめています。 すさまじい努力家です。 ちょっと寂しい人でもあるかもしれません。 家族が良く付いてきたなって思います。 自分もがんばろうって思います。 同じ人生はまねはできません。 でもその必要もないと思います。 皆が、皆の「愚直」な生き方をすればいいってことを、 教えてくれる本だったからです。

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2009/10/04

元ダイエー社長、樋口さんの本。 ダイエー社長時代、講演を聞きに行ったことがある。 非常に、身近な感じを受ける方だった。 非常におもしろかったため、引き込まれ、読むのに時間がかかってしまった。 もともと技術者で、経営者となった方で、非常に共感を覚える。仕事観も、すっと入ってくる...

元ダイエー社長、樋口さんの本。 ダイエー社長時代、講演を聞きに行ったことがある。 非常に、身近な感じを受ける方だった。 非常におもしろかったため、引き込まれ、読むのに時間がかかってしまった。 もともと技術者で、経営者となった方で、非常に共感を覚える。仕事観も、すっと入ってくる。 仕事をする上で、たくさん必要なことはあるが、大事なのは「マインド」 これは、私が尊敬するビジネスマンは、みんな言っている。常に心に留めて、行動することが大事だと思う。

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