「愚直」論 の商品レビュー
日本人で有名な経営者と言えば、ソフトバンクの孫正義さんや、ファーストリテイリングの柳井正さんあたりになるのだろうか。 本書を書かれた樋口泰行さんは、前述の方々のような派手さはないが、如何にも日本人らしくコツコツと努力を積み重ね、トップまで上り詰めた日本有数の経営者のお一人だと思う...
日本人で有名な経営者と言えば、ソフトバンクの孫正義さんや、ファーストリテイリングの柳井正さんあたりになるのだろうか。 本書を書かれた樋口泰行さんは、前述の方々のような派手さはないが、如何にも日本人らしくコツコツと努力を積み重ね、トップまで上り詰めた日本有数の経営者のお一人だと思う。著書からも、その実直なお人柄がよく表れている。また、ご自身もまだまだ成長しなければならないと感じておられるところに、世間一般の会社員からも親近感がわくように感じられる。 しかし、やはりそんじょそこらの人とはキャリアが大きくかけ離れている。驚くべきは、30代後半からの数々の外資系企業でのご活躍である。お人柄は至って純日本人のようだが、外資系企業で働くなかで、グローバルに活躍できるスキルを獲得された。その手腕を生かして、ダイエーの再生にも白羽の矢が立つことになる。幾度か外資系企業の転職を繰り返し、日本企業のトップとして日本経済の復興にも貢献された稀有な人かと思う。 年齢はどうやっても取り返せないけれども、私も樋口さんのように、とにかく目の前の仕事に真摯に取り組んでいこうと思った。
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筆者の仕事・キャリアについての考え方が凝縮された一冊。華々しいキャリアの裏にあった、挫折や苦しみ、そしてそこからの飛躍が赤裸々に描かれている。目の前の仕事から決して逃げず、徹底的に向き合うことの大事さを改めて思う。これから働いていく中で、本書を自分の「精神的支柱」にしたい。
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26.10.T字型の人間になろう。何事も真摯に。変人論?も読みたくなった。ハーバードはかなりの激務なんだそーだ。
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この本は樋口さんのこれまでの社会経験を通して、 ビジネスマンとして生きていくために非常に重要なエッセンスが詰まっている。 経歴だけを見ると常人では達しえないようなキャリアを歩んでいる樋口さんだが、 その時々でどのようなことを考えながらキャリアを歩んできたのか、 驕ること...
この本は樋口さんのこれまでの社会経験を通して、 ビジネスマンとして生きていくために非常に重要なエッセンスが詰まっている。 経歴だけを見ると常人では達しえないようなキャリアを歩んでいる樋口さんだが、 その時々でどのようなことを考えながらキャリアを歩んできたのか、 驕ることなく等身大の目線で書かれている。 いくつもの会社を渡り歩き、ビジネススクールにも通った樋口さんならではの 多面的で内容に富んだ一冊である。 非常に身に染みる一冊だった。
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現マイクロソフト日本法人社長が、日本hpの社長になった直後に出版された一冊。 この本を書いたあと、hp社長を任期半ばで退任し、産業再生機構傘下に入ったダイエーの社長にヘッドハントされ、志半ばで実質退任させられ、現在に至るというところなのですが、それはそれ、どういう過程でhp社長に...
現マイクロソフト日本法人社長が、日本hpの社長になった直後に出版された一冊。 この本を書いたあと、hp社長を任期半ばで退任し、産業再生機構傘下に入ったダイエーの社長にヘッドハントされ、志半ばで実質退任させられ、現在に至るというところなのですが、それはそれ、どういう過程でhp社長にまで至ったか、が事細かに記載されていました。 こう見えても人一倍上昇志向の強い私ですので、どうすればああなれるんかな、というのは非常に興味深いところだったんですが、この人の場合は、血を履くような努力をしているんだなぁというのが分かりましたし、見た目ほどスマートな生き方をしてきたわけでもないことがよくわかります。 このような人がMSのようなグローバル企業で、単なる日本のトップではなく、経営決定に大きく関与する立場になって欲しいなぁと思うのは私だけではないはず。同じことを真似はできないですが、この人が何歳の時にどうしていたか、というマイルストン計測の上では非常に参考にしたい方ですね。
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読んで良かったです。この本では著者のスコープ(視野)の広がりが読み手としても実感できます。 MBA取得の話はとても感動しました。MBA取得の流れも細かく書いてありながら、著者の取得までの苦しみ、特に英語が聞き取れないことに対する苦しみが伝わってきました。留学するまでの厳しい審...
読んで良かったです。この本では著者のスコープ(視野)の広がりが読み手としても実感できます。 MBA取得の話はとても感動しました。MBA取得の流れも細かく書いてありながら、著者の取得までの苦しみ、特に英語が聞き取れないことに対する苦しみが伝わってきました。留学するまでの厳しい審査や授業の厳しいシステムを知ることができただけでもこの本を読んだ価値がありました。MBA取得がここまで難しいことを初めて知りました。 その他にも戦略的コンサルタントの仕事の業務も少し分かり、著者が倒れるほどしんどいものであること、海外だからか3年で辞める風習があるなども知りました。 著者は努力の塊であり、数々の困難を乗り越えてきたことが分かりました。そしてその困難を乗り越えるときの心構えや、考え方など見習うべき点は非常に多かったです。
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今の仕事に閉塞感を感じる人には超絶オススメ。経歴だけ見ると凄くエリートに見えるが、タイトルの通り愚直に進んできた結果、今の著者がいる。仕事を頑張る気がふつふつと湧いてくる本。本当にお勧め。
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「T字型」人間になりなさいと。「T字型」人間とは、横棒で幅広い知識や人脈を構築しながらも、縦棒で自分の強みとなる領域を深いレベルで理解していること。
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バイブル。 読みやすく一気に読めた。 正直運の要素も強いと思ったが、それでもこの生き方にあこがれると思った。 多くは語れない。とにかく読んでほしい。
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ヒューレットパッカード社長の樋口さんの自伝。 自分の転機をどんなふうに捉え、どう考えて、どんな行動をしてきたかがよくわかる。 「自分自身はできない人」のように書かれているが、阪大卒だし、最初からTOEFLで550点取れたり、ボスコンの筆記試験を基本的な問題と言えちゃったりするんだから、やっぱり基礎能力の高い人なんだと思う。 壁や転機に直面した時に、引かずに挑戦していけるだけのマインドだけでなく、基礎能力があるレベルにある必要があるのだと思う。
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