虹 の商品レビュー
東京のタヒトアンレス…
東京のタヒトアンレストラン「虹」に勤める主人公の東京の過去とタヒチでの現在が交錯しながら進む物語。研ぎ澄まされた文章が読んでいて心地よい。
文庫OFF
読み終わったら旅行し…
読み終わったら旅行したくなります。 タヒチは想像するだけできれいです。 本当に、きれいな想像をさせる文章だと思います。
文庫OFF
世界の旅シリーズの中…
世界の旅シリーズの中では、それほど完成度は高くないと思いますが、浮ついたりせず、真摯に生きようとする姿勢、自分と恋、などの気持ちのゆれとそれを繊細に描く文章にはやはりみせられます。
文庫OFF
世界の旅シリーズは、…
世界の旅シリーズは、読んだ後に本当に現地に行ってみたくなります。
文庫OFF
初期作品(「キッチン…
初期作品(「キッチン」「TSUGUMI」「白河夜船」「N・P」など)の作品は良いと思うのですが、この著者は性描写や恋に落ちていく男女を描くのが上手くないですね。それから主人公がわりに達観したものの見方をするからか、少々説教じみていて鼻につくところがあります。
文庫OFF
これは好みの問題ですが、表紙以外はいつも心からだいすき。 上下も関係も複雑な男女 でも、だからこそ惹かれあったんじゃないかなぁ、と思います。主人公の思春期のような気持ちの伝えようにやきもきしました どんな形であれ幸せになれるといいな、猫と植物と。
Posted by
吉本ばななの作品は、最近のものになるほど前向きになってくるのだろうか。 アムリタの時ほど、作者もどん底ではなかったんだろうな、どん底からもいつかは這い上がれるものなんだろうな、となんか、安心した。 もっと最近のも読んでみたいなぁ。 タヒチみたいなところにも行ってみたい。
Posted by
久しぶりの吉本ばなな。 メンタルがやられてて、ビジネス本がちょっとしんどいときに読むと良い。 と感じながら読んでたら、同じような感想の人が多くて嬉しくなった。いろんな人の精神安定剤になってる。 ラストはいまいちだったけど、キッチンやってNPなんかを読み返してみたいと思った。
Posted by
《自分以外の人がお湯を沸かす蒸気が部屋に満ちていくのも 、あたたかい感じがした 。》とか《サラダ油の下にしいてある広告の紙さえ 、その折り方に母のたたずまいを感じさせた 。》とか 彼女の文章は「日常の優しい感じ」を発見するヒントに溢れている そして発作的に後戻りできない行動を起こ...
《自分以外の人がお湯を沸かす蒸気が部屋に満ちていくのも 、あたたかい感じがした 。》とか《サラダ油の下にしいてある広告の紙さえ 、その折り方に母のたたずまいを感じさせた 。》とか 彼女の文章は「日常の優しい感じ」を発見するヒントに溢れている そして発作的に後戻りできない行動を起こし決意を宣言する 《私の目に涙がにじみ 、もうなにがどうでもいいのだと思った 。真実が将来を切り開くだろう》という風に
Posted by
海外旅行が縁遠くなって早2年、こういう旅がテーマの小説が身に染みる… タヒチの美しい情景と瑛子の揺れ動く心情が繊細に描かれる、吉本ばななワールド。南の島にめちゃくちゃ行きたくなる。私もラグナリウムしてみたい。檸檬色の鮫見てみたい。 とても好きだったので、同シリーズでドゥマゴ文学賞...
海外旅行が縁遠くなって早2年、こういう旅がテーマの小説が身に染みる… タヒチの美しい情景と瑛子の揺れ動く心情が繊細に描かれる、吉本ばななワールド。南の島にめちゃくちゃ行きたくなる。私もラグナリウムしてみたい。檸檬色の鮫見てみたい。 とても好きだったので、同シリーズでドゥマゴ文学賞とった「不倫と南米」も購入!読むのが楽しみ。
Posted by