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秘密の花園(上) の商品レビュー

4.2

25件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2024/06/27

「その庭のことを考えるとき、メアリは『秘密の花園』と呼んでいました。その名前が気に入っていました。もっと気に入っているのは、美しい塀の中に入ってしまうと、メアリがどこにいるのかだれにもわからないと感じることでした。」 はじめは、気の毒なメアリ、と思いながら読んでいたのだけど、マ...

「その庭のことを考えるとき、メアリは『秘密の花園』と呼んでいました。その名前が気に入っていました。もっと気に入っているのは、美しい塀の中に入ってしまうと、メアリがどこにいるのかだれにもわからないと感じることでした。」 はじめは、気の毒なメアリ、と思いながら読んでいたのだけど、マーサが出てきてからはワクワクが止まらず。 マーサってなんて素敵な人なんだろう。 心を開いてまわりを見守る大切さに気がついて、どんどん解き放たれていくメアリを見ていたら、やっぱり自然のものの素晴らしさを尊敬するみたいに思ってしまいます。 ずっと何度も読み返したい。

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2022/05/26

日々の暮らしの中の小さな幸せに気づかせてくれる。そして、夢中になれることを見つけた時強い力がエネルギーの泉のように湧き出てくる。 若き子供たちに力を貰えた。

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2022/05/16

 小学生の頃1度読んだかどうかで、内容はほぼ覚えていない。屋外で焼き芋の要領でじゃがいもを焼くシーンがあった気がするのだが、給食前に読んでいたせいで強烈に記憶に残っている。じゃがいもシーンは下巻かな?  誰からも愛されず育ったメアリが、ミスルスウェイト屋敷の豊かな自然や世話役のマ...

 小学生の頃1度読んだかどうかで、内容はほぼ覚えていない。屋外で焼き芋の要領でじゃがいもを焼くシーンがあった気がするのだが、給食前に読んでいたせいで強烈に記憶に残っている。じゃがいもシーンは下巻かな?  誰からも愛されず育ったメアリが、ミスルスウェイト屋敷の豊かな自然や世話役のマーサとその弟・ディコンのおかげで明るく活発になっていく。同じく親からの愛情を知らずに育ったコリンと出逢ったところで下巻へ。愛されること、外で遊ぶこと、同世代の子どもとの交流等がいかに大事か、マーサのお母さんじゃなくてもよくわかる。

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2021/04/13

前半面白味を感じず、なかなか読み進められない。 悲惨な環境でねじ曲がった性格がイギリスの広大な屋敷と自然と人に触れスクスク育つメアリ。 秘密の扉、庭、子ども…秘密にワクワクする年頃には刺さるのだろうか? 後半次第だが、今はさほど好きな作品ではない。

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2021/01/05

原書を読んでから、和訳版も気になって読んでみた。ヨークシャー訛りはこんな風に訳すのね、ととても面白かった。 英語では読み取れなかった細かいニュアンスも分かって、良い復習になった。

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2020/05/25

性格が悪くて、容姿が優れてない女の子が主人公なだけで☆5! 庭をきれいにしていく過程も面白いので是非。鍵と秘密は、最高のアイテム。

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2016/08/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

イギリス出身バーネットの名作児童文学。 あらすじ インドで甘やかされてわがままに育ったメアリ。両親を病気で亡くし、イギリスの田舎のおじさんの家にひきとられた。そのお屋敷には、秘密が多く、一番大きな謎は、十年間誰も入ったことがないという「秘密の庭」だった…。 ストーリーうろ覚えだった。上巻は、わがままでひよわなメアリーが、どんどんイギリスの田舎の荒野・ムアの影響で、元気になっていく様子。お屋敷の人は方言なんだけど、日本語訳ではちょっと東北なまりっぽくて、素朴な感じ。

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2016/08/06

小学生くらいのときに読んだけど、当時はあまりぴんとこなかった。 思えば、当時の私は遠い国の邸宅やどこまでも続く荒野など写真でも見たことはなく、当然、そういう土地に建つ立派なお屋敷のお庭なんて全く想像できなかったもんなあ。 今でも実際にこの国に足を踏み入れたことはないが、幸いこの国...

小学生くらいのときに読んだけど、当時はあまりぴんとこなかった。 思えば、当時の私は遠い国の邸宅やどこまでも続く荒野など写真でも見たことはなく、当然、そういう土地に建つ立派なお屋敷のお庭なんて全く想像できなかったもんなあ。 今でも実際にこの国に足を踏み入れたことはないが、幸いこの国の映画は何本も見ている。大いに想像力の助けになった。

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2014/06/15

『秘密の花園』を読むのは10年以上ぶり。この前、読んだ『庭師の娘』を読んで、読みたくなってページをめくる。イギリスに行ったことはないけれど、ぱっと情景が思い浮かぶ。庭いじりというより庭づくりを通して、成長していくメアリー。下巻を早く手に入れなくちゃ!それにしても、私もコマドリとお...

『秘密の花園』を読むのは10年以上ぶり。この前、読んだ『庭師の娘』を読んで、読みたくなってページをめくる。イギリスに行ったことはないけれど、ぱっと情景が思い浮かぶ。庭いじりというより庭づくりを通して、成長していくメアリー。下巻を早く手に入れなくちゃ!それにしても、私もコマドリとお友達になりたいぞ。

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2013/04/23

言わずと知れた名作ですね。どこかの大学の過去問にこの作品を扱った評論が掲載されていました。作者はだれか忘れてしまったけど、この作品の魅力は人はなぜ「秘密」を持ちたがるかが分かること、だそうです。確か。 登場人物が増えてくる中盤からが、ファンタジーを読んでいるような感じがしてわくわ...

言わずと知れた名作ですね。どこかの大学の過去問にこの作品を扱った評論が掲載されていました。作者はだれか忘れてしまったけど、この作品の魅力は人はなぜ「秘密」を持ちたがるかが分かること、だそうです。確か。 登場人物が増えてくる中盤からが、ファンタジーを読んでいるような感じがしてわくわくします。整備されていない、自由で自然な姿の庭園を想像するとわくわくします。ムアの森にも行ってみたくなる。

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