寺山修司少女詩集 改版 の商品レビュー
優しい音が、美しい言…
優しい音が、美しい言葉を伴って流れていきます。ほんわりとふっくらした幼女のような、そんな詩集です。
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本当に少女が書いたと…
本当に少女が書いたと思ってしまうような、繊細な感性あふれる詩集。
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少女というタイトルに…
少女というタイトルに相応しく、寺山修司のメルヘン性が現れた詩集です。
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初めて読んだのに懐かしい感覚になった。少女への解像度が高い。あどけなさも無邪気さも妖艶さもみずみずしさも痛々しさも、全て数行の文章に、文字に閉じ込めてる。お気に入り書籍。
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ファンタジーな雰囲気のなかに妙にリアリティのあるワードが混ざり込んだりして、なんとも不思議な雰囲気の詩集でした。ひたすら鰐を飼ってみたりしていて、宝石について執着していて、着飾ることを覚えた少女たちがいろんな大人になっていく様子が詰まっているというか。 前半よりも後半の詩のほうが...
ファンタジーな雰囲気のなかに妙にリアリティのあるワードが混ざり込んだりして、なんとも不思議な雰囲気の詩集でした。ひたすら鰐を飼ってみたりしていて、宝石について執着していて、着飾ることを覚えた少女たちがいろんな大人になっていく様子が詰まっているというか。 前半よりも後半の詩のほうが洗練されていて(読み手の私が作風になれてきて?)読んでいて楽しかった。
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狡猾なんだよひとは。頭の先からてっぺんまで。いろんな敵がいて。わたしの名前にわたしはうつくさをかんじる。生きつづける理由なんてそれだけでいい。病なら病で生きるだけ。
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合唱でおなじみ「カウボーイ・ポップ」「ヒスイ」、 「時には母のない子のように」って寺山修司だったのか。
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寺山修司は詩、短歌ともに瑞々しく、抒情性に富むものだ。「時には母のない子のように」は歌がヒットしたとき母を失ったので心に沁みる。
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これは難解でした…でもわからないのに嫌じゃないというか、そんな心地良さがありました 色んな意味で寺山修司が「言葉の魔術師」と評される所以がわかる一冊。
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私たちが不可能だと思ってることが、詩の世界では可能になるんだなぁと思った。自由を感じることができた。
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