あやし の商品レビュー
江戸時代の不思議な話がいくつか書かれている。 時代物が苦手な私でも、比較的読みやすかった。 怖さもさほどでは無いので、軽く怖い話を読みたい人にはオススメしたい。
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江戸時代物の短編集。宮部みゆき作品ではよくある、幽霊モノ系統。 各話がホラー作品らしい恐ろしさもありつつ、優しさも感じられる面があるなどの二面性を備えた、読みやすい作品であったと思う。
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人の心の闇が怪異になることが現実にあったかも知れないと思えてしまう江戸時代だからこそ成立する物語。 面白いんだけど、やっぱり時代小説には人情を求めてしまいます。
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『きたきた捕物帖』で宮部みゆきの時代物に興味持ち、次はどれにするか迷いこれをチョイス。 『きたきた』とは別物なれど、こういう感じ好きだわ。 人間の心の闇。 断ち切れない何かがまた何か別な物をたぐり寄せる感じ。
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2000年の時代物短編集。再読。三島屋百物語から過去の宮部時代小説にもどる。文体がスムーズで美しい。会話調主体ではないためページ全体に文字が見えるが読みにくくないのは独特。一話一話落ちをつけ、わかりやすい。宮部の時代物の中でも、評価が高い作品。
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江戸時代の町民たちの描写が身近に感じられる。 いろんな商売があったんだねー。 あとあじわるいのもあったけど、宮部さんの時代小説は好きです。
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江戸ふしぎ短編集。 不思議だったり、ちょっと怖いお話。 気に入ったのは安達家の鬼、女の首。 どちらも読後感が良かったから。
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周りの空気の温度が下がるような、ヒヤッとする不気味さを帯びた小説でした。 続きが気になって、読むのをやめるタイミングを逃しがちでした。
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宮部みゆきさんらしい作品だと思います。読みやすく、冒頭の一行で引き込まれてしまいます。人の情や黒い心が物語を紡ぎそれに魅力されて読み進めてしまう。 まだまだ、ほかの作品も読んでみたいと思います。
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意外と評価が低くて驚きました。 とても面白い小説でした。 宮部みゆきさんの本は、電子書籍が少ないので、江戸の商人が舞台の「あやし」を選んでみました。 1話1話オムニバスになっていて、とても読みやすかったです。 最初は怨恨の祟り的な話が多かったですが、後半は人情っぽい話や、親...
意外と評価が低くて驚きました。 とても面白い小説でした。 宮部みゆきさんの本は、電子書籍が少ないので、江戸の商人が舞台の「あやし」を選んでみました。 1話1話オムニバスになっていて、とても読みやすかったです。 最初は怨恨の祟り的な話が多かったですが、後半は人情っぽい話や、親子の絆のような話があり、ホロリとします。
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