重力ピエロ の商品レビュー
映画と併せて
穏やかな父と美しい母、仲の良い兄弟。遺伝子よりも強い「最強の家族」の絆が心地よい。連続放火犯を追うミステリ風味だけど、その謎解きよりも魅力的な、軽やかで暖かいドラマがある。読み始めたら止まらない一冊。
abtm
良い兄弟だなあ。お兄ちゃんがお守りがわりだなんてかわいいところもある。 副業で探偵中の黒澤と兄弟のお父さん、かっこいい!
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早い段階から大筋は見えていた。 それでも退屈せずに読めたのは、ユニークで軽快な掛け合いや、話の緻密さゆえだと思う。 ミステリーというよりはヒューマンドラマだと感じた。 彼ら家族はとても強い。 特殊な状況が生んだ特殊な絆だが、かけがえない本物の絆だ。 彼ら兄弟には犯した罪も、これか...
早い段階から大筋は見えていた。 それでも退屈せずに読めたのは、ユニークで軽快な掛け合いや、話の緻密さゆえだと思う。 ミステリーというよりはヒューマンドラマだと感じた。 彼ら家族はとても強い。 特殊な状況が生んだ特殊な絆だが、かけがえない本物の絆だ。 彼ら兄弟には犯した罪も、これからの人生も共に乗り越えてほしい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
伊坂幸太郎先生の世界観はやっぱり好きだし本も読みやすい\(//∇//)\ 今回の話目次を見た時は1話1話が細かいんだなって思ったけど、その1話1話が全て繋がってるのが構造が凄すぎる・:*+.\(( °ω° ))/.:+ 読み進めていくうちに謎解き要素も入っててさらに物語の世界へぐんぐん引き込まれていくΣ੧(❛□❛✿) 学生の頃は生物選択だったから遺伝子とかDNAの話が出てきた時は懐かしくもあり、確かにこんなの習ったなって思ったり⊂((・x・))⊃ 今回は遺伝子はもちろんだけど、繋がってないことの大切さも見に染みちゃうお話( ・∇・) たとえあんなことが起きてもお前は大切な弟だ!的なところは好きだったな(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ そして家族3人相談してなくて偶然似たようなこと考えてるあたりほんとの親子みたいだったよ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) 春の考え方も納得させられる部分があって確かにそんな法律あったら誰も悪さしなくなるかもしれないって思ってしまったd( ̄  ̄)
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20年振りの再読。 こんなに見事な書き出しはないと思う。 随所に現れる伊坂幸太郎的な名句が実に洒落ている。 そして実に多くの偉人の名前が出てくる。ピカソ マイケルジョーダン ゴダール ガンジー チャイコフスキー ヘップバーン グラハムベル ローランドカーク クリントイーストウッド...
20年振りの再読。 こんなに見事な書き出しはないと思う。 随所に現れる伊坂幸太郎的な名句が実に洒落ている。 そして実に多くの偉人の名前が出てくる。ピカソ マイケルジョーダン ゴダール ガンジー チャイコフスキー ヘップバーン グラハムベル ローランドカーク クリントイーストウッド フェルマー メンデル シャガール マイルスデイビス ……。それらが矛盾なく作品全体に織り込められている。発表当時はミステリー的にみられていたかもしれないが、時を経て文学へ昇華したのではないだろうか。
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遺伝子と結びつけたストーリー、非常に面白かったです。 はじめに余談失礼します。 1990年に始まり、2003年に完了が宣言されたヒトゲノム計画ですが、今や薬や個別化医療の分野にとても大きな貢献をしています。 ヒトの遺伝子は、99.9%同じなのに、残りの0.1%が病気のなりやすさや...
遺伝子と結びつけたストーリー、非常に面白かったです。 はじめに余談失礼します。 1990年に始まり、2003年に完了が宣言されたヒトゲノム計画ですが、今や薬や個別化医療の分野にとても大きな貢献をしています。 ヒトの遺伝子は、99.9%同じなのに、残りの0.1%が病気のなりやすさや個性を決めてるのは不思議だなと、この本を読んでいて改めて感じました。 私も、産んでくれた人が親なのでなはなく、育ててくれた人が親だと思っていますので本作を読んでいて所々、共感しながら読みました。 最後のARS、並び替えるとRAS(ラス)になり、これは“がん遺伝子”です。(ちなみに作中に出てくるp53は“がん抑制遺伝子”です。) 流石にそこまで見越してつくった話ではないのかも知れませんが、気づいたときは私も主人公のような高陽感を抱きました(笑)。 ちなみにRASに変異があるかないかで使える薬が変わってきます。 性への哲学的な内容を盛り込みつつも、遺伝子と関連付けたストーリーがとても面白いのでぜひ、読んでみてください。 遺伝子についての例えがわかりやすく、教本として高校生や多くの人に読んでもらいたい一冊です!
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ブックリスト特別企画のお題「読み返したい名作」で選んだ1冊。 伊坂幸太郎作品の中でもとりわけ好きな1冊。 たぶん自分の中では、永遠に伊坂作品NO.1なのではないかと思ってます。 「春が二階から落ちてきた」 この一文を見ると、読み返したくなります。
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またまた黒澤さんに会えて嬉しかったです。 DNAは関係ないと証明できたのはこの家族だったからだろうなと思いました。こんなにも絆の強い兄弟がいるのかと微笑ましくなりました。
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途中から怪しいと思ってたんだよなぁ。 こいつ、なんかめちゃめちゃ知ってね? みたいな。 やっぱそうだったのか。あー。 放火魔のことひどく言ってたのに、心は復讐の気持ちでいっぱいだったんだな。 最後、二階から飛び降りてたけど、2階なら割と死なないんじゃないか。 償おうとしたのか、自...
途中から怪しいと思ってたんだよなぁ。 こいつ、なんかめちゃめちゃ知ってね? みたいな。 やっぱそうだったのか。あー。 放火魔のことひどく言ってたのに、心は復讐の気持ちでいっぱいだったんだな。 最後、二階から飛び降りてたけど、2階なら割と死なないんじゃないか。 償おうとしたのか、自分が傷つけてしまった人たちに。 嫌になったのか、復讐は何も残らないことに。 DNAってランダムに受け継がれるものだから、自分に悪魔が潜んでるかいないかなんて分からないのに。
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連続放火事件。現場近くには謎のグラフィティが残される。そこにある秘密が明らかになった時、事実が浮かび上がる。仲の良い兄弟が追いかける真実の行方は?半分だけ血の繋がった弟の本当の父親はレイプ魔の少年。それでも愛情深く暖かく育てられた春。矛盾の出生に悩む彼の心は危うい。遺伝子は環境以...
連続放火事件。現場近くには謎のグラフィティが残される。そこにある秘密が明らかになった時、事実が浮かび上がる。仲の良い兄弟が追いかける真実の行方は?半分だけ血の繋がった弟の本当の父親はレイプ魔の少年。それでも愛情深く暖かく育てられた春。矛盾の出生に悩む彼の心は危うい。遺伝子は環境以上に繋がっていくのだろうか。重いテーマでも軽快なストーリーで、途中までは楽しく読めました。ラストがモヤっとしてしまって、なんだかスッキリしなかったです。
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