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巨流アマゾンを遡れ の商品レビュー

3.8

44件のお客様レビュー

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2012/06/11

高野秀行文庫制覇まであともう少し。 いつも同じことを書くけれど、とにかく、別に旅好きでもないし、冒険なんてとんでもないと思っているわたしでも、高野さんの本はどれもこれもおもしろい。高野さんの文章が好きなんだろうな。

Posted byブクログ

2012/05/26

旅行記として随一の面白さを誇る高野さんのアマゾン河を河口から源流まで遡る話。 ホント面白いの一言ですね。ただの体験談を書いてるだけのはずなのに、そこに現れる一癖も二癖もある現地人やアクシデントがとにかく面白おかしく書いてあります。そういう面白い出来事に遭遇するのは、作者自身がそう...

旅行記として随一の面白さを誇る高野さんのアマゾン河を河口から源流まで遡る話。 ホント面白いの一言ですね。ただの体験談を書いてるだけのはずなのに、そこに現れる一癖も二癖もある現地人やアクシデントがとにかく面白おかしく書いてあります。そういう面白い出来事に遭遇するのは、作者自身がそういう変人であるからに違いないw そしてそれをテンポよく読ませる筆力は素晴らしいですね。宮沢さんの件とかもう最高すぎます!! とにかくすぐ行動に移す行動力と、現地人と打ち解けるコミュ力がすごい! こういう面白い旅行記を読むと、自分もそれを体験した気になりますし、どっか知らない辺境の地へと行きたい衝動に駆られます。 この旅行記が元々ガイドブックとして出版されたというのは驚きですね。あまり参考にはなりませんねw アマゾンの自然の壮大さもそうですが、やはり文化といったものは人ありきなのだなぁって思いました。

Posted byブクログ

2012/04/18

元々ガイドブック、というか地球の歩き方の別冊だったんですね。高野氏は「通常の交通手段で行ける行程」と力説してますが、行こうとは思いませんね、普通(笑) 他の作品と比べるとキレとパワーに欠ける感は否めませんが、破天荒な行動力の面白さはいつもどおりです。特に逆ルートで回った友人との...

元々ガイドブック、というか地球の歩き方の別冊だったんですね。高野氏は「通常の交通手段で行ける行程」と力説してますが、行こうとは思いませんね、普通(笑) 他の作品と比べるとキレとパワーに欠ける感は否めませんが、破天荒な行動力の面白さはいつもどおりです。特に逆ルートで回った友人との再会のエピソードは爆笑です。

Posted byブクログ

2012/03/20

同じ旅行記書いてる宮田珠己さんに文体が似てて冷静なかんじですけどおもしろい。 最後のアトガキのあたりもおもしろかったです。 南米は言ったことないけどピラニア定食とかどんなんなんかなぁ。

Posted byブクログ

2011/03/13

河口幅320キロ、全長6770キロ、流域面積は南米の4割にも及ぶ巨流アマゾン。地元の船を乗り継ぎ、早大探検部の著者は河をひたすら遡る。行く手に立ちはだかるのは、南米一の荒技師、コカインの運び屋、呪術師、密林の老ガイド、日本人の行商人...。果たして、最長源流であるミスミ山にたどり...

河口幅320キロ、全長6770キロ、流域面積は南米の4割にも及ぶ巨流アマゾン。地元の船を乗り継ぎ、早大探検部の著者は河をひたすら遡る。行く手に立ちはだかるのは、南米一の荒技師、コカインの運び屋、呪術師、密林の老ガイド、日本人の行商人...。果たして、最長源流であるミスミ山にたどりつけるのか。波瀾万丈の「旅」を夢見るあなたに贈る爽快ノンフィクション。

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2011/03/01

辺境探検家、高野さんのアマゾン川をめぐる旅。何度読んでも飽きない。最初は「地球の歩き方」から出版されていた、との行にビックリ。地球の歩き方、勇気あるな~。

Posted byブクログ

2010/12/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

辺境作家 高野秀行さんの 初期の紀行文である。 河口から源流に向かってさかのぼっていくのだが 適当な力の 抜け具合と そこで何が起こっているのか観察する眼力はさすがだ。 ただ もっと大変な アマゾン物を読んだ あとから振り返ると あくまで 交通の発展している ところをや文明化されたジャングルツアーであったり、巨象をなでている感じは否めない。 ただ アマゾンというところ なでている分には良いが 一歩でも入ると 何が起こるかわからない恐ろしいところなので この位の冒険が 良いのかも知れない。 読んだだけで 旅行に行った気分にさせる 筆力はさすが。

Posted byブクログ

2010/11/14

10年以上前のアマゾン紀行。著者は早稲田大学探検部を卒業したばかり。アヘン王国への潜入や、西南シルクロードを踏破するずっと以前の話である。 フリーカメラマン氏とアマゾンの最河口からペルーの山奥の源流までを普通の船を使って遡る。しかしまあ普通に遡っているようで、あちこちに立ち寄って...

10年以上前のアマゾン紀行。著者は早稲田大学探検部を卒業したばかり。アヘン王国への潜入や、西南シルクロードを踏破するずっと以前の話である。 フリーカメラマン氏とアマゾンの最河口からペルーの山奥の源流までを普通の船を使って遡る。しかしまあ普通に遡っているようで、あちこちに立ち寄っては数週間ずつ費やしてジャングルクルーズや、少数民族を訪ねていくものだから、遡行するのに結局4ヶ月かかっている。旅そのものは、たぶんなんてことはない。アマゾンを個人で旅しているものはみな同様の経験をするのではないだろうか。本にする才能だけが違う。 後の「アヘン王国潜入記」などに続く原点を見ることが出来るような気がする。

Posted byブクログ

2009/10/07

アマゾン川を河口から源流までさかのぼる船旅の記録。もともとは地球の歩き方のムックとして出版されたものらしい。面白い。

Posted byブクログ

2012/01/09

やっぱり面白い。特にペルーからアマゾン入りした後輩が合流したら行商人になっていたくだりは最高だ。また、アマゾンの一部で信じられているブードゥー教というものにも興味が沸いた。

Posted byブクログ