誤訳の構造 の商品レビュー
図書館で借りた。 誤訳の~シリーズ私の2冊目で、刊行順ではこれが最初のようだ。 既に読んだ『誤訳の典型』同様、様々な"誤訳例"が掲載されている本。シリーズ最初とあって、一部、誤訳が紹介されているものの、正訳が明記されていない箇所があり、少々不親切と感じるところ...
図書館で借りた。 誤訳の~シリーズ私の2冊目で、刊行順ではこれが最初のようだ。 既に読んだ『誤訳の典型』同様、様々な"誤訳例"が掲載されている本。シリーズ最初とあって、一部、誤訳が紹介されているものの、正訳が明記されていない箇所があり、少々不親切と感じるところがあった。 誤訳について、品詞ごとに分けて例を示し、正しくは~と解説され、補足説明を加える、という形式が続く本だ。誤訳の内容は、よく見ればうふふと微笑んでしまうものも多い。それでもプロは犯してしまうのだから、翻訳は難しい。 英語の授業が好きだった方なら、シリーズセットで読んでも楽しいかもしれない。
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翻訳の勉強のため。「誤訳の構造」「誤訳の典型」「誤訳の常識」、三部作合わせて、英文解釈に関わる方は必ず抑えておきたい例文がぎっしり。本当に勉強になります。
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色々な小説や評論から、単語レベルの間違いから構文の取り違えまで、原文と表す意味が異なってしまっているものを取り上げたもの。全部で188の例が紹介されており、英文解釈の難しさや奥深さを教えてくれる。難関大の英文和訳の問題で出そうな文もだいぶん含まれており、受験勉強にも役立つ。 ...
色々な小説や評論から、単語レベルの間違いから構文の取り違えまで、原文と表す意味が異なってしまっているものを取り上げたもの。全部で188の例が紹介されており、英文解釈の難しさや奥深さを教えてくれる。難関大の英文和訳の問題で出そうな文もだいぶん含まれており、受験勉強にも役立つ。 主に上級者を対象としたもの。恥ずかしいけれど、半分くらいは原文の意味を自分なりに取るのに精一杯になってしまった。おれは英語を教えている人間なので、とても勉強になる。英語が本当に読めるというのはどれくらいのレベルなのか、教師として目標が分かって、とても有意義だった。 特に、今に始まった話ではないが、「比較」と「否定」のところはとても難しい。No man is less cruel than he.(p.184)みたいな文でも、パッと読んで「彼はとっても優しい」という意味が頭に浮かぶ、というのはどういう感覚なんだろう、と思う。もちろんそうなる理屈は分かるし説明はできても、パッと読んだり聞いたりして即座に、というのが難しい。scarecely lessとか言われたら、だいぶん考えてしまう。あるいはHe is too wise not to understand this.(p.137)みたいなnotが入った時に「彼は賢い」とパッと意味が取れるかどうか。本当に難しい。 著者のような英語感覚を身につけるためには、一体どれくらいの英語を読まないといけないんだろう、と思った。一読しただけでは頭に入りきらない部分も多いし、やっぱり「慣れる」ことが必要だと思うので、英語の部分だけでもサッと読んで正しく意味をとる練習をしようと思う。 ただ何の文脈もないところでいきなり読むという構成は、結構負担が大きかった。英文が提示された後に、その文脈を説明している箇所があるが、できれば文脈の提示があってから英文を読むような形がよいと思った。(17/05/04)
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誤訳、悪訳として「日米の新防衛協力指針」が取り上げられていますが(P.12)、これはお役所文章ですから、 A並びにB及びB' と表現することは「自然で」これは誤訳、悪訳ではありません。 つまり、A=under normal circumstances B=in ca...
誤訳、悪訳として「日米の新防衛協力指針」が取り上げられていますが(P.12)、これはお役所文章ですから、 A並びにB及びB' と表現することは「自然で」これは誤訳、悪訳ではありません。 つまり、A=under normal circumstances B=in case of an armed attack against Japan B'=in situations in areas surrounding Japan Aの状況とB及びB'の状況とはやや異質なグループになりますのでお役所(法律)では「並びに」でグループ分けします。
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タイトルから連想される内容とはちょっと違って、翻訳術というよりも、誤訳を題材にして、文法・語法を英文解釈に展開するための方法論を学ぼうという本。情報量は膨大。 名詞、動詞、仮定法、比較…というオーソドックスな文法書的な章立てで、使いやすい。文法書を傍らに置きながら読むのに便利がい...
タイトルから連想される内容とはちょっと違って、翻訳術というよりも、誤訳を題材にして、文法・語法を英文解釈に展開するための方法論を学ぼうという本。情報量は膨大。 名詞、動詞、仮定法、比較…というオーソドックスな文法書的な章立てで、使いやすい。文法書を傍らに置きながら読むのに便利がいい。 取り上げられている文例は幅広いジャンルから採られているが、軽めの小説が多く、読んでいて飽きない。 引用されている文章が短く、どういう文脈かが分からなくて、文章にすっと入り込めない印象はあった。 もっとも、これは、文脈やニュアンスに頼らずに文法・語法の精密な理解を積み上げて正しい解釈に至る、という本書のコンセプトからすれば、当然のことなのかもしれないけれども。 “ヨツンヴァインになるんだよ”的な誤訳には笑いました。 (第152項"You should be on knees."の誤訳)。
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英語に興味をもって勉強する徒にとって、良書かと思う。というのも、英語を教授にとどまらない魅力を本書は持っているからだ。英語の文法構造を解釈するだけにとどまらず、文脈から考察して「適訳」を示して見せる。それが最適訳かはさておき、本書に書かれている訳出の仕方の一考え方を知ることは損で...
英語に興味をもって勉強する徒にとって、良書かと思う。というのも、英語を教授にとどまらない魅力を本書は持っているからだ。英語の文法構造を解釈するだけにとどまらず、文脈から考察して「適訳」を示して見せる。それが最適訳かはさておき、本書に書かれている訳出の仕方の一考え方を知ることは損ではあるまい。
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英日翻訳をやって難しいのは日本語表現。現地で暮らしていない人間にとってスラングは難しいけど、きちんとした英語だったら辞書に頼ればだいたいは分かるだろう、あとは日本語をどうするかだ、というのが甘い幻想であることを思い知らされる。現在、1日数分、トイレで数項目ずつ読みすすめる本になっ...
英日翻訳をやって難しいのは日本語表現。現地で暮らしていない人間にとってスラングは難しいけど、きちんとした英語だったら辞書に頼ればだいたいは分かるだろう、あとは日本語をどうするかだ、というのが甘い幻想であることを思い知らされる。現在、1日数分、トイレで数項目ずつ読みすすめる本になっている。
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本書は、実際になされた訳業の中から素材を取り、誤訳しやすいポイントを教えてくれる。例文を見て正しい訳を浮かべることができたのは希で、自分の英語力の無さを改めて痛感させられた。一項目ずつ考えて読まなければならないので骨が折れるが、しっかり理解していけば力が付くに違いないと思った。
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