北の狩人(上) の商品レビュー
スリルに満ちたストー…
スリルに満ちたストーリー展開で、思わず読み進んでしまいました。
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今度は誰が新宿に現れ…
今度は誰が新宿に現れたんだろうと、ワクワクして読みました。強靭な肉体、謎の行動と楽しみました。
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大沢ハードボイルド。…
大沢ハードボイルド。北の国から来た男が新宿に挑戦。
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父を殺した人間を捜す…
父を殺した人間を捜すため東京へやって来た田舎の青年を描く。主人公がイマイチ弱いというより脇役が個性が強すぎた。
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秋田から出てきた梶は父親の死の真相を探るため、新宿を訪れる。 10年前に潰れた田代組について調べるうちに関係者が炙り出されてきた。
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そんなにハードボイルド感は無い。ある程度展開も読める。それでも後半はスリリングな展開で一気に読めた。映像化されているならそれも見てみたい。
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タイトルかっこいい。 秋田県警よりも、いっそアイヌとかまで行っても良かったのでは、というくらいスマートに肉体的強さを見せつける主人公。Audibleのせいもあってアクション映画を観ているような気分にさせられる。 銀座の怖さが嫌というほど出てくるので、小心者の私はもう東京行けないな...
タイトルかっこいい。 秋田県警よりも、いっそアイヌとかまで行っても良かったのでは、というくらいスマートに肉体的強さを見せつける主人公。Audibleのせいもあってアクション映画を観ているような気分にさせられる。 銀座の怖さが嫌というほど出てくるので、小心者の私はもう東京行けないな…。
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audible 。いや面白い。何とも魅力的な主人公は文句なし。すぐ下巻をと思ったがaudible は7月まで待たなきゃいけないとわかってガックリ。図書館へ行かなきゃ。
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▼「北の狩人」大沢在昌。初出1996中日スポーツ新聞連載。幻冬舎。 ▼大沢在昌さんと言えば「新宿鮫シリーズ」(1990~現在)がいちばん有名。僕も全部楽しく読んでいます。数年に一度襲ってくる、「大沢さんの他のエンタメ小説も読んでみようシンドローム」の読書です。大沢さんは1956...
▼「北の狩人」大沢在昌。初出1996中日スポーツ新聞連載。幻冬舎。 ▼大沢在昌さんと言えば「新宿鮫シリーズ」(1990~現在)がいちばん有名。僕も全部楽しく読んでいます。数年に一度襲ってくる、「大沢さんの他のエンタメ小説も読んでみようシンドローム」の読書です。大沢さんは1956生だそうで、大まか言うと34歳くらいで「新宿鮫」で人気作家になって、40歳くらいで本作を書かれた、ということですね。 1996だから、一部は携帯電話が出始めているくらいでしょうか。まだネットで色々調べる、というのは一般化してないですね。 ▼秋田県だったかな?そこから若い男性が新宿にやってきます。舞台は新宿が中心。強そうに見えないけど腕っぷしは強い。暴力団の世界に自分から関わって色々ものを尋ねていく。女の子と出会ったりする。何が目的なんだろう。その男性が気になって、関りになっていくヤクザさん、刑事、エトセトラ…。 (以降ネタバレ) ▼主人公男性は、実は警察官。大昔、やはり警官だった父が、新宿の恐らく暴力団絡みのことで殺された。殉職。息子(主人公)も地元秋田県で刑事になって、優秀で、母が亡くなったことがきっかけで、とうとう「父の死の真相と復讐」に乗り出した、という話です。 ▼謎で引っ張るエンタメ性と、ちょっと強引でクサくてもキャラクターを立てて惹きつける描き方、そして多少のご都合の良さを辞さないテンポ感とアクション描写。それらは「新宿鮫シリーズ」と同じ技術だと思います。特に後半はやっぱりどんどん読んでしまう。 ▼ただ、「鮫」シリーズは主人公が刑事なんで、「さて次のお仕事は」で進んでいけるし、主人公の日常=危険も伴う犯罪謎解き、という前提で作れるので物語の立ち上げに感傷性が不要なんですが、そのあたりがこういう単発ものはそうはいかない。なんで、基本的に若干感傷過多になりますね。そしてもちろん初出がスポーツ紙ですから、やっぱりそういう役割をきっちり果たしているってことかな、と。 ▼あと、序盤かな?物語世界の中で、間接的な噂話でちょろっとだけ「新宿鮫」に触れるところが、ファンとしてはニヤッとしてしまいますね。
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