北の狩人(上) の商品レビュー
秋田からやってきた一人の男性が、昔の事件の真相を突き止めにやってきた。 それにより新宿の街が揺れ始める。 新宿署の佐江が、その男性を援護するが、なかなか真相を掴めない。 先に読んだ「黒の狩人」同様、おもしろい! 2013.5.18
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田舎者刑事の梶雪人。刑事としての能力は高いようだ。新宿にきた目的に興味をそそられる。刑事の佐江らの協力で目的は達せられるのか。 眠らない町・新宿と雪深い秋田との対比、純朴な梶と女子高生・杏との関係なども読みどころかな。
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大沢さん初読み。もんでんさんの『雪人』から流れてきたが、とにかく雪人の話し言葉が生きている。台詞として、小説の中の言葉として書かれているには違いないのだが、なんだか声が聞こえてくるよう…喋り言葉として違和感がない。小説の中の台詞だから、と言う過不足感が感じられなくて、東北弁のイン...
大沢さん初読み。もんでんさんの『雪人』から流れてきたが、とにかく雪人の話し言葉が生きている。台詞として、小説の中の言葉として書かれているには違いないのだが、なんだか声が聞こえてくるよう…喋り言葉として違和感がない。小説の中の台詞だから、と言う過不足感が感じられなくて、東北弁のイントネーションが分からないもどかしさに悶えた。
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黒の狩人でファンになり購入。黒の狩人では佐江の外見についての描写は一切ない。だがしかし、今作でははっきりとデブで冴えないオッサンと書いてある。イメージとは大分違うものの佐江の男気あふれる捜査は健在。今回は秋田からやってきた田舎臭いがどこか惹かれる刑事・梶が過去に潰れた暴力団の事を調べに上京したところから事件は始まる。過去の事件と現在がどうつながっていくのか。下巻が楽しみ。
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新宿に北の国から謎の男が現れる。 獣のような野性的な肉体は、特別な訓練を積んだことを物語っていた。 男は歌舞伎町で十年以上も前に潰れた暴力団のことを聞き回る。 一体何を企んでいるというのか。 不穏な気配を感じた新宿署の刑事・佐江は、その男をマークするのだが…。
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初の大沢在昌作品。ヤクザの出てくる話にはじめは抵抗があったが、魅力的な人物に引き込まれ、あっという間に読み終えた。今回の反省点は、面白いと思った時点で、下巻を入手しておくべきだった。下巻が待ちきれない。
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先日ネットカフェで「雪人」という漫画を読んだのですが、これが結構面白く、その原作小説ということで購入。小説の方もテンポ良く、真相が明かされては新たな疑問が登場してくるため、じわじわと引き込まれて行きます。 主人公”雪人”が若干完璧ぎみではありますが、秋田出身でマタギの血を引いているというバックグラウンドに起因する、犯人を追いつめる“狩人”としての優位性と、都会慣れしていない純朴さのアンバランスなところが、強さのアイコンとしての魅力を擁しつつ、先の展開が安心できない、良い意味での予測できない面白さにつながってるのかな、と思います。 上巻終了直前は、上下巻構成の本ではよくある展開になりましたが、ありがちと言って切り捨てられるような状況じゃないので、この先どうなるかが気になって仕方ない今現在です。
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新宿に現れた見るからに田舎者の男・梶雪人。 12年前の事件について調べる為にやってきて、警察・やくざ・アジアの海外組織などを巻き込んで真相を探る。 なんとなく話の流れは予想していたけれど、上巻最後の展開で・・・ 早く下巻を読もう。
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ブクログ登録テスト。秋田の純朴な青年が新宿をかき回すお話。上巻はまだ主人公の存在感がありました。杏をもっと出してほしい。
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狩人シリーズ第1弾。 梶雪人は、12年前の父の殺害事件の真相を探るべく新宿に来たが・・・ いつもパターンの黒社会のイザコザの中で、雪人の素朴さが際立って、何ともいい味出してる。
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