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ななつのこ の商品レビュー

4.1

295件のお客様レビュー

  1. 5つ

    96

  2. 4つ

    118

  3. 3つ

    51

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

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2018/10/08

古さを感じさせない/ 主人公の女の子が非常にかわいい/ 現代でも通用するレベル/ セリフまわし、単語のチョイスが抜群/ しかし謎とその解が抜群かと言えばそうでもない/ 

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2018/06/16

穏やかで少し不思議な日常の謎を物語にかけてよみ解いていく。 主人公が微笑みながら手紙書いてる様子が目に浮かぶ。

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2018/06/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

女子大生駒子は「ななつのこ」を読んで感動し作者にファンレターを出す。作中の「ななつのこ」も魅力的な作品。瀬尾くんの正体が明かされてびっくり。なにか秘密がありそうだとは思ったけど、まさか「ななつのこ」作者だったとは。駒子と真雪の関係、瀬尾の真雪家族へのサポートの仕方がよかった。

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2018/02/13

加納朋子氏デビュー作です。ミステリーの枠らしいですが、誰も死なず、殺されない全7話の連作物です。日常の中で主人公が不思議に思う物。そのすべてに、それまではられていた伏線すべてを集めた答えが。ちょっとはっとします。手紙1枚でここまで分かるとは、謎解きはディナーの後での執事みたいだな...

加納朋子氏デビュー作です。ミステリーの枠らしいですが、誰も死なず、殺されない全7話の連作物です。日常の中で主人公が不思議に思う物。そのすべてに、それまではられていた伏線すべてを集めた答えが。ちょっとはっとします。手紙1枚でここまで分かるとは、謎解きはディナーの後での執事みたいだな、と思いながら読みました。

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2018/02/13

先輩に薦められてすっかりお気に入りになり、そこから自分を遅咲きの小説読みへと変えた思い出深い作品。その時既に20も半ばを過ぎてた気がする。 劇中本(?)を読んで作者にファンレターを送ったことによって起きた物語を本にまとめた体の本。 駒ちゃんに惚れる。

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2018/01/15

短編連作の日常ミステリ。 日常の謎を解く「ななつのこ」というミステリ本のファンである主人公が、自身の日常で起きたちょっとした事件を取り上げてファンレターに書いたところ、ななつのこの作者から返事が来る。 しかも、きちんとその謎の解決編を載せて。 それ以来、手紙を通じて作者とファンの...

短編連作の日常ミステリ。 日常の謎を解く「ななつのこ」というミステリ本のファンである主人公が、自身の日常で起きたちょっとした事件を取り上げてファンレターに書いたところ、ななつのこの作者から返事が来る。 しかも、きちんとその謎の解決編を載せて。 それ以来、手紙を通じて作者とファンの交流が始まるのだけど、ただの謎解きではないほんわかした話です。 ある意味二人の成長のお話でもあります。

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2018/04/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

北村薫氏へのオマージュときいて。 最後のオチをきいて、表紙をみて 女子高生に読ませたいなぁ、と。キュンキュンするのではないだろうか。。。 ただ、ラストの主人公のセリフ、もっと彼女らしくて、でも可愛らしいのがあったのではないかなぁ。。。と思ってしまった。 そこで吹き出して笑ってくれるかなぁ。。。 まぁ、それほど手紙のやり取りで関係性が伝わっていたという事だろうか。 それか、同じ価値観、感性という事で。 二十歳への見解と、天文学の連星の話が面白かった。 比較してしまうと、北村氏の方がより読書好きの女の子を上手く表現しているのでは、と感じてしまった。 これはこれで綺麗にまとまっているので 続きがどのような方向性にいくのか。。。気になる。

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2017/07/27

女性作者に多いリリカルな作品を苦手としている男性読者も多いだろう。 本作はそういう方にこそお薦めしたい、リリカルでありながらちゃんととした構造をもった作品だ。 マンガに例えるなら『 動物のお医者さん 』や『 のだめカンタービレ 』のようなものといえばわかりやすいか。 あら...

女性作者に多いリリカルな作品を苦手としている男性読者も多いだろう。 本作はそういう方にこそお薦めしたい、リリカルでありながらちゃんととした構造をもった作品だ。 マンガに例えるなら『 動物のお医者さん 』や『 のだめカンタービレ 』のようなものといえばわかりやすいか。 あらすじはこうだ。 短大生の入江駒子が『ななつのこ』という本と出逢い、人生初のファンレターを書こうと思い立つ。 身の周りで起きた些細でありながらちょっと興味を引く事件を交えて長い手紙を送ったところ、作者から返事が届く。 その返事にかかれていたのは事件の解決編とも言うべき内容だった。 つまり、主人公駒子の体験談とそのファンレターの内容がリリカルな部分で、そこに解決編がつくことでミステリーの体裁をなしているというわけだ。 で、この構造が後々もうひとつ大きな謎を構成していて……というのは読んでのお楽しみ。 身近に起きるちょっと不思議な謎についてのリリカルなタッチの小説というのはジャンルとしてあって、普通そういう作品は謎を解決しないまま、そこから受ける情感を重視する内容になっているのだが、本作はそこに解決編がつく。 そういう解決編は得てして理に落ちがちだが、本作が良いのは、論理的な内容を語りながらもそこから浮き上がる人物の繊細な情感を大切にしている点だ。 短編集だが、同じ主人公による連作になっているので、人物設定を新たに頭に入れる必要がないのも助かる。 他の読者とどの話が好きか話したりしたら面白いだろう。 ちなみに僕は白いたんぽぽの話が好きだ。

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2017/01/31

おもしろかったのですが・・・文章が自分に合わない部分があったのと、安楽椅子探偵的なものが最近ちょっとダメみたいで、かなり厳しめな★3つ。 主人公の視点や感じ方とか、ちょっと脇道の描写とか、女性のほうがより自然に受け入れられそうに思えました。

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2016/11/20

20161120 一年以上前に買ってなかなか読み進められず本棚に積まれていたのですが…、読む本がなくなってしまい改めて読み始めると、おもしろい、おもしろい!なんで昔のわたしは読み進められなかったんだ! 最後はニヤニヤしながら読み終えました。

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