ペルシャ猫の謎 の商品レビュー
猫を絡めた作品が収録…
猫を絡めた作品が収録されている短篇集。ミステリーだけど、ミステリーに馴染めない人向けに書かれたような感じもします。不思議な雰囲気をもった作品。火村先生ファンなので、最後の作品が好き!
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私にしては評価が低いのは、最初の二編が苦手、というか好みではなかったので。ごめんなさい、先生。 今回読み応えがあったのは、赤い帽子。 森下さんのアルマーニの秘密が明かされ、警察がどのような初動捜査を行っているのかも緻密に書かれていて面白かったです。ケイイチくんが立派なケイジにな...
私にしては評価が低いのは、最初の二編が苦手、というか好みではなかったので。ごめんなさい、先生。 今回読み応えがあったのは、赤い帽子。 森下さんのアルマーニの秘密が明かされ、警察がどのような初動捜査を行っているのかも緻密に書かれていて面白かったです。ケイイチくんが立派なケイジになるのも、きっとすぐ。 そして、表題作のペルシャ猫の謎。少し異色ではありますが猫好きにはたまらない。最後の締めまでほっこりさせていただきました。この話からの、猫と雨と助教授と、も火村先生の優しい一面が見れて構成百点満点。
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登場キャラクターの意外な面を 垣間見られる作品が2つほど。 それと森下がどうしてアルマーニの背広を着るかが よくわかる作品も…(彼はその作品では主役) 倒叙物がやっぱり面白いです。 正反対の地域を用いたトリックなのですが それでもどうしてもごまかせない部分があって それゆえに、贋のアリバイ作りは ことごとく崩れ去ることになるのです。 ほらほら、人間のある部分ですよ。 ある部分。 一件普通に見えてもね。 違ってるんですよ。 それと、表題作は 事件の状況からしても おかしくはないと思います。 死に近づいていく状況ならば 状況を正しく把握できない 可能性はないわけじゃないから。 面白く読めました。
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国名シリーズ五作目。 これまでとは違った印象の作品が多く、シリーズの中では異色作と言えそうな短編集。 月のイメージが物語の幻想性を高める「わらう月」と、森下刑事が主役を務める「赤い帽子」が好きです。あとは、猫を可愛がる火村助教授に微笑ましさを感じる「猫と雨と助教授と」。 有栖川さ...
国名シリーズ五作目。 これまでとは違った印象の作品が多く、シリーズの中では異色作と言えそうな短編集。 月のイメージが物語の幻想性を高める「わらう月」と、森下刑事が主役を務める「赤い帽子」が好きです。あとは、猫を可愛がる火村助教授に微笑ましさを感じる「猫と雨と助教授と」。 有栖川さんは本当に猫が大好きなんだなぁ、というのがよく伝わってきます。
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表題作は確かにそれはありか?!と言いたくなる。 でも猫に対する愛はとても感じた。 森下刑事が主役の話が収録作品の中では一番面白かった。
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再読。作家アリスシリーズ9作目/国名シリーズ5作目。 7編の短編集。 「わらう月」は『英国~』収録の「完璧な遺書」と同様の犯人側視点の物語。 締めの言葉が印象的で好きです。 「暗号を撒く男」で語られる十二宮の並び順は、私もこの作品を読んで覚えてしまったクチ(笑) 森下君視点の「赤い帽子」も新鮮味があって好きな1作です。 彼のアルマーニスーツの秘密や鮫山警部補との関係性等々。 森下君は良い先輩に囲まれているなー。 あとがきを読んでこの作品の発売時に"マレー鉄道とやらはどうした?買い逃してる?"と焦った記憶が甦りました(笑) 【メモ】「わらう月」にて月光ゲーム
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分かる人にだけ分かればいいです!みたいな、頑固なまでの有栖川さん、やっと慣れてきたように感じるこの頃ですが、まだまだ道は遠いのかもしれない。なぜなら懐を開いてくれたと思えた次の瞬間になぎ倒されるような感覚。 読後、解説書を求めてネットサーフしてしまいました。 で、分かったかと思う...
分かる人にだけ分かればいいです!みたいな、頑固なまでの有栖川さん、やっと慣れてきたように感じるこの頃ですが、まだまだ道は遠いのかもしれない。なぜなら懐を開いてくれたと思えた次の瞬間になぎ倒されるような感覚。 読後、解説書を求めてネットサーフしてしまいました。 で、分かったかと思うとやっぱり分かったふりだけなんですよ。 短編集となめてかかったのが間違いの元、ミステリーの世界は奥深い。
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作家アリス国名シリーズ5作目。 「暗号を撒く男」が面白かった。やはり暗号物には心ときめきます。 「赤い帽子」ではアルマーニのスーツを着こなすジャニーズ系の森下刑事が大活躍でした。森下刑事っててっきり金持ちのお坊ちゃまだと思ってたけど別にそうでもないのですね。一人前の刑事になろうと...
作家アリス国名シリーズ5作目。 「暗号を撒く男」が面白かった。やはり暗号物には心ときめきます。 「赤い帽子」ではアルマーニのスーツを着こなすジャニーズ系の森下刑事が大活躍でした。森下刑事っててっきり金持ちのお坊ちゃまだと思ってたけど別にそうでもないのですね。一人前の刑事になろうとしてがんばる姿は応援したくなります。でもこれすごく終わり方中途半端な気が…。 「ペルシャ猫の謎」はそんなんアリか~!?と思ったけど、アリスが本屋で自分の本を手に取った女性に、買え買いなさい損はさせないから…と念を送っているのに爆笑してしまった。アリス必死だな! 「猫と雨と助教授と」は火村先生の猫好きっぷりがほほえましかった。
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ミステリ史上屈指の禁じ手!?が炸裂する表題作、「ペルシャ猫の謎」、名バイプレイヤー・森下刑事が主役となって名推理を披露する「赤い帽子」他、傑作ミステリ6編&ボーナス・トラックとして「猫と雨と助教授と」を収録。臨床犯罪学者・火村英生とミステリ作家・有栖川有栖の名コンビは、さ...
ミステリ史上屈指の禁じ手!?が炸裂する表題作、「ペルシャ猫の謎」、名バイプレイヤー・森下刑事が主役となって名推理を披露する「赤い帽子」他、傑作ミステリ6編&ボーナス・トラックとして「猫と雨と助教授と」を収録。臨床犯罪学者・火村英生とミステリ作家・有栖川有栖の名コンビは、さらに華麗に加速する。「国名シリーズ」第5弾。 (「BOOK」データベースより) 切り裂きジャックを待ちながら わらう月 暗号を撤く男 赤い帽子 悲劇的 ペルシャ猫の謎 猫と雨と助教授と 猫はかわいいですからね(笑)。
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