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どちらかが彼女を殺した の商品レビュー

3.6

1109件のお客様レビュー

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    156

  2. 4つ

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  3. 3つ

    386

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2024/09/09

 東野圭吾さんの頭の中を覗いてみたいです。毎回東野圭吾さんの本を読んで思うことミステリー小説を何冊も書いているのにトリックが全然違ったりすることです。今回の読んだ「どちらかが彼女を殺した」は非常に難しいトリックでした。特に文庫版はある重要な文があえて抜けていることによりトリックが...

 東野圭吾さんの頭の中を覗いてみたいです。毎回東野圭吾さんの本を読んで思うことミステリー小説を何冊も書いているのにトリックが全然違ったりすることです。今回の読んだ「どちらかが彼女を殺した」は非常に難しいトリックでした。特に文庫版はある重要な文があえて抜けていることによりトリックがものすごくわかりにくかったです。推理の手引きやネットの解説を調べまくってようやく納得できました。  物語のあらすじは最愛の妹であり、唯一の肉親である園子が一人暮らしの家で遺体となって発見された。死因は感電死と思われる。最初は自殺かと思われたが園子の兄である、和泉康正は他殺を疑う。独自の捜査をしたところ、犯人は二人に絞られます。  1人目は園子の親友、2人目はかつての恋人です。既に犯人が二人に絞られているのに犯人がこれほどわからないんだと東野圭吾さんに圧倒されました。  この本の面白さは犯人が縛られていることで犯人を予想しながら読めるところです。まさにこれが「推理小説」です。改めて東野圭吾さんの凄さを実感した作品です。

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2024/09/05

犯人が2択まで絞られてるのに最後の最後までわからない、作中では明確に言及もないということで大分悩まされながら読了。 結局手引書→WEBを見てやっとスッキリ。本当に細かい描写まで気にして読まなければ気付けない… 被害者兄との対決、小さな違和感を見逃さない加賀刑事が光る作品だった。

Posted byブクログ

2024/08/25

さて、大切な妹を殺したのはどっちだ? 元彼か、親友か。 作中には、犯人が誰か明記されておらず読者が推理しながら読むスタイル。 袋とじのヒントはあるけど、読み終えた後にネットで答え合わせしたよねー笑 なかなか面白いスタイルだけど、スッキリしない感じの読後感。

Posted byブクログ

2024/08/02

どちらかが彼女を殺した。2択に迫られているはずなのに、どちらが犯人だったのか私には見抜けませんでした!笑 加賀シリーズの3作目!大事な妹が殺された、殺したのは元彼か?親友か? 兄と加賀の推理バトルを見せつけられているかのようでした。ただ、2人は会う場所とタイミングさえちがけれ...

どちらかが彼女を殺した。2択に迫られているはずなのに、どちらが犯人だったのか私には見抜けませんでした!笑 加賀シリーズの3作目!大事な妹が殺された、殺したのは元彼か?親友か? 兄と加賀の推理バトルを見せつけられているかのようでした。ただ、2人は会う場所とタイミングさえちがければよき友人になっていたんだろうな、と思うと切ない。 常に兄の視点で物語が進むので、加賀が物足りないな〜とも感じましたが、このヒントが少ない状態で犯人に辿り着くっていうのはカッコ良すぎました。 冒頭の通り、私は巻末の推理の手引きを読んだのに、全然逆の方が犯人だと思ってました。笑 というかほんとすごいですよね、これ手引きなしに自分で解けた人いるんですか?探偵になった方がいいですよマジで。笑 ちなみにこの後ネタバレになるのですんごく下に書いておきますが、面白い考察してる人がいて、もしここまで考えているのであれば、面白いな〜と! ↓ ↓ ↓ ↓ 最後のスイッチを押すシーン、犯人が絶叫した。犯人じゃない方も悲鳴をあげた 「悲鳴を上げるのは普通に考えて女だから、犯人は佃かなぁ」程度の想像しか働かなかった ゾワあああああ。私ここ全然読み飛ばしてたから、全く気が付かなくて! でも確かに、そうなのかもしれない。と思ったらもう面白かった!!犯人をあえて「男女」にしたのはそういう意図もあったのかなあ。

Posted byブクログ

2024/07/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

加賀恭一郎シリーズ3 面白かったです! どんどん引き込まれて、どっち?!どっち?! ってなった笑笑 結局ネットで犯人調べました。 加賀さん、今回は恋愛なかった〜…

Posted byブクログ

2024/07/27

妹が亡くなった! 兄の康正が物証なるものを 持って帰っちゃって アリャリャ〜 単独で犯人探しをすることにドキドキ その康正に芳賀さんが接近するからハラハラ どっち!? どっち!? って 一気 読みでしたよ あれ でも これ 犯人 どっち? のままよ アタシ え〜 (ー_ー;)

Posted byブクログ

2024/07/24

愛する妹は親友・元カレどちらに殺されたのか?それとも自殺なのか?終盤の目まぐるしく容疑者が切り替わる展開は面白かった。そして、結論が作中では描かれず、作者に考えさせるというのはなかなか斬新でした。自分はミステリーを読む時は自分で考えずに読み進めていく事が多いので、自分で考える良い...

愛する妹は親友・元カレどちらに殺されたのか?それとも自殺なのか?終盤の目まぐるしく容疑者が切り替わる展開は面白かった。そして、結論が作中では描かれず、作者に考えさせるというのはなかなか斬新でした。自分はミステリーを読む時は自分で考えずに読み進めていく事が多いので、自分で考える良いきっかけになりました笑。(文庫巻末に回答の手引きあり。今の時代ググれますし、推理力なくても問題なしです)!) 面白かったですが、もう少し人間ドラマ性があったらよかったな!

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2024/07/23

加賀恭一郎シリーズ3冊目。今回の加賀はコロンボとか古畑任三郎みたいな感じです。ま、追い詰められる人は殺人していないので来た来た-っていう圧迫はないですが。そして、知らずに読んだけど、これ、犯人書いてないのね。しかも、袋とじ解説にも超ヒントしか書いてない。モヤる。多分こっちやろとは...

加賀恭一郎シリーズ3冊目。今回の加賀はコロンボとか古畑任三郎みたいな感じです。ま、追い詰められる人は殺人していないので来た来た-っていう圧迫はないですが。そして、知らずに読んだけど、これ、犯人書いてないのね。しかも、袋とじ解説にも超ヒントしか書いてない。モヤる。多分こっちやろとは思うけどさ。 妹の死の現場をみた警察官の兄は残された状況から殺人を確信するが、警察に操作を委ねることを良しとせず、自殺と判断されるよう物を隠したりする。しかし、加賀は他殺と判断し、地道に糸口を捜査する。怪しい人物はたった二人。 さあ、あなたはどちらが犯人かわかるかな? 殺人、その他性的に好ましくない部分あり、小学校には向きません。

Posted byブクログ

2024/07/14

今まで読んできた推理小説の中でも1番と言っていいほど重要人物が少ないが、最後まで展開が読めず面白かった。

Posted byブクログ

2024/07/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最愛の妹を殺したのは、彼氏か親友か。 とても読みやすい本だった。 加賀シリーズは読んだことがなく初めてだったが、主人公目線で見える加賀がとても魅力的で是非シリーズで読みたいと思った。 テンポが良くて無駄がない、だがミステリーも不安より謎としての要素が強くて安定して読めた。 終始感情を感じない主人公だったが、ところどころで妹の事を本当に大事にしているということがわかる描写がされていて、それがとても良かった。 でもやっぱり最後が気になる…! 個人的に利き手トリックは好きじゃないので少し低めで

Posted byブクログ