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黒ねこのおきゃくさま の商品レビュー

4.3

41件のお客様レビュー

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2021/01/24

まずしいおじいさんのところへやってきたやせた黒ねこ。 おじいさんのように、自分のものを全部与えてしまうなんてできるだろうか、と考えてしまいました。

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2020/11/28

外国版鶴の恩返してきお話。 小学生くらいになったら自分の身を削っても人に優しくすることの大切さを、きちんと捉えられるようになるかな。

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2020/10/09

貧しいおじいさんのところに突然訪れた黒ねこ。小さくて弱っている黒ねこを家の中に入れて自分の大事な食料や薪をさし出す。初めは自分の分を残しておくも求められて結局全部。自分の分は確保しつつももう少しもう少しに対してしょうがないかと少しずつあげてすっからかんになってしまうところがリアル...

貧しいおじいさんのところに突然訪れた黒ねこ。小さくて弱っている黒ねこを家の中に入れて自分の大事な食料や薪をさし出す。初めは自分の分を残しておくも求められて結局全部。自分の分は確保しつつももう少しもう少しに対してしょうがないかと少しずつあげてすっからかんになってしまうところがリアル。自分だってそれしかないのにしょうがないから。自分がどんな状態であれより小さくて弱いものに手を差し伸べる大人の姿。大人ってそういうものじゃないだろうか。

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2019/06/12

ルース・エインズワース作 荒このみ訳 山内ふじ江絵「黒ねこのおきゃくさま」、1999.10発行です。著者は英国の方です。とても寒い日、おなかを空かした黒猫を、貧乏なおじいさんが、自分も空腹なのに、精一杯心を込めてもてなした物語です。「かさじぞう」、「鶴の恩返し」に通じる物語だと思...

ルース・エインズワース作 荒このみ訳 山内ふじ江絵「黒ねこのおきゃくさま」、1999.10発行です。著者は英国の方です。とても寒い日、おなかを空かした黒猫を、貧乏なおじいさんが、自分も空腹なのに、精一杯心を込めてもてなした物語です。「かさじぞう」、「鶴の恩返し」に通じる物語だと思います!

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2019/01/22

淡々としている文章、展開のようでどんどん引きこまれます。 派手な展開やオチ、色、仕掛けがなくても子どもが物語の世界観をじっくり味わえる絵本です。

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2018/01/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

黒猫と雪ってなんて相性がいいんだろう。 この絵の愛おしさがたまらない。じんわりじんわり心が暖まる絵本です。ストーリー自体はよくあるお話だけれども、この絵本の空気感がそれを特別にしている感じがします。

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2018/09/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中古購入 海外の絵本 これはいいネコの下僕(笑) 冗談はさておき 挿絵の山内ふじ江さんは ネコが大好きなのがすぐにわかるほど ネコの仕草が的確!! 私もおじいさんになりきって 読み進めてしまうほどの愛しさなのだ 最後に恩返しとして 食料と薪に困らなくなるのだが その挿絵のおじいさんは 私にはとても寂しそうに見えた 慎ましやかな生活でいいから ネコと一緒に毎日暮らせたらなと 想いを馳せているに違いない ↓ここからは私がおじいさんだったら 喉を鳴らす音が聞こえてくるのが いいのか(2人でいるようで嬉しい) 悪いのか(思い出して悲しくなる) 聞こえてくる度に 家から出さなければよかったって思ってしまいそう ご飯を食べる度に感謝の気持ちや あの日の小悪魔っぷりを思い出して ニヤニヤしてそうな気がする

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2017/06/09

くろねこがさいしょはニャーニャーしかいっていなかったのに、さいごは人げんの言ばをはなしていたからびっくりした。

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2017/02/09

冬の嵐の晩、貧しいおじいさんのもとに現れた、やせ細ったずぶ濡れの黒猫。 おじいさんは残り少ない大切な食料と薪をすべて猫が求めるままに与えてしまう。 おじいさん自身のひもじいお腹を満たす食べ物はなく、寒さに震えるからだを温めるために燃やす薪もない。そんな彼を温め寄り添うのは、彼の厚...

冬の嵐の晩、貧しいおじいさんのもとに現れた、やせ細ったずぶ濡れの黒猫。 おじいさんは残り少ない大切な食料と薪をすべて猫が求めるままに与えてしまう。 おじいさん自身のひもじいお腹を満たす食べ物はなく、寒さに震えるからだを温めるために燃やす薪もない。そんな彼を温め寄り添うのは、彼の厚意で満たされた黒猫だった。 翌朝に猫は去って行くが、後には尽きることのないミルク、パン、肉、薪がのこされる。おじいさんは暖かな暖炉の傍らで、時折猫の気配を感じる――。 「真心をもって他者を満たすことができる者だけが、また満たされるのだ」というお話、でしょうか。頭のてっぺんから足の先まで温かくなるような物語。 山内ふじ江さんの挿絵が素晴らしい。確かなデッサン力、柔らかく温かい筆致。猫の仕草や様子がよく描けています。 物語の最後、暖炉のそばでまどろむおじいさんの耳に、薪のはぜる音や時計の音に交じってあの黒猫の、のどをごろごろならす音が聞こえてくるという描写がありますが、おじいさんはどう思っているのだろうか。 二度とあらわれることのない黒猫の気配を、遠く近く感じるときに。寂しんでいるのだろうか。それとも、嬉しく思っているのだろうか。 どちらも余韻があっていいけれど――。

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2016/11/30

まさかこんなに心温まる展開になっているとは! なんだかにっこりしてしまう、じんわりあたたかな絵本。

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