1,800円以上の注文で送料無料

友がみな我よりえらく見える日は の商品レビュー

3.8

71件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

    26

  3. 3つ

    18

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

「普通の人」達の日常…

「普通の人」達の日常生活をルポして、その人達の生き方、考え方、思いを淡々と伝えている。著者は個人的な感想などは何ひとつ述べていない。そのことが返って読む側の心を動かす。平凡な人生を送る自分に「あなたの人生も捨てたもんじゃないよ」と教えてくれているような・・。

文庫OFF

2024/09/27

 ボブ・グリーンのようなほっこりするような話だと思ったら、一本一本がずしんとくる。人生の悲哀や遣る瀬無さ、無常で無情が描かれる。社会も厳しい。だけどとても面白い。

Posted byブクログ

2024/08/12

上原隆作品3冊目。 これぞ、僕が書きたいジャンルだとあらためて思う。 普通の人を普通に書く。 それが特別なことであり、全ての命に意味と重みが等しくあることを体現していると思う。 そういう意識を持って生きていきたいし、何かの形でその意志を残したい。 上原作品はその想いを強くさせてく...

上原隆作品3冊目。 これぞ、僕が書きたいジャンルだとあらためて思う。 普通の人を普通に書く。 それが特別なことであり、全ての命に意味と重みが等しくあることを体現していると思う。 そういう意識を持って生きていきたいし、何かの形でその意志を残したい。 上原作品はその想いを強くさせてくれる。 あと2冊積読している。連続でよもう。

Posted byブクログ

2024/03/09

とても読みやすく考えさせられる所も多々あります、面白いです。 しかし話しのまとまり方というか終わり方に鼻に付く虚飾を感じる。

Posted byブクログ

2023/12/06

市井の人の日常。 すべての人にドラマがある。 でもそれを取り立てて盛り上げるわけでもなく淡々と。 それが物足りなくもあり、日常らしくてよくもある。 家ついていってもいいですか?を思い出した。 新ジャンルだなと思った。タイトルが良い。

Posted byブクログ

2023/08/31

エッセイとルポルタージュとの間の読み心地という感じがした。事実のみを記す中にも、著者の取材対象者への眼差しや、興味が感じられて、わたしも同じ場所にいて話を聞いている気分になる。生きるのがつらい時や、まさしく「他の人は〇〇しててあんなに進んでるのに私はなんてだめなんだ」って気持ちに...

エッセイとルポルタージュとの間の読み心地という感じがした。事実のみを記す中にも、著者の取材対象者への眼差しや、興味が感じられて、わたしも同じ場所にいて話を聞いている気分になる。生きるのがつらい時や、まさしく「他の人は〇〇しててあんなに進んでるのに私はなんてだめなんだ」って気持ちになった時にこの本のことを思い出したいな。村上龍の解説もよかった。ネガ編集者という仕事も初めて知り、村上龍『共生虫』も気になる。

Posted byブクログ

2023/07/22

この本は一体どんな風に読んだら良いのだろう?と思いながら読んで、村上龍さんの解説で「なるほど!」ってなりました。普通の人の普通の人生が淡々と描かれているのに、何故か引き込まれる感じ。面白い!

Posted byブクログ

2023/07/15

No.10/2023 『友がみな我よりえらく見える日は』上原隆 ✂︎✂︎✂︎ 「普通の人」が描かれている けれどもその人たちの話を読むと ジーンとくるものがあり どんどん読み進められました ここまで読んで頂きありがとうございます ✂︎✂︎✂︎ #友がみな我よりえらく見...

No.10/2023 『友がみな我よりえらく見える日は』上原隆 ✂︎✂︎✂︎ 「普通の人」が描かれている けれどもその人たちの話を読むと ジーンとくるものがあり どんどん読み進められました ここまで読んで頂きありがとうございます ✂︎✂︎✂︎ #友がみな我よりえらく見える日は #上原隆 #読了 #読書 #読書記録 #読書好き #本の紹介

Posted byブクログ

2023/01/25

タイトルに惹かれて購入。 当たり前のことだけど、みんな色々ある。 私達はみんな過酷な人生のサバイバーであるな、と思いました。

Posted byブクログ

2022/10/26

タイトル買いした一冊。 20年以上前に書かれたノンフィクション。 積読になってたのを時間潰しに、と特に意味もなくポケットに忍ばせて持ち歩いた。 まさにそんな風にサラリと読んでさらに味が出る。 普通の人の話を普通に書いてある。 何が普通かはわからないけど、それを飾らず弄らずにまん...

タイトル買いした一冊。 20年以上前に書かれたノンフィクション。 積読になってたのを時間潰しに、と特に意味もなくポケットに忍ばせて持ち歩いた。 まさにそんな風にサラリと読んでさらに味が出る。 普通の人の話を普通に書いてある。 何が普通かはわからないけど、それを飾らず弄らずにまんまの形で書いてくれてる。 やはり人間って面白いと思う。 普通に見える人にも物語がある。予想できない物語がある。上からとか下からとかじゃなく、フラットな気持ちで書かれているのが興味深い。 これで元気が出るかと言うと、 〝個人差があります〟って感じだなw 〝芥川賞作家〟 〝テレクラ〟の2篇が好きです。 解説の村上龍も良いねw

Posted byブクログ