穴 の商品レビュー
これがあちこちで素晴らしいと言われる理由が分かった気がする。 いかにも!っていう感じの話で、オチも見えてるのに面白い。 所々、細かい所は気になったけど、それでも面白かったです。
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これは…!! 素晴らしいのです。 著者のこだわりが物語の細部まで精巧に組み込まれ、読む者を惹き付けて止みません!てかあたしを惹き付けて止みません!!! さぁあなたはその物語の随所に張られた伏線を読み取る事ができるのか…!!!! 読んでみて〜
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スタンリーは無実の罪で、砂漠の真ん中の少年院にぶちこまれた。残酷な女所長の命令でくる日もくる日も不毛の地に「穴」を掘る毎日。ある日、彼はどこかにあるかもしれない「約束の地」をめざして、決死の脱出を図るのだった。 児童書というのを本当に久しぶりに読みました。本の雑誌の昨年のベス...
スタンリーは無実の罪で、砂漠の真ん中の少年院にぶちこまれた。残酷な女所長の命令でくる日もくる日も不毛の地に「穴」を掘る毎日。ある日、彼はどこかにあるかもしれない「約束の地」をめざして、決死の脱出を図るのだった。 児童書というのを本当に久しぶりに読みました。本の雑誌の昨年のベスト10文庫に入っていたので。 大人のどろどろした話とは違って、勧善懲悪の純粋な世界でした。たまにはこういうのもいいかも・・。 虐待されてもめげないで、知恵をはたらかせる主人公。ぐいぐいひきこんでいくような物語展開。最後の大逆転。少年の成長と友情。もりだくさんな内容でした。
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すごく読みやすいし、不幸なはずなのにどこかコミカルな主人公がすごくよかった。 少しファンタジーな部分もあるのだけれど、それが昔と今を交互に描いているから不思議ではなくて、結末のために何代にもわたって不幸だったのかぁという終わり方ですごくすっきりした。 諦めそうになるけれど、前...
すごく読みやすいし、不幸なはずなのにどこかコミカルな主人公がすごくよかった。 少しファンタジーな部分もあるのだけれど、それが昔と今を交互に描いているから不思議ではなくて、結末のために何代にもわたって不幸だったのかぁという終わり方ですごくすっきりした。 諦めそうになるけれど、前向きに乗り越えていく主人公がよかった。
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すごい大好きな作品で数年おきに何度も読み返してます♪ いろんな伏線が最後につながってくのもいいし、ハラハラドキドキしつつ、優しい幸せな気持ちになれる本。 2008.5.28
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代々ツイてないイェルナッツ家の子スタンリー。貧乏でいじめられっ子で、ある日濡れ衣で更正施設に送られる羽目に。 でもいじけずへこたれず、生きることに迷いがない。友達を救うため生まれて初めて冒険に踏み出し、それと知らずにイェルナッツ家の宿命と対峙することに。 バラバラに語られたエピソ...
代々ツイてないイェルナッツ家の子スタンリー。貧乏でいじめられっ子で、ある日濡れ衣で更正施設に送られる羽目に。 でもいじけずへこたれず、生きることに迷いがない。友達を救うため生まれて初めて冒険に踏み出し、それと知らずにイェルナッツ家の宿命と対峙することに。 バラバラに語られたエピソードが最後 一つに繋がっての大どんでん返し。最高。
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読んだの小学生の時だしなあ、 おもしろかったと思う。 ダニエル・ラドクリフも好きで嬉しかったの覚えてるwww
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例によって日参する古書サイトさんで知って手に取った本。ベストセラーらしいがまったく知らなかった。 一応児童書なのだろうけど、大人でも夢中になれる物語の面白さ。登場人物もそれぞれ個性的。一読した後最初からまた読むと色んな伏線が張られているのに気付く。そのそれぞれがちゃんと生きている...
例によって日参する古書サイトさんで知って手に取った本。ベストセラーらしいがまったく知らなかった。 一応児童書なのだろうけど、大人でも夢中になれる物語の面白さ。登場人物もそれぞれ個性的。一読した後最初からまた読むと色んな伏線が張られているのに気付く。そのそれぞれがちゃんと生きているのがいい。はらはらしながら読み進んで最後にすっきり楽しい気持ちで本を閉じられる、そういう意味で「由緒正しい」児童書かも。
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高校生の時に読みました。主人公の少年は無実の罪で少年刑務所に入れられます。そこで課された仕事の意味とは・・・。/現在と過去を同時に見ていくような描写が面白いです。大好き。
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とにかく面白い!! これは、児童文学とか、そういう枠を取っ払った面白さです。ハラハラ・ドキドキ。とにかく、夢中で読み干しました。 最後は、もう少し明確なハッピーエンドが欲しかった感もありますが、面白かったから、我慢したいと思います。その代わり、自分の頭の中で想像しておきました。主...
とにかく面白い!! これは、児童文学とか、そういう枠を取っ払った面白さです。ハラハラ・ドキドキ。とにかく、夢中で読み干しました。 最後は、もう少し明確なハッピーエンドが欲しかった感もありますが、面白かったから、我慢したいと思います。その代わり、自分の頭の中で想像しておきました。主人公とその友だちの、最高の「その後」を(笑)。 読了後に、爽快感というか、心の底から力が湧いてくるような感覚があり、これが、児童文学として、アメリカで賞をとった所以なのかもな〜と思った。 これを子どもの時に読んだら、また、違うドキドキ感や爽快感を味わえたかもしれない。そして、生きる力、生き抜く力に変えることができたかもしれないな。 それにしても、こういうパズルのような物語構成、好きだなあ〜(村上春樹病?)。全然違う時代、場所で語られる物語が、実は、回文のように繋がっている。この世界は、そうやって廻ってるんだ〜と思うことがあるのです。
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