わからなくなってきました の商品レビュー
わからなくなってきま…
わからなくなってきました、と言いつつわかっている、そこが良い。
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日常生活のふとした瞬…
日常生活のふとした瞬簡に開く、お間抜けの穴に探りを入れる、爆笑エッセイ集。
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本人はおそらくマジに…
本人はおそらくマジに書いくているので、それが脱力的笑いになっています。ぎきょくは読まず申し訳いが、エッセイばかりよんでしまいます
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肩の力を抜いて読める…
肩の力を抜いて読めるのが、とてもいいです。通勤電車の中で読みながら、知らず知らずのうちに顔がニヤついている自分に気づき慌てました。短い節に分かれているので、ちょっとした時間に読むのに丁度良い感じです。著者もこの本の中で書いていますが、「文章は(意識して)タイト」に書かれていますの...
肩の力を抜いて読めるのが、とてもいいです。通勤電車の中で読みながら、知らず知らずのうちに顔がニヤついている自分に気づき慌てました。短い節に分かれているので、ちょっとした時間に読むのに丁度良い感じです。著者もこの本の中で書いていますが、「文章は(意識して)タイト」に書かれていますので、軽薄な感じは受けません。そこに好感が持てます。楽しいエッセイ集です。
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尾崎放哉の自由律俳句…
尾崎放哉の自由律俳句に対する感想が秀逸がおもしろい。
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一つの角度からだけで…
一つの角度からだけではなく、こんな見方もあるのだという意味で面白かった。
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物事を違った角度から…
物事を違った角度から見るだけで、こんなにも面白い捉え方が出来る。自分の不幸すら笑い飛ばせるようなエッセイ。原田宗典さんと方向性が似ています。鼻で笑いたい方にお薦め。。
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談話室で「笑えるエッセイを教えてください!」と投稿したところ一番乗りでおススメしていただいたものです。(おススメいただいたものは順番に読んでいこうと思っています。) 著者のことあまり存じ上げなかったのですが(すみません)、ググってみたところ、「あー、なんか知ってるかも」と思いま...
談話室で「笑えるエッセイを教えてください!」と投稿したところ一番乗りでおススメしていただいたものです。(おススメいただいたものは順番に読んでいこうと思っています。) 著者のことあまり存じ上げなかったのですが(すみません)、ググってみたところ、「あー、なんか知ってるかも」と思いました。 タイトルは、スポーツ中継のアナウンサーがある局面にくるとよく言う「わからなくなってきました」という紋切り型の言葉から。これに対して「わからないでは困る」と独特の思考を展開する。 ずっとこんな感じで、普段私のような凡人がなんとも思わない事柄に対して、予想もつかない方向に独特の思考を発展させていく。「わからなくなってきました」に目をつけるところから、さすが、と思いましたが、全体的に「そこ?!そこに目をつけちゃったか~」というテーマが多くて、才能のある人と凡人の違いというものをわかりやすく見せつけられた気がします。うらやましい。「何でもないようなことを拾う→人とは違う思考の展開を見せる→なんなら人を笑わせることができる→自分なりの考えを着地させる。」こういうセンスってどこで磨けるんでしょうねぇ。 胴上げについてでは、胴上げの競技化にまでに思考は発展するわ、子どもの持ち物には名前を書くということについては、なぜ下着にまで名前を書かなければいけないのかと疑問に思い、「子どもはところ構わず、パンツを脱いだりしちゃうとでもいうのか。むしろ私は、大人のほうが、ところ構わずパンツを脱いじゃったりするのではないかと思う」と書いて読者の笑いを誘う(少なくとも私は「うまい!」と思いました)。 ひとつの些細なことに対して、読者が予想だにしない仮定にもっていったり、空想を繰り広げたりするのは、さすが、劇作家だと思いました。こんな風に、はたから見れば遊んでいるような思考の展開が、著者にとってはきっと物になるというか、何かにつながっていくんだろうな~。 あまりにも独特なので、たまに、それこそ「わからなくなってきました」的なところもありました。全てツボにハマるかというとそうでもないですが、ひとつひとつは短めなので、ツボっちゃうものや、ついつい笑ってしまうものは必ずあると思います! 「アハハ」と笑うというよりは、ついつい口元が「ニヤリ」としてしまうといったエッセイでした。ついつい通勤電車の中で読んでしまった時も、マスクの中で口元は常に「ニヤリ」としていました。
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野球で、まさかの逆転劇などがあったあと「わからなくなってきました!」というアナウンサーの言葉より。確かに日常でふとそのような暗黙の了解というか、ニュアンス言葉に触れることがあり改めて考えると変だな〜や不思議だなあと思うこともある。 ただ本文では、その言葉だけを捕まえ、無駄に例文を...
野球で、まさかの逆転劇などがあったあと「わからなくなってきました!」というアナウンサーの言葉より。確かに日常でふとそのような暗黙の了解というか、ニュアンス言葉に触れることがあり改めて考えると変だな〜や不思議だなあと思うこともある。 ただ本文では、その言葉だけを捕まえ、無駄に例文を列挙。勝手に作者が混乱していく。 エッセイの、各題については興味を惹かれるものが多いが、文章自体は「言わなくてもわかる」というような感じで新しい発見はない。 この手の物には「クスッと笑える」を求めるものの、文章から「笑わせに来ている」匂いが漂い、なかなか集中できなかった。
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【古書】読メお気に入りの方が教えてくれた。タイトルに惹かれ本書を探したが、古書の取扱いしかなかった。何と脱力系のエッセイだろう。そして、第1章では一回の連載に脈絡のなさそうな三つのテーマで惜しげも無く書く斬新さ。タイトル以外に「だめになっていく」も好きだ。時に哲学的な内容が良い。...
【古書】読メお気に入りの方が教えてくれた。タイトルに惹かれ本書を探したが、古書の取扱いしかなかった。何と脱力系のエッセイだろう。そして、第1章では一回の連載に脈絡のなさそうな三つのテーマで惜しげも無く書く斬新さ。タイトル以外に「だめになっていく」も好きだ。時に哲学的な内容が良い。<大人=子ども>の論は目から鱗だった。
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