蒲生邸事件 の商品レビュー
2・26事件について…
2・26事件についても詳しくなれます。難しいかな、と思っていたのですが宮部さんの丁寧な文章で全くそんな印象はありませんでした。エンターテイメント性に溢れている作品なので、楽しく読めると思います。
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個人的に宮部さんの作…
個人的に宮部さんの作品の中でも好きな作品です。タイムスリップという発想を思いついた宮部さんはすごいですね。本当に独創的な作品です。
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主人公の高校生が二二…
主人公の高校生が二二六事件真っ只中の時代へタイムトリップしてしまうことから始まる。一見、ファンタジーや歴史モノを想像してとっつきにくそう(厚いし)だけど、主人公の成長や淡い恋心が主体のせいか歴史に興味がなくてもすいすい読めて、最後はジーンと涙。晴ればれと感動したいときにおすすめ。
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受験戦争から戦中の日…
受験戦争から戦中の日本へタイムトラベルしてしまった現代っ子の主人公が、時代の波の狭間で大きく成長していきます。好意をもった女性を戦争の犠牲を救おうとしますが、女性はタイムトラベルを拒否し、自分の生まれた時代ととも生きることを選択します。二人はそれぞれ自分の時代を生きていくことを選...
受験戦争から戦中の日本へタイムトラベルしてしまった現代っ子の主人公が、時代の波の狭間で大きく成長していきます。好意をもった女性を戦争の犠牲を救おうとしますが、女性はタイムトラベルを拒否し、自分の生まれた時代ととも生きることを選択します。二人はそれぞれ自分の時代を生きていくことを選びます。辛い別れですが、やがて現代に戻った主人公は、女性の孫と再会します。そんなほんのり温かいラストに感動しました。
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大きくいうとタイムス…
大きくいうとタイムスリップするはなし。しっかし宮部さんは話のバリエーションが豊富ですね
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主人公が2・26事件…
主人公が2・26事件の時代にタイムスリップする話。硬めの印象とあまりの厚さにとっつきにくさを覚えるが、読み始めれば結構スイスイいった。
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長編ものでしたが一気…
長編ものでしたが一気に読んでしまいました。主人公の青年は最初はとてもいい加減で頼りなげに見えていましたが、突然のタイムスリップによって現実よりもはるか厳しい日常の中に突如おかれてしまい、そして逞しく生きる周囲の人々に感化されて徐々に強くなっていく、という経緯が読み応えがありました...
長編ものでしたが一気に読んでしまいました。主人公の青年は最初はとてもいい加減で頼りなげに見えていましたが、突然のタイムスリップによって現実よりもはるか厳しい日常の中に突如おかれてしまい、そして逞しく生きる周囲の人々に感化されて徐々に強くなっていく、という経緯が読み応えがありました。最後がとても切なかったです。
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二・二六事件がわかり…
二・二六事件がわかりやすく記述されています。最後、ふきさんの手紙のシーンで感情移入して泣きました。浪人生のなさけない孝史が、事件を通して少しずつ変わっていきます。
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日本SF大賞を受賞し…
日本SF大賞を受賞した作品。2・26事件直前の日本(蒲生邸)にタイムスリップし、一連の事件の目撃者として、また、その時代に生きた人々との触れ合いの中で、改めて現在に生きる自分自身の存在等を見詰めなおす・・・といった内容。2・26事件の歴史的背景等について、全く予備知識なしでも、エ...
日本SF大賞を受賞した作品。2・26事件直前の日本(蒲生邸)にタイムスリップし、一連の事件の目撃者として、また、その時代に生きた人々との触れ合いの中で、改めて現在に生きる自分自身の存在等を見詰めなおす・・・といった内容。2・26事件の歴史的背景等について、全く予備知識なしでも、エンターテイメントとして楽しめる本。人間は、みんな、自分の考えこそが正しいと思って行動するんだけどね・・・。
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いわゆる、タイムスリ…
いわゆる、タイムスリップ物です。主人公の受験生がタイムスリップする先は昭和11年2月26日。今まさにニ・二六事件が起きようとしていた場所「蒲生陸軍大将の邸宅」にです。何故か、私の周りでは、宮部氏の作品の中でこの「蒲生邸事件」が一番好きという人が多いです。
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