天切り松 闇がたり(第1巻) の商品レビュー
2021年最後に読んだ作品。やっぱり浅田次郎はいい。最近はジェンダーの問題や多様性の尊重が、ある意味幅を利かせてかえって息苦しさを感じることもなきにしもあらずの時代になってきたけど、この作品の登場人物の心意気・意地はやっぱりおっさんにはじんと来るものがある。
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浅田さんの作品の中で、幕末ものは好きだけどプリズンホテル系は苦手。これはどっちだろうと迷いながら読んだけど、うーんどっちかと言うと好きなほうかな(エラそうにすみません)。 昔話をするおじいさん、という安定の設定。9歳の松を捨てた父はどうしようもない男だけど、根っからの悪人のようには思えないような描かれ方。今後も出てくるんだろうな。育ててくれた盗っ人の安吉親分と仲間たちがみんな魅力的。ちょっと出来過ぎな感はあるが、そんな勢いに乗っかって酔ってしまえば楽しい。なんだかんだ言って、最後は泣かされる〜
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最近、任侠ものが続いてる。 登場人物がみんなカッコいい。 あんな感じで人情厚く生きようと思う。
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殿下閣下もかまいやしねえ。 盗られて困らぬ天下のお宝、一切合財ちょうだいしようじゃねえか! 粋でいなせな怪盗たちが意地と見栄とに命をかける―。 (アマゾンより引用) 面白かったけど、江戸っ子口調が非常に読みづらい(`ε´) オムニバス形式の短編だけど、どの話も良かった(*´∀`*)
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友人に勧められて読みました。 大正時代らしい豪華でキッチュな感じの文章。エログロがないのは私には良かったですが、なめるとビリッとするくらいの毒が少し欲しかったです。
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http://ameblo.jp/tc-tama/day-20100225.html (Ameba日記)
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学生時代、何となく図書館で一冊借りて帰りの地下鉄で読みながら帰って、がっつりハマった。面白かったなあ……何か、一味の誰も別に自分のこと美化したり正義に酔ったりしてなくて、それがかっこよかった。
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時代背景が大正~明治あたりなので、想像するのが難しかったり江戸っ子口調についていくのが大変だったりしますが、気がつけば自分も江戸っ子口調になっています。もう夢中でィ!
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大好きな小説。粋な男しか出て来ない。 「心意気」とはなんぞやってことを、しっかりと教えてくれる。 日本男児は必読の小説。
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仁義の世界に生きる人…。 普通の人より情にあつい、人情味があるのでしょうかね。 そんな生き様に誇りを持っているそんな主人公。 私の知らない世界。 浅田次郎さんの小説いつも面白いです。
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