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流しのしたの骨 の商品レビュー

4.2

436件のお客様レビュー

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2016/03/08

何度も読み返している好きな本。のんびりした空気、ちょっとした問題が起きるんだけど、はんなりと解決していくゆるさ。登場人物がみんな、優しくていい。安心して読める。これから先も何度も読み返す。

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2015/12/10

きょうだいが多いってマイナス面しか考えたことがなかったけど、意外と楽しそうで驚いた。平和な家庭だからか。 江國香織の作品は日常のペースを取り戻すのにぴったりだと思う。あまりにゆっくり過ぎて到底現代では不可能だと思うけど、感覚を掴むには丁度よい。

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2016/07/23

読んでいる時は「この家族変!」とずっと思いながらイライラしてたが、読後しばらくして思い返すと、どこの家族も他人様には知りえない不可解で変な日常があるのかもしれなと考えるようになった。というか、こういう変な人々を許容できる人こそ幸福なのかもしれない。自分を省みていろんな事を考えた。...

読んでいる時は「この家族変!」とずっと思いながらイライラしてたが、読後しばらくして思い返すと、どこの家族も他人様には知りえない不可解で変な日常があるのかもしれなと考えるようになった。というか、こういう変な人々を許容できる人こそ幸福なのかもしれない。自分を省みていろんな事を考えた。ほっこりする、とかの類いではなかったけど不思議ちゃんにはお勧め、かな?

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2015/10/18

一癖ある一人一人が、暖かい一つの家族を形作っています。 語り手(?)であること子は、愛すべき両親、姉達、弟、そして自らを赤裸々に描き出します。 個人の偏向もまた良し、と思わせてくれる一冊です!

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2015/07/11

読み手の性差があるのかなあ。誰に感情移入できるかというと誰に感情移入しながら読んだのかがはっきりと書けない。 「帰る場所」を主題にしているわけでもないのだろうけど、これといった主題を見つけることは難しかった。 文庫の末にある作者の他人の家庭の覗き見的な視点という言葉に「そうなの?...

読み手の性差があるのかなあ。誰に感情移入できるかというと誰に感情移入しながら読んだのかがはっきりと書けない。 「帰る場所」を主題にしているわけでもないのだろうけど、これといった主題を見つけることは難しかった。 文庫の末にある作者の他人の家庭の覗き見的な視点という言葉に「そうなの?そういうことだけ?」とも思った。 離婚に至る流れが不明瞭なのは、当人しかわからないという視点にこだわったものだと思いたい。

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2015/06/18

普通でちょっと変わった家族の物語。 言葉のひと言ひと言が丁寧で、綺麗だなって思いました。同じ両親同じ環境で育つのに、どこの兄妹姉妹も皆違った個性なのはどうしてだろう? なんて思っていた私に、ひとつ気づかせてもらったことがありました。

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2015/05/29

江國さんのお話はとっても心が温かくなります。 「ボーイフレンドって素敵よね。いるあいだはたのしいし、いなくなると気持ちいい。」この一言に、これを読んだ当時の私は救われたかな。

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2016/02/09

三姉妹に小さい弟がいる、家族の日常。 家族のちょっとした生活の習慣や家族関係って、他人の人に話さないと気がつかない独特なものがあると思う。そういうふんわりしたお話。 そんな中でも、しま子ちゃんが1番好き。そして宮坂家は、きっと近くに住んでいると思う。

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2015/01/04

江國香織っぽい作品 家族のおおむね幸せな物語 変な規則があって、変わった兄弟がいて メリハリはなく、ゆるく続く 苦手な人は苦手かもしれない

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2014/10/28

他の家の家庭を書いた物語。 どこかにモデルとした家族があるのでしょうか?? 家族愛っていえばそうなのかもしれないけど 特に心には響かないお話でした。

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