夢十夜 の商品レビュー
タイトルどおり、夢の話が10話入ってる。 夏目漱石の言葉遣いは、今と少し代わっているのでちょっとわかりづらいし、単語もわかるようでわからないものも多い。 だけど、アンソロジーテイストが強く、一つ一つの話が短いので読みやすいです。 4話あたりの父子の話がおもしろかった。
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■友達の部屋で発見。即借り★夢にまつわる10話の短編なイメージだったけど、短調じゃなくて両面性があった感じかな。絵もあったからさっぱり読みやすくなってる印象。でも近代より古典のがやっぱ好き、って思った笑
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夏目漱石のアレ。 国語の時間に先生が配ったプリントが第一夜のロマンスな夢の感じだったので好きそうだなと思って即図書館へ。 超甘いのからシュール・ホラーまで集合してて肩に力が入らずに読める。 純文学とはこれか。
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幻想的・美しいながらも怖ろしい小話。傑作。イラストとイラストによってできた間が、さらに作品の美しさを際立たせている。 07/7/1
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こんな夢をみた。 で始まる10の夢のお話。 漱石さんが本当に見た夢なのか、 それとも夢を描いただけなのか。 行間を読めたら、 きっと、もっともっと深い話なんだと思う。 今日私はどんな夢をみるんだろう。 (2007.1.17読了)
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夢の話が好きだから、安部公房の『笑う月』同様 ものすごく楽しかったし、ものすごく好きな感じの話ばかりだった。実際は本は読んでなくて、ポッドキャストで聞いてたんだけど耳で聞くとまた全然良かった。ウチは大人だけど、読み聞かせって大事なんだわ!って納得した。断然 想像力かき立てられる。
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夏目漱石のなかではダントツにこれが好きなんですよ。 中学のころ、図書館でこの本でこの夢十夜を読んで即本屋で買ったんだよ。
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一夜、二夜と語られて行く不思議な話は言葉の美しさも相まって幻想的。金井田英津子の挿絵はホラー一直線ですがw
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頭の中での事実と じっさいに生起した出来事との ずれ。それを描くと幻想になる。夏目は好きじゃないがこれはとくべつ
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『猫町』と同じ現代文学名作のリミックス絵本。 『猫町』ほどの絶妙さはない。が、漱石の『夢十夜』はそれだけで素晴らしいので、どうせなら美しい挿絵付のが欲しい。第一夜がいちばん好きだ。「死にます」
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