レンタル・チルドレン の商品レビュー

山田悠介(著者)

意外な発想が冴えた作品

[ｚｘｃ]

最愛の息子を亡くした夫婦。レンタル・チルドレンの存在を知り、大金を払って息子に良く似た子供をレンタルしたが……。人身売買会社に隠された秘密とは何か。著者らしい、意外な発想が冴えた作品。

2023/10/11

この本を読んで目に見えるものが全てではないんだなと感じた。
もう一度読み返すなら子供が捨てても捨てても戻ってくる所かなぁ。
ゾクゾクして面白かった。
2時間程で読みやすかった。

2023/08/18

ラストシーンに目を見張った。山田悠介って大体近未来で非人道的な科学ぶっこんだ小説書いてくるけどそれでも夢中になって読み進めてしまう。ひたすらに子供が憐れ。

2021/01/10

話の筋はわかるが伏線ゼロ、設定の曖昧、話の深さは求めてはいけない作家さんなのかもしれない。

亡くなった子どもから臓器を集めクローン？と思いきや蝋人形⁉️って本当になんのこっちゃ笑

文字も少なく数時間で読み切れる、そこがウケているのかもしれないが、2冊で十分な作家さんでした…残念。

2016/10/08

愛する息子・優を病気で亡くした泰史と冬美は、P.I.という会社を訪れた。そこで行われているのは、子供のレンタルと売買。二人はリストの中に優そっくりの子供を見つけ、迷わずレンタルし、翌日には購入を決めた。しかし一カ月後、「優」と名付けた子供は、急速な衰えを見せ始める。突然の病状に戸惑い、P.I.に疑惑の目を向けた泰史は、真相を求めて深夜のP.I.研究所に忍び込む。そこで彼が見たものは…。『リアル鬼ごっこ』の著者が満を持して放つ、ファン待望の最新ホラー。

ラストが意味わからない

2016/06/24

子供を亡くした、子供ができない、子供が欲しいといったひとたちに子供を貸しだすレンタルチルドレン。2週間のお試し期間後には1000万円で購入することができる。
導入部分は引き込まれたけど徐々に冷めていく。納得のいかないことばかりのストーリー。クローンでないとしたら、遺体の一部をもらうのはなぜか。クローンではなく蝋人形だったというオチらしいが、もともと購入者にはクローンとは言っておらず施設の子供といっている。病院で診察してるし、火葬してお骨になっている。バス事故で子供が行方不明と言っているのに警察がうごかないのはなぜか？う〜ん、わけわかんない。わかる人がいるんだよねたぶん。

2015/11/09

施設で育ったり捨てられた子を２週間レンタルし、気に入れば１千万で購入できる。
非現実的なサービスだが、死別した息子とそっくりな子どもを見つけ、即購入を決意する。
感情を失くしたようだった妻にも笑顔が戻り、また明るい家庭が戻ったかに思えたが・・・。

子どものレンタル…突飛な発想ですが、そこがさすがという感じですね。
現実には受け入れがたいことでも、読んでいくうちに受け入れてしまう。

失くした家族が戻ってきたら…失くした経験があれば、願ってしまうことですよね。
利用者は、きっと本当に幸せな生活を取り戻せたんだと思います。

ただ、そんな単純な物語では終わるはずもなく。

後半での展開、結末、予想外でした。

ちょっとぞっとする話です。

2015/06/13

うーーーーん。

やっぱり山田悠介はオチがイマイチだなぁ。

まぁ、まぁ、いいとこいくんだけどねぇ。
ミステリーとしてもホラーとしても中途半端な位置だな。と思う私です。

面白いのにね。面白いのに面白くない。そんな山田悠介、相変わらずでした。

ただ、読みやすいよね。今回会話も多いし、レンタルチルドレンなる子供の話で、子供主体なだけに気持ちはよくわかる。

ただ、今一歩足りない山田悠介です。

2013/02/06

学校で山田悠介がすごく流行っていたので、読んでみました。読んでみて、あんまり自分には合わないかなと感じました。まわりが怖いっていうので、期待したのですが私的には、そこまで怖くもないって感じでした。たぶんもう読まないと思います。この本の長所といえば、読みやすいところかな。私は本を読むスピードが速すぎるので、よく戻るんですが、これはそんなこともなく、半日で読み切りました。

2012/11/18

子供を無くして、ふさぎ込んでいた夫婦が、自分の子供にそっくりな子に出会い変わっていく物語。
途中からB級ホラー映画みたいになってきますね〜。