ロウアーミドルの衝撃 の商品レビュー
20年前の本で、今手を打たないと20年後には大変なことになると警告。実際その通りになったという点では、さすがに先見の明あり。 ただし、日本に限らず欧米でも同じことが生じて、トランプ現象に象徴される様々な変化が起きることまでは予測できなかったのは仕方がないのか。という意味では今から...
20年前の本で、今手を打たないと20年後には大変なことになると警告。実際その通りになったという点では、さすがに先見の明あり。 ただし、日本に限らず欧米でも同じことが生じて、トランプ現象に象徴される様々な変化が起きることまでは予測できなかったのは仕方がないのか。という意味では今から20年後の世界なんて想像もつかないな。20年どころか、5~10年先もわからんけど。
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(2006/2/26) 大前研一乾坤一擲の新作である。 昨今のキーワードである「格差社会」を、大前研一独特の分析で斬っている。 著作に、大前研一ライブにと、最近は大前さんの考えに触れる機会が多いせいで、もう真新しい考えはないはずなのだが、感心させられる点が何点かあった。逆に...
(2006/2/26) 大前研一乾坤一擲の新作である。 昨今のキーワードである「格差社会」を、大前研一独特の分析で斬っている。 著作に、大前研一ライブにと、最近は大前さんの考えに触れる機会が多いせいで、もう真新しい考えはないはずなのだが、感心させられる点が何点かあった。逆に納得の行かないところも。 全体の筋を追いながら、そのあたりを述べていきたい。 序章 本質が見えない理由 生活者主権 破れ太鼓といわれてもいい続ける大前研一氏の持論。大賛成。20年の集大成の著書との位置付け。 1章 日本の構造変化と「M字型社会」 日本において、ロウアーミドル(年収300-600万)とアッパークラス(1000万円超)の割合が増え、M字型になりつつあることをデータから分析している。年功賃金の崩壊でアメリカ型になりつつあるというのだ。マスコミは1500万もらっているのでこれには触れない。 ロウアーミドルとロウアー(300万以下)をあわせると80%。アッパーが5%。アッパーミドル(600-1000万)が15%。不肖私めはいまのところアッパーミドルに入る。実感はない。 2章 ロウアーミドル時代の企業戦略 ここでは「なんちゃって自由が丘」コンセプトがいいという。いいもので安い、一点豪華などでロウアーミドルに向かうべきという。 3章 ロウアーミドルの意識改革 この章は人生の大支出項目「住居」「車」「教育」を考え直せという。住居は買わず借りろ、車もレンタル、教育は公立、、、これで5000万変わるという。 しかしこれは異論あり。住居は賃貸もかなりかかる。車、、、はレンタカー屋が遠いとつらい。東京に賃貸で住めば炒らないのかな?教育は、後半の公務員の3分の1を占める教師の体たらくを考えると私学にやりたくなるのが親心。公務員を減らして少数精鋭になってからならわかるが、自分の子は犠牲に出来ぬ。 さらに、「松坂牛」など食品のブランドにまどわされるなという。こちらは納得。 4章 生活者大国への処方箋 規制緩和を徹底的に行えという。これは同意。自給の為と農業に金をつぎ込み、しかし食料は世界一。ひどすぎ。許認可等、いらん役人が多すぎ。 175ページの世界と比べた支出のイメージ図がすごい。いかにわれわれが規制のために生活費を高いものにさせられているか。 5章 本当の構造改革はこれだ 役所の仕事をビジネスプロセスアウトソーシング。これでコストは10分の1。 6章 新しい繁栄の法則 資産課税と付加価値税。後者はわかる。赤字にして法人税を払わぬ企業がなんと多いことか。しかし資産課税、資産の1%をもっていかれるのはどうか。動産がなければ売るしかない。売ればいいということかな。道州制は15年前から納得。 まとめ 道州制、税制、教育、行政府 を改革せよ。一番は教育、人材をつくれ! 納得。 1日で読み終わってしまった。
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感想 脱出は可能か。どこかで抱いていた淡い幻想は打ち砕かれる。日本はもはや成長局面にはない。隣人はパイの独占を目指す。私はどうすべきか。
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※読んだのは2000年代です。 私のような世間知らずでも、理解しやすい本でした。 最近発売されたので小泉政権を振り返り、さて、次の首相には…というくだりもあり興味深く読むことができました。 今の日本が抱えている政治的、経済的問題点についてはこの本を読めば、まぁ分かるかなという...
※読んだのは2000年代です。 私のような世間知らずでも、理解しやすい本でした。 最近発売されたので小泉政権を振り返り、さて、次の首相には…というくだりもあり興味深く読むことができました。 今の日本が抱えている政治的、経済的問題点についてはこの本を読めば、まぁ分かるかなというところ。 但し、それをどう改善していくべきかという提案はかなり偏ってるんじゃないかと思う部分もありました(なるほど、と思う部分ももちろんありますが)。 そして思いっきりロウアーミドルな自分。 いずれは自分の親と同じくらいの生活ができるだろうと思っていたけど結構危機感に駆られました。 だからこそ、自分の考えを持って読み進めることができるので結構面白かったです。
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総中流社会から「上流層と、中の下以下の層」とM字型の分布へと変化する社会を捉えた上で、国民の偏見ゆえの不合理や、無知識ゆえの不条理を指摘する本。 最終的に、道州制や資産課税・付加価値税の提言へと結びつけているところは、大前氏の一貫している姿勢。
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偏見が生活を貧しくする →無農薬野菜の多くは農薬指定されていない他の薬品を使っている →東京の東側より西側の方が住宅価格が高い。 都市部の農地解放すべし 道州制の導入
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一時期話題になって、読んでみたかったのか よくわかりませんが、 図書館で随分前から予約をしていたらしいのですが ようやく順番が来ました。 読んでみましたが、それほどでもないかな・・・・ う~ん・・・
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そもそも日本人は全員中流階級と思い込んでいる(実際海外から見るとそうなのかもしれないが...)。実際はワーキングプアに代表されるようにロウワーミドルへと転落(?)しており、それを証明する事実が既に日本に起きているとの主張。ただし、この本の主張は決して生活水準を向上されるとかアッパ...
そもそも日本人は全員中流階級と思い込んでいる(実際海外から見るとそうなのかもしれないが...)。実際はワーキングプアに代表されるようにロウワーミドルへと転落(?)しており、それを証明する事実が既に日本に起きているとの主張。ただし、この本の主張は決して生活水準を向上されるとかアッパークラスになりたければどうすればいいかとかそういったことではなく、ロウワーミドルでも十分に豊かな生活が送れる(実際に海外ではみな豊かに暮らしている)ということに尽きる。ロウワーミドルでも豊かな生活を送るにはどうすればよいか。また、その弊害となっているのは何か(結局は役人・政治家が犯人ということになっているが...)。非常に勉強になる一冊である。その他やはり日本人浮上のヒントは海外の生活観にあるとしか思えない主張が多い。やはり、一度は海外で生活する必要があるのだろう。
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・ロウアーミドルに必要なのは『なんちゃって自由が丘』な商品 ・価格はロウアーミドル、センスはアッパーミドル ・ミドル層以上での生活レベル経験があるため、センスが下がらない ・限られた収入で、自分の納得いく生活スタイルを楽しむ ・限られた資金を傾斜配分する=一点豪華主義 ⇒ 安くて...
・ロウアーミドルに必要なのは『なんちゃって自由が丘』な商品 ・価格はロウアーミドル、センスはアッパーミドル ・ミドル層以上での生活レベル経験があるため、センスが下がらない ・限られた収入で、自分の納得いく生活スタイルを楽しむ ・限られた資金を傾斜配分する=一点豪華主義 ⇒ 安くて良いは当たり前、使っても恥ずかしくない“ガワ”があるか
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"2006年1月に発売された本ですので、 内容的には6年近く経過しています。 しかし自分の立場としては参考になる部分が多い1冊でした。 この本の後の6年間。 日本と言う国は一切改革ができていない実態があります。 今後も同じ道を歩むのでしょう。 残念ながら日本と...
"2006年1月に発売された本ですので、 内容的には6年近く経過しています。 しかし自分の立場としては参考になる部分が多い1冊でした。 この本の後の6年間。 日本と言う国は一切改革ができていない実態があります。 今後も同じ道を歩むのでしょう。 残念ながら日本と言う国が、良い方向には進めない。。 その事実だけが確認できました。"
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