きまぐれロボット 新装版 の商品レビュー
SF作品ハマったならやはり星新一先生でしよ!! 正直、最近は掌編小説とかショートショートが読めなかったんです。 昔は短くて読みやすい、と思っていたのですが、最近はあまりにも1ページ1ページで設定がガラッと変わると頭の中の整理が追いつかず、主人公にさっきまで共感していたのに、次のペ...
SF作品ハマったならやはり星新一先生でしよ!! 正直、最近は掌編小説とかショートショートが読めなかったんです。 昔は短くて読みやすい、と思っていたのですが、最近はあまりにも1ページ1ページで設定がガラッと変わると頭の中の整理が追いつかず、主人公にさっきまで共感していたのに、次のページではまた共感のしなおしで今度の主人公は別に好きになれないとか、次から次へと設定が出てきて把握するのに脳のリソースがさかれてサクサクなんて読めなかったりしたんです。 それと違って長編小説はじっくりゆっくりひと言ひと言で主人公やその周りのキャラクターの背景が見えてきて面白くて、めっきり長編好きになっておりました。 しかし!!!星新一先生のこの「きまぐれロボット」はもうサクサク!!!ビスケットよりサクサク!設定も難しいものが無いから?どれもこれも不思議な発明や謎の生き物が巻き起こすサッパリとした起承転結。 キャラクターひとりひとりが特徴的なわけではなく、なんというか皮肉がきいてるスカッと物語だったりオチが美しかったり。ゴクゴク飲めるスポーツドリンクかって感じのショートショート。最高でした。さすがです。
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昔からおもしろいよと色んな人に言われてきたけれど、今回初めて読んだ! ショートショートってこんなに短いんだと知った。 全部オチが面白くて、ショート動画にハマる人にぴったりかもしれないなと思った!
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何も前情報を得ずに読み始めたのだが最初の話を呼んだ際に、これは児童向けであるなと思った。全ての話が3〜4ページ程度でまとめられているため登場人物や情景描写を書くことがあまりなく、登場人物からはとても淡白な印象を持った。しかししっかりと毎話落ちがあり、童心に帰りながらも楽しめる1冊...
何も前情報を得ずに読み始めたのだが最初の話を呼んだ際に、これは児童向けであるなと思った。全ての話が3〜4ページ程度でまとめられているため登場人物や情景描写を書くことがあまりなく、登場人物からはとても淡白な印象を持った。しかししっかりと毎話落ちがあり、童心に帰りながらも楽しめる1冊だと感じた。
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小学生の時にはじめて読み、成人してから再度読みました シンプルで平和を感じるストーリーばかりの短編集です 小学生の時に なんて面白い本なんだろう!と思って読みましたが、大人になった今は、こういうところが当時の私にとっては面白かったのだろうという視点で読みました 絵柄も好きです。か...
小学生の時にはじめて読み、成人してから再度読みました シンプルで平和を感じるストーリーばかりの短編集です 小学生の時に なんて面白い本なんだろう!と思って読みましたが、大人になった今は、こういうところが当時の私にとっては面白かったのだろうという視点で読みました 絵柄も好きです。かわいくて何となく無機質な雰囲気のイラストに心を惹かれました 読んでいて心が落ち着きます 私のいない小さな星、別世界で起きていることのように思えました
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今年、生誕100年らしい「ショートショートの神様」の作品は、過去に少ないが読んだことはあった。 今回はこの作品で、改めて読後の感想を書くとなると、簡単なようで難しい。 この掌篇小説集はタイトル通りロボットだけでなく、悪魔、宇宙人、薬、機械などなど、たくさん現れる。 ロボットが...
今年、生誕100年らしい「ショートショートの神様」の作品は、過去に少ないが読んだことはあった。 今回はこの作品で、改めて読後の感想を書くとなると、簡単なようで難しい。 この掌篇小説集はタイトル通りロボットだけでなく、悪魔、宇宙人、薬、機械などなど、たくさん現れる。 ロボットが現れるからSFとも言えず、童話チックだからほのぼのしていると言えず。時には坊さんの説法や、寓話の超短縮版にも思える。 ショートショートという特殊な作風、その中での限界まで切り詰めた没個性と普遍性、平易すぎる文章などが、物語を純粋に表現する制約として機能している。これは古びない。 個人的には文章も楽しみたいので、ここまでガッチリとした制約の中の掌篇小説集は、休憩なしだと少し息苦しくなる。 それでも山ほどの作品を著者は生み出したので、その発想力は凄まじさを感じる。また寓話に純粋に触れたくなったら、ストーリーの雨嵐を浴びたくなったら、他作品を読んでみたいと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1話当たり4ページ程ととても短いのに、起承転結がしっかりしていて作者の凄さを感じます。読者を惹きつけるアイディアに溢れていて、玉手箱のような楽しさに満ちた短編集だと思いました。お話から教訓が感じられる点はイソップ童話にも似ているようにも感じられます。主人の運動不足やボケを避けるために時々狂った動きをするロボットの話「きまぐれロボット」、宇宙人を限られた言葉で撃退する遊園地のロボットの話「夜の事件」、宇宙人がネコがこの星を支配していると勘違いする話「ネコ」がお気に入りです。
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著者の本を初めて読んだと思う。ロボットの話が多かったか。意外と動物も登場した。色々な博士から発明品を買っては損するアール氏が何だか憎めない。他の本にも出てくるのだろうか。シンプルな世界は道徳的で悪い人はそれなりに痛い目に遭う。この単純さに退屈するか安心するかで評価が分かれそうだ。...
著者の本を初めて読んだと思う。ロボットの話が多かったか。意外と動物も登場した。色々な博士から発明品を買っては損するアール氏が何だか憎めない。他の本にも出てくるのだろうか。シンプルな世界は道徳的で悪い人はそれなりに痛い目に遭う。この単純さに退屈するか安心するかで評価が分かれそうだ。そして人類はやはり猫の奴隷らしくて嬉しい。
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星新一のショートショートは好きな方だけど、 これは似たような本当に短い話が大量に入ってて、読むのに少し疲れてしまう感じだった。 クスッと笑えそうなのもあるけど、微妙にツボに入らないというか、少し子どもっぽいなぁと思ってたけど、 後書きに、星新一が子ども向けの本を書いたらこう...
星新一のショートショートは好きな方だけど、 これは似たような本当に短い話が大量に入ってて、読むのに少し疲れてしまう感じだった。 クスッと笑えそうなのもあるけど、微妙にツボに入らないというか、少し子どもっぽいなぁと思ってたけど、 後書きに、星新一が子ども向けの本を書いたらこうなる、といったことが書かれていて、 そんな印象をまんまと受けていたから、さすが、そうなんだな〜と納得した。 どちらかというと、朝の会とかでひとつ選んで子どもに聞かせてあげようかな、みたいな感想になる話が沢山
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初めての星新一さん、初めてのショートショートでした。 ショートショートって、こんなにも読みやすくて面白いとは思いませんでした! 星新一さんのショートショートだからかな? 私のお気に入りのショートショートは、かん高い笑い声をあげて湖の底へ消えていく「悪魔」と、ものすごい不安な煽り方...
初めての星新一さん、初めてのショートショートでした。 ショートショートって、こんなにも読みやすくて面白いとは思いませんでした! 星新一さんのショートショートだからかな? 私のお気に入りのショートショートは、かん高い笑い声をあげて湖の底へ消えていく「悪魔」と、ものすごい不安な煽り方をするドッキリのような「ふしぎな放送」です。 他の作家さんのショートショートも読んでみようと思います!!
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「星新一作品登場人物索引」という本を読んだので、「きまぐれロボット」の36作品の主人公と登場人物を調べてみた。 エフ博士、お隣の主人、お隣の女の子 エム博士、男の強盗 アール氏、男 エス氏、悪魔 男、ネズミ 男、九官鳥 エヌ氏、博士、ロボット エフ博士、ロボット エス博士、アー...
「星新一作品登場人物索引」という本を読んだので、「きまぐれロボット」の36作品の主人公と登場人物を調べてみた。 エフ博士、お隣の主人、お隣の女の子 エム博士、男の強盗 アール氏、男 エス氏、悪魔 男、ネズミ 男、九官鳥 エヌ氏、博士、ロボット エフ博士、ロボット エス博士、アール氏 ロボット、キル星人 青年、医者 エフ博士、お客 フロル星人 エヌ氏、友人 エス氏、友人 ケイ氏、男 エス博士、ケイ博士 老人、ミーラ星人 エヌ博士、アール氏 エフ博士、男 エフ博士、アール氏 エヌ博士、ロボット、友人 ケイ氏、友人 サーカスの団長、男 アール氏、エイ博士、夫人 エヌ博士、青年、ロボット アール氏、男 悪人団の首領、子分 博士、ユキコちゃん 宇宙基地の隊員 エス氏、カード星人 ハナコちゃん、研究所長、ロボット 悪魔、男、ロボット ロボット怪獣、地球人 五郎くん 男の子、おかあさん、おとうさん こんな登場人物が活躍するショートショート。 「エヌ氏」は5作品にしか出てこないが、半分くらいに登場するような感じがある。 「きまぐれロボット」というタイトルの話もあった。 本書のタイトルどおり、ロボットが登場する話を多く集めている。 「ロボット」と同じくらい「宇宙人」や「薬を作る博士」が登場する。 宇宙人とロボットは客観的に物事を見ることができ、地球人ではないということで、人間社会を風刺するのに最適だ。 薬は人間の欲望をかなえる効果が発揮できるので星新一作品にとって便利なアイテムだ。 谷川俊太郎さんの解説もよかった。 私が星新一さんの作品を読んで感じていることを、解かりやすく言語化してくれていた。 どの作品も子供が読むことを意識して書かれており、5ページ前後の量なので読みやすい。 まさに、私が持っている星新一のイメージで満載のショートショートだ。
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