おやすみ、こわい夢を見ないように の商品レビュー

角田光代(著者)

2011/03/21

人への憎悪や悪意が詰まった一冊。
すごくリアルで共感できました。
誰しもこういう感情はあって
その感情と向き合うのって難しい。
もう一度じっくり
読み返してみたいです。

2009/10/04

愛と憎しみと狂気。
真剣に立ち向かおうとすると、人間、歪むよね。
こわいなぁ、と思いながら、わかるなぁ。と思った１冊。
人間らしい。

2009/10/04

角田光代わーるど全開．久々にこの人読んだけど，相変わらずタッチが鋭すぎるｗ
全部の短編が，ちょっとずつ痛々しくて．はずれがなかった．

2009/10/07

殺してやる、とか憎悪の言葉がたくさん飛び交っていました。
「今から私は人を殺しにいくんです」とか「あいつぜってぶっ殺す」とか。
うーん、あまりにもそんなのばっかで何だ、何だ、ぶっそうだなーと、思った、だけど、そういう感情って多かれ少なかれ私にもあるんじゃないかなーって思った。
複雑。

2009/10/04

いやぁ〜。暗い。
人間の内にあるドロドロしたのが凄い表現。
引きこもり、家庭内暴力、いじめの復讐とか、
何か、案外身近だからなのか、凄く病んでる人達の気持ちがわかってしまう。
うん、怖い。

2009/10/07

誰しもが持つ暗い部分を書かせると特にうまい
と思うこの方。
短編集なんだけど、大抵暗さが漂っていたり後
味が悪かったりするお話ばかり。
私は根暗なのでとっても好きです。

2009/10/04

手にしたものがどんなに馬鹿馬鹿しい小道具であれ人を殺すのは可能なはずだ、だって殺すのはそのちいさな道具じゃない、それに手を伸ばした人の心だからだ。
(P.182)

2009/10/04

友達に勧められて読んだ角田さんの本。
実際読んでみると・・・。
友達が角田さんの本が好きという気持ちがわかったような気がしました。

2009/10/04

11/24
こわかったー。

何だかあまり見たくないものを見た気分。
でもこれが真実。

短編集だけど、どの話も雰囲気が同じで、それぞれのお話についての強い印象はあまりないです。

2009/10/04

とても、今の気持ちに、はまった。人が人に抱く怒り、それはすごく理不尽で浪費で、道理が通らない。エネルギーの、マイナス方向への消耗。ここんとこ、人から一方的に嫌な気持ちにさせられることが多かったので、いろんなことへの怒りがあったのだけど、それが昇華された気持ちになった。物語の浄化作用。
ラロリー。