すこやかにおだやかにしなやかに の商品レビュー
谷川さんのは本当にいつか読み終えられるのか、魔法のように知らない本がどこからか出てくる仕様な気がする。彼は魔法使いかもしれない。 この一冊は信仰、それもどれに偏ったものではない、彼が対自し続けている神様のお話の、生き方の、心の在りようのお話を谷川さんの詩の形として残してくれている...
谷川さんのは本当にいつか読み終えられるのか、魔法のように知らない本がどこからか出てくる仕様な気がする。彼は魔法使いかもしれない。 この一冊は信仰、それもどれに偏ったものではない、彼が対自し続けている神様のお話の、生き方の、心の在りようのお話を谷川さんの詩の形として残してくれているような、詩集でした。 泣きそう、まで行きました。
Posted by
写真を交えて、とても読みやすい詩集でした。 古書店で、書き写して嗜むような本を探しているところに見つけました。 書き写して嗜んでいきたい
Posted by
短い詩集なので何度も読み返してみました。 「からだはいれもの」という詩が、心に響きました。 からだはいれもの からだはいれもの こころのいれもの いつかこわれて土にかえる 死ねばからだは役目を終える 夏のセミのぬけがらのように からだはこころを守っている こころはからだを...
短い詩集なので何度も読み返してみました。 「からだはいれもの」という詩が、心に響きました。 からだはいれもの からだはいれもの こころのいれもの いつかこわれて土にかえる 死ねばからだは役目を終える 夏のセミのぬけがらのように からだはこころを守っている こころはからだをいつくしむ 摘んだ花はすぐにしおれる 摘まずに見つめる花は長生き からだがほしいと思うものと こころがなりたいと願うもの ふたつはときにぶつかり合う 火と水のように 、、、すこやかに おだやかに しなやかに というタイトルが素敵だと思いました。 そんなふうに生きていけたらいいなぁ。
Posted by
・ “甘えると 苦しみはいつまでもうずく” ・ だからタイトルのように 生きれば良いという示唆。 ・ 永遠のテーマだよ。 ・ いつかの「俊カフェ」さんにて。 ・
Posted by
からだはいれもの このフレーズが好きすぎて こころと分離して考えることでいささか、安心できる、なんとなくほっとする、生身で傷つかなくて良い、、、 という気持ちになれる
Posted by
こころをていねいにことばにしている。 写真と詩から、エネルギーを感じる。あたたかい詩集。 こころの色 私がなにを思ってきたか それがいまの私をつくっている あなたがなにを考えてきたか それがいまのあなたそのもの 世界はみんなのこころで決まる 世界はみんなのこころで変わる あ...
こころをていねいにことばにしている。 写真と詩から、エネルギーを感じる。あたたかい詩集。 こころの色 私がなにを思ってきたか それがいまの私をつくっている あなたがなにを考えてきたか それがいまのあなたそのもの 世界はみんなのこころで決まる 世界はみんなのこころで変わる あかんぼうのこころは白紙 大きくなると色にそまる 私のこころはどんな色? きれいな色にこころをそめたい きれいな色ならきっと幸せ すきとおっていればもっと幸せ ことばのとおりに 読むだけでは美しいことばもただの文字 しゃべるだけではりっぱなことばもただの音 ことばのとおりに行うとき ことばのとおりに生きるとき あなたはほんとうのあなたになれる 私はほんとの私になれる 波紋のようにこころにひろがる かみなりのようにこころをゆるがす こころから生まれてこころにとどく ことばの力はこころの力 多すぎることばはさわがしい こころの底の静けさがことばのふるさと からだはいれもの からだはいれもの こころのいれもの いつかこわれて土にかえる 死ねばからだは役目を終える 夏のセミのぬけがらのように からだはこころを守っている こころはからだをいつくしむ 摘んだ花はすぐにしおれる 摘まずに見つめる花は長生き からだがほしいと思うものと こころがなりたいと願うもの ふたつはときにぶつかり合う 火と水のように
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2006年刊。 谷川さんのあとがきによりますと、この詩集は『ダンマパダ』という本(たぶん宗教的な本ですね)をトマス・バイカムによる英訳を底本にして、谷川さんが共感するところを自由に日本語にしてみたそうです。 どれも、素晴らしい詩ばかりだと思いました。 「こころの色」 「影と海」 「すこやかに」 「いのちの輪」 が特に気に入りました。 何か、悩みごと(特に人間関係)がある方にお勧めの詩集です。 学校の教科書とかにも載せてほしい詩です。 谷川さんの詩に駄作はありませんが、これはきっと谷川さんの詩集の中でも、最も素晴らしい詩集のひとつでしょうね。
Posted by
以前から、 神さまが本当にいらっしゃるかどうか・・と考えながら、 しかし、目に見えない大きな力を感じていました。 共感する内容かどうか・・言葉を味わいながら、読んでいます。 「‥多すぎることばはさわがしい こころの底の静けさがことばのふるさと‥ ‥すこやかに満ち足りて と...
以前から、 神さまが本当にいらっしゃるかどうか・・と考えながら、 しかし、目に見えない大きな力を感じていました。 共感する内容かどうか・・言葉を味わいながら、読んでいます。 「‥多すぎることばはさわがしい こころの底の静けさがことばのふるさと‥ ‥すこやかに満ち足りて とらわれぬこころが宝‥ ‥おだやかにあれ こころよ のびやかに しなやかに はれやかに‥ ‥あなたのいのちはつながっている 他のすべてのいのちと‥」 この詩集は『ダンマパダ』から生まれたと、著者のあとがきにありました。
Posted by
すこやかに おだやかに しなやかに。 (2014.09.28/40/図書館) 初めて読むように、これは何度も繰り返し、ゆっくり読みたいな…などと思ってしまった。 前も借りてたとは。 (2019.05.11)
Posted by
温泉宿にて(笑) けっこうすきな旅館の本棚 ここは漫画も変わった?のが多くてたのしい〜 読みたいのが多くて迷う(笑) とりあえず 荒川工房(はじめてみた)とはがれん(最終巻があった!)があったのがうれしい ‥って脱線しちゃった 谷川さんの写真刺繍 「わたしの色」?とかっ...
温泉宿にて(笑) けっこうすきな旅館の本棚 ここは漫画も変わった?のが多くてたのしい〜 読みたいのが多くて迷う(笑) とりあえず 荒川工房(はじめてみた)とはがれん(最終巻があった!)があったのがうれしい ‥って脱線しちゃった 谷川さんの写真刺繍 「わたしの色」?とかって最初の詩がいいな きれいな色に染まりたいな
Posted by