あやつられた龍馬 の商品レビュー
10/22-10/27 2年以上も積読の状態だった本。 2年以上も読んでなかったのが悔やまれる。 明治維新は、まさしく外圧だったと言える。 それにしてもよく 日本が英国に潰されなかったものだ。 司馬遼太郎に読ませてあげたかった。
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明治維新の背景には、英国政府と国際的秘密結社「フリーメーソン」が黒幕として控えていた。なぜ、下級武士の坂本龍馬が「薩長同盟」を仲介できたのか。体制転覆のプロセスを解き明かす歴史ノンフィクション。
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倒幕運動が急激に高まっただけではなく、「革命」という形で大きくなぜ「自由」と「平等」を掲げた近代社会へと動いた背景がよりロジカルな形で説明された一冊だと思う。 当時の考え方や便を考えてもありえなかった、張り巡らされた情報ネットワーク、外交術が突如江戸という時代に発達した理由と...
倒幕運動が急激に高まっただけではなく、「革命」という形で大きくなぜ「自由」と「平等」を掲げた近代社会へと動いた背景がよりロジカルな形で説明された一冊だと思う。 当時の考え方や便を考えてもありえなかった、張り巡らされた情報ネットワーク、外交術が突如江戸という時代に発達した理由とは何か。 倒幕という同じ目的を達成するために生じた相違点と浮き彫りになる人間相関図。それが龍馬を暗殺した犯人へと導かれる。 そして一部文献に記述されるように、伊藤博文が吉田松陰の下にいた時に落ちこぼれ的存在であり、討幕運動中もさほど大きな活躍がなかったにも関わらず、なぜ初代首相となるに至ったのか。 これらすべてを糸で引っ張っていた重要人物−それがフリーメーソンのメンバーであり、今も存在するいくつかの日本の大企業設立にも関わった、大人物、グラバーだった。 ところどころ「〜にちがいない」と筆者の推測を押し通す記述もあるけれど、倒幕運動という大きな革命の背景を最も説得してくれる本。
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