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いらっしゃいませ の商品レビュー

3.7

35件のお客様レビュー

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主人公は英語を学ぶ短…

主人公は英語を学ぶ短大を出るものの、母への反発も手伝って出版社に就職し、受付になる。予想していなかった部署で主人公がどう成長していくのか、楽しい。

文庫OFF

2023/01/11

5、6年前に買ってその時にも読んだけど、また読みたくなり、再読。 2003年に単行本として出版されているからそれから20年。 そして小説の舞台は1983年ごろなので40年経っている。 会社の風景はもうずいぶん変わってしまっているし、それを読む私もずいぶん年をとった。 この小説...

5、6年前に買ってその時にも読んだけど、また読みたくなり、再読。 2003年に単行本として出版されているからそれから20年。 そして小説の舞台は1983年ごろなので40年経っている。 会社の風景はもうずいぶん変わってしまっているし、それを読む私もずいぶん年をとった。 この小説は、間違いなく働くことの大切なことが書かれている。 けれど、この本を今の新入社員に進めるかというと少し躊躇う。 私が思う“大切なこと”自体が古びてしまっていると思うから。 フェミニズムという点からみても、この本は興味深い。お茶汲みも大事な仕事として手を抜かない姿は男性社会を積極的に受け入れるような啓蒙とも思えるが、見合い結婚にどうしても納得できない女性の自律的な一面も描かれている。 そう言う矛盾も正確に書かれているということは信頼できる。 それがこの時代のありのままの姿だから。

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2020/04/07

女性なら共感できることも多いのかな? 悪くないけど、短編の方が合いそうと思った読了直後。初読みの作家さんでした。 良い意味で冷めた視点のヒロインには好印象。

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2018/07/04

受付って大事だと思う。 会社の顔っていうのは本当。 ただ、受付だろうがそうじゃなかろうが、 最初に出会う人で印象は決まってしまう。 少なくともある程度は。 その意識を持って働かないと。

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2015/12/20

 出版社の受付に配属された新入社員・みのりのお仕事奮闘記。しかしドラマのような展開はなく、ルーティンワークを毎日確実にこなしたり、社内外問わず人に失礼のないよう丁寧に振る舞ったりすることの繰り返しなのだけど、その難しさと大切さを感じた。みのりがものをフラットな視点で見られたり何に...

 出版社の受付に配属された新入社員・みのりのお仕事奮闘記。しかしドラマのような展開はなく、ルーティンワークを毎日確実にこなしたり、社内外問わず人に失礼のないよう丁寧に振る舞ったりすることの繰り返しなのだけど、その難しさと大切さを感じた。みのりがものをフラットな視点で見られたり何にも流されずに自分は自分でいられたりする様子は、自然すぎて一見何てことでもないように書かれていたけど難しいのではないかと思う。私も凝り固まった偏見を持たず、正気を保って真摯に働きたい。

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2014/10/23

女子大を卒業し、出版社で働く主人公の日々を描いた日常系小説。 女性同士がおしゃべりをしている感覚。 話自体に必然性がないので、出版社を舞台としたエピソードとして楽しむのがよい。 そういう意味では、様々な個性あふれるキャラクターが、主人公の視点で語られていて面白い。

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2014/08/29

【本の内容】 楽しいかどうかなんて重要じゃない。 会社で働く女の子にとって必要なのは、つまらないことも我慢できること、そして、その我慢のなかでも何かを忘れないことではないか―。 短大の英語科を卒業後、出版社の受付に配属されたみのり。 初めての経験で戸惑うことばかりの毎日を過...

【本の内容】 楽しいかどうかなんて重要じゃない。 会社で働く女の子にとって必要なのは、つまらないことも我慢できること、そして、その我慢のなかでも何かを忘れないことではないか―。 短大の英語科を卒業後、出版社の受付に配属されたみのり。 初めての経験で戸惑うことばかりの毎日を過ごしながらも、持ち前の正義感でみのりは社内に新風をもたらしていく。 初心で胸を膨らませた新入社員と、初心を忘れたかつての新入社員へ贈る、初めての受付嬢小説。 [ 目次 ] [ POP ] 会社のことについて、というか懸命に仕事をする人間について書かれた小説はおもしろい。 恋愛に夢中になるのは簡単な気がするが、仕事に夢中になるのはほんとに難しいからだ。 著者である夏石さん自身がモデルの小説だという。 出版社に受付嬢がいるということ自体も驚きだったし(本の雑誌社にはないポストでしょうけれども)、他の企業であればもっと華やかなイメージがある受付もそこではいちばん地味なくらいに感じられるのもおもしろかった。 しかし、いくらなんでも就職活動うまくいき過ぎでは。 現在就活中のみなさんからはちょっと反感買うかも。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2023/08/28

(2013,1,17再読) いやはや、こんな話だったっけ? この本を過去に読んだことあるのは覚えていたけど、表紙がかわいいので、ほのぼの系だったとばかり思っていたら。 まー、主人公のみのりの、性格のおもしろいこと(笑) はじめは「性格悪っ!」と思ったけど、よくよく考えてみれば、...

(2013,1,17再読) いやはや、こんな話だったっけ? この本を過去に読んだことあるのは覚えていたけど、表紙がかわいいので、ほのぼの系だったとばかり思っていたら。 まー、主人公のみのりの、性格のおもしろいこと(笑) はじめは「性格悪っ!」と思ったけど、よくよく考えてみれば、私も心の中では似たようなこと考えてるなーと。 会社の受付の仕事って、確かに「ただ立ってるだけ」と思われそうだけど、とても重要で、楽しそうな仕事だと思うなあ。

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2012/08/09

権力に阿るでも誰かに媚びるでもなく。 目の前にあることを真摯に淡々とこなす。 誰かが見ていてくれるなんて保障はないけれど 自分だけはちゃんと見ていてくれる。

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2012/07/30

短大を卒業して、出版社に就職したみのり。 配属先は、「受付」 社会へ出た事で知った事や、感じたことを徒然と 先輩たちや同期との日常を綴ったもの。 ************************ 社会に出たころを思い出します。 ただ、私にはちょっと読みにくかった。 徒然だからな...

短大を卒業して、出版社に就職したみのり。 配属先は、「受付」 社会へ出た事で知った事や、感じたことを徒然と 先輩たちや同期との日常を綴ったもの。 ************************ 社会に出たころを思い出します。 ただ、私にはちょっと読みにくかった。 徒然だからなのか、思考がよく飛ぶ。 これを読んで、・・・特になにも。

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