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永遠の出口 の商品レビュー

3.8

422件のお客様レビュー

  1. 5つ

    79

  2. 4つ

    152

  3. 3つ

    135

  4. 2つ

    14

  5. 1つ

    4

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どこにでもいるような…

どこにでもいるような平凡な少女、紀子の小学三年から高校三年までの九年間が、どこか冷静に淡々と語られます。特別に派手な展開をみせるわけではないのですが、いつか体験したようなエピソードや気持ちに共感して、思わず「うんうん」とうなずいてしまいます。

文庫OFF

どこにでもいるような…

どこにでもいるような、ナイーブでちょっとしたたか女の子の、10歳から18歳までを描いた物語。退屈と言えばそうなんだけど、細かいエピソードには楽しめる部分もあり。

文庫OFF

フツーに面白い…そん…

フツーに面白い…そんなたぐいの本ですね。まぁ、好きでもなく嫌いでもなく…つまりパッとしない話が多いですが、細かな注意を払うことでまた違った感想ももてるんじゃないかなと思います。

文庫OFF

一人の女の子の10代…

一人の女の子の10代から大人になるまでを書いた本。心の変化とか、周りの変化とか、考え方とかが、自分も同じようなこと思ってたな~って、共感するところが多かった。とくに高校生時代の頃の気持ちなんて、忘れていたけど、この本を読んで、思い出したことがたくさんあった。

文庫OFF

誰もが経験したことの…

誰もが経験したことのある少女時代。この作品を読むたびに「ああ、あったあったこんなこと」と懐視感を感じます。デジャブじゃなくて、実際私もこの中のエピソードと似たようなことが何個かあるんですよね。特に小学校時代の誕生日会のエピソードなんてドンピシャ。本当に呼ぶ相手を選ぶのに苦労しまし...

誰もが経験したことのある少女時代。この作品を読むたびに「ああ、あったあったこんなこと」と懐視感を感じます。デジャブじゃなくて、実際私もこの中のエピソードと似たようなことが何個かあるんですよね。特に小学校時代の誕生日会のエピソードなんてドンピシャ。本当に呼ぶ相手を選ぶのに苦労しました。子供なりに派閥なんてものもあって、下っ端は苦労するんですよ。

文庫OFF

懐かしい感覚

どこにでもいる普通の女の子の、小学校三年生から高校三年生までの九年間。他人の一言に揺れる心、何気なく通り過ぎていく風景。時を重ねる毎に開く世界。懐かしさと共に、微かな苦味と痛みを思い出させる物語です。

abtm

2026/07/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あの頃、私たちは知らなかった。私たちがどんなにがんばっても、いかに立派な高学年になっても、決してピラミッドの頂点には立てないことを。その頂に高々と君臨できるのは、大人びた六年生ではなく、つねに本物の大人たちであることをー。 小学生の頃、学校の先生は、神様だった。p38 11歳のエネルギーを将来のために温存しておくことなんてできはしない。11歳のエネルギーは、11歳のうちに使いきるからこそ価値を持って輝くのだ。p59 男子というのは私たち女子のうかがい知れないところで何かを決意し、長い眠りに入ったりする生き物だった気がする。 p63 それはあいつが黒魔女だからじゃなくって、病気の話が大好きなおばさんだからだよ。p69 そうして冷静に見つめ直してみると、確かに深沢サヨ子はただのおばさんそのものだった。ヒステリックで、見栄っぱりで、自分の思い通りにいかないと当たりちらすそこいらのおばさん。先生というのは神様ではなく、もちろん魔女でもなく、その原型は普通のおばさんなんだ。p71 葡萄酒を飲んで茅野勇介のパクった自転車に揺られ、誰だか知らない先輩の家へむかっている。それはじつに奇妙な感覚ではあったものの、その非現実性が、普段の日常からかけはなれた。この時が、きゅうきゅうになっていた私を解き放ってくれたのも事実だった。不良の子たちが求めているのはスリルなどではなく、この虚構のような時間なのかもしれない。家のことも学校のことも100パーセント他人事と思える、この一瞬。p132

Posted byブクログ

2026/05/29

知っている感覚がたくさんあって、なんだかとても嬉しかったし、笑えるところもあった。デジャヴ。 安心する小説。読んでいるとき、少しづつ救われていく心地良さがあった。いろんなことが大丈夫に思えた。

Posted byブクログ

2026/03/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

紀子のどこにでもありえそうな日常。ちょっとしたきっかけでグレて、両親の離婚の危機に直面して、恋をして。紀子の成長の過程はもしかしたら私にもあったかも、という出来事で溢れてる。私にはまだたくさんの選択肢があるのですね。良い作品でした。

Posted byブクログ

2026/02/24

森絵都さんによる第一回本屋大賞第四位作品。 両親と姉と自分の四人暮らし。 極々一般的な家庭で育つ岸本紀子が主人公。 紀子が小学三年生から高校卒業までの九年間が描かれています。 姉とのいざこざ、小学六年生の時の冒険、中学時代の反抗、高校に入ってから初めてのバイト、初恋と失恋e...

森絵都さんによる第一回本屋大賞第四位作品。 両親と姉と自分の四人暮らし。 極々一般的な家庭で育つ岸本紀子が主人公。 紀子が小学三年生から高校卒業までの九年間が描かれています。 姉とのいざこざ、小学六年生の時の冒険、中学時代の反抗、高校に入ってから初めてのバイト、初恋と失恋etc ドラマチックな出来事は起きません。 でも、起きないからこそ、読者の誰もが一度は経験したことがあるような出来事が、この物語の中にはあり、当時の自分が頭をよぎります。 私に響いたのは、第八章の「恋」 紀子が高校生になって経験する初恋と失恋のお話。 初めての彼氏に浮かれ、頭の中が彼氏一色になる紀子。 相手のことを考えずに、ただただ自分の思うがままに行動。 中学三年生の時に、初めて彼女ができた私。 まさに紀子の様に、無我夢中で、自分の想いを全力でぶつけていた、あの時のアオさを思い出しました。 今振り返ると、 「おいおい、それは嫌われるぞー」 「ちょっとそれは気持ち悪いよー」 と中学三年生の自分に声を掛けたくなりますw 心に響いた言葉も物語の中にありました。 「十一歳のエネルギーは、十一歳のうちに使いきるからこそ価値を持って輝くのだ。」 まさにそうだと思います。 年をとると、やはり体力や気力の衰えを感じます。 今が一番人生で一番若い時。 後でやろうと先延ばしにしたとして、その後はいつくる? 後でやろうとした時に、体力、気力はある? 今この瞬間にしかできないこと。 今のこの瞬間だからこそ価値があること。 先延ばしせずに、実践していきます。

Posted byブクログ