他人を見下す若者たち の商品レビュー
データをもとに最近の…
データをもとに最近の若者について書いている。すべての若者は著者の主張のいずれかに必ずあてはまる。読んでいて、自分のことを言っているという場面がいくつもあった。知らないうちに他人を軽蔑していたのだと初めてわかった。
文庫OFF
自分に当てはまること…
自分に当てはまることばっかりで、読んでて恥ずかしかった。他を蔑視していないと、自分が立っていられないイマドキの若者たちを分析してます。
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観察、データ共に充実…
観察、データ共に充実しているが、それを踏まえた上での具体的な打開策が欲しかった。しかし氏が指摘していることは今の風潮を知る上で重要な位置にある。
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著者が誠実にこの研究…
著者が誠実にこの研究に取り組んでいることはわかるが、中途半端なまま終わってしまっている思う。
文庫OFF
興味深いです
最近の若者に見られる傾向やその言動の理由について、これから研究・考察を重ねるべき事象について語られた一冊。ただ、「他者より自分が優秀」だと根拠なく錯覚するのは、何も若者に限ったことではない気も……?
midori
本書は約20年前に出版された本であり、当時の若者→アラサー・アラフォー、ケータイ→スマホ、メール→LINEと時代は移り変わってしまったが、若者を取り巻く本質的環境は、さほど変化していないだろう。(特に社会的環境)著者は、自尊的感情が少ないことが、若者が他の人を見下す要因の一つであ...
本書は約20年前に出版された本であり、当時の若者→アラサー・アラフォー、ケータイ→スマホ、メール→LINEと時代は移り変わってしまったが、若者を取り巻く本質的環境は、さほど変化していないだろう。(特に社会的環境)著者は、自尊的感情が少ないことが、若者が他の人を見下す要因の一つであると述べている。著者の解決策は他者への貢献であるが、他にも解決策を知りたいと感じた。私も人を見下すことを無意識的にしている可能性があるため、決して他人事ではない。自分の戒めとしたい。
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今時の若者は!に拘り過ぎずに読むと頷けることはたくさんありました。 確かに昔と今は環境が何もかもが違うからそこに生活する「若者たち」も変化しているのかもしれません。 車も通る道路に横一列になって歩く子たちは沢山いるし、でもちゃんと寄ってくれる子もいる。 子どもたちからしたら「狭...
今時の若者は!に拘り過ぎずに読むと頷けることはたくさんありました。 確かに昔と今は環境が何もかもが違うからそこに生活する「若者たち」も変化しているのかもしれません。 車も通る道路に横一列になって歩く子たちは沢山いるし、でもちゃんと寄ってくれる子もいる。 子どもたちからしたら「狭い道であんなに車を飛ばして!バカな大人だな!」と思うような大人もいますしね。大人に対してがっかりする事も多いと思います。 私が子どもの時より賢いなと思う子もたくさんいて、あ〜私はバカな子どもだったな…と反省することも多々。 ただ、子どもも大人も、自分はちゃんと正しい!と思い込まずに客観的に見て顧みることも大切だなと感じました。 「今時の若者」が成長せずに大人になった人にならないように。
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2006年出版時の若者について買いた本、世代のおじさんが若者を見る価値観は変わってないのかなと思う内容。 この時期に流行った「オンリーワン」や「等身大」等、若者の文化を理解することは難しく、昔は良かったというのは簡単すぎないかと思った。 今の若者の「なろう系」や「タイパ」を私が...
2006年出版時の若者について買いた本、世代のおじさんが若者を見る価値観は変わってないのかなと思う内容。 この時期に流行った「オンリーワン」や「等身大」等、若者の文化を理解することは難しく、昔は良かったというのは簡単すぎないかと思った。 今の若者の「なろう系」や「タイパ」を私が理解するのが難しいが、昔は良かったで括らないことが大事だと気付かされた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2006年の本。 今時の若者についてや、他人を見下す・軽視する人が増えたとかについて、社会状況の変化や心理学の観点から、自尊感情と仮想的有能感をキーワードに迫ろうという内容、だと思う。 ちなみに、その「今時の若者」は今30代40代になるのかな? あとがきで筆者も言う通り、仮定・一種の筆者の思い込みとして読む分にはいいと思う。人を見下す心理については参考になった。 ただ、若者に対して否定的・独断的に書いてる感じを受けてしまい、気持ちのいい文章ではなかった。
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社会学などでもよく扱われるテーマですが、若者に焦点を当てた本書は客観的な分析がなされて、若者の問題点を引き出しています。
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