殺人ピエロの孤島同窓会 の商品レビュー

水田美意子(著者)

2010/04/08

■0897.
＜読破期間＞
Ｈ20/10/27～Ｈ20/10/29

＜本の内容＞
日本から１５００キロ離れた、東硫黄島。
島の外輪火山が噴火し、住民は東京に強制移住させられ、
現在は、観測所を守っている老人が１人住むだけの孤島である。
そんな島で同窓会が開かれることになり、４年ぶりに東硫黄高校同窓生が集まった。
出席者はクラスメイト３６人中、不登校だった１人を除いた３５人。
和やかムードで進んでいた同窓会は、突如現れた殺人ピエロにより恐怖の孤島と化す。
次々と同窓生たちを惨殺し始める殺人ピエロの正体は？

2010/03/25

読んだ時は帯が無かったので、
12歳が書いたとは知らなかった。

表紙に惹かれて読んでみたけど、
最後が余りにも呆気なくてがっかりしてしまった。

2010/01/28

12歳が書いた本格ミステリ、というので大々的に売り出された感の一作。……やっぱり「12歳」ってな冠があってのものかなあ。ただし、たしかに12歳でこれだけ書ける、というのは凄いぞ。しかもちゃんとミステリにしようという意図がよく出てるもの。
あと、殺人の手口が凄すぎるよなこれは。えげつないというか、笑いの領域に達してますねえ。これだけのバリエーションを作れるとはお見事。

2009/11/12

１２歳の書いた小説。
非常に残念かな。これって販売してもいいのかなとさえ思ってしまった。確かに年にしてはがんばって書いたなと思うけど、定価で買おうとは残念ながら思わなかった。

好きな人には本当に悪いとは思うけど、こう思った。

2011/07/17

【日本から1500キロ離れた、東硫黄島。島の外輪火山が噴火し、住民は東京に強制移住させられ、現在は、観測所を守っている老人が1人住むだけの孤島である。そんな島で同窓会が開かれることになり、4年ぶりに東硫黄島高校同窓生が集まった。出席者はクラスメイト36人中、不登校だった1人を除いた35人。和やかなムードで進んでいた同窓会は、突如現れた殺人ピエロにより恐怖の孤島と化す。次々と同窓生たちを惨殺し始める殺人ピエロの正体は？】

なんだか突然、殺伐としたクローズドサークル系のミステリーを読みたくなり、タイトルから判断して借りてきたのですが、ちょっと予想していた趣きとは違ったみたいです…どちらかというと『バトル・ロワイアル』に近い感じの雰囲気。（しかしあとがきによると『バトル〜』を意識した作品ではないのだとか。…まあよく考えれば次々とクラスメイトが惨殺されていくところ以外共通点がありませんが。）
とはいえ、孤島に眠る財宝が絡んでたり、警察サイドの動きも描かれたり、ネットの掲示板を事件と絡めたりと、構成としてはなかなかのものだなと感心しました。
ただ同窓生が殺されていく中、主人公たちの言動にどうも緊張感や危機感が感じられません。主人公に至っては（別に冷静なタイプの人間ではないのに）人が死んでも妙に落ち着き払った突っ込みを心の中でしてたりして、そのなんとも言えないギャップが非常に気色悪かったです。

途中で読むのをやめようかとも思いましたが、犯人や動機が知りたかったので最後まで読みましたが、それもなんだか腑に落ちない感じでした。
てか最後軽すぎ！と思わず脱力…12歳が描いたとかで注目された作品みたいですが、年齢以前の問題としてとにかく私との相性が悪い作品でした。

2009/10/04

妹お勧めの本。
読んでみると…いい気分にはなりませんでした。
この本を１２歳が書いているとは思いませんでした。すごい本です。
内容は、同窓会であつまったクラスメートが次々に殺されていく話でした。殺し方がひどい。
ただ、主人公の思ったことやツッコミ・ボケがけっこう面白かったです。この本を読んだあと、ニュースで軍艦島（端島）が数十年ぶりに上陸解禁されたとき、私は、この本の島だ。と、思ってしまいました。
最後に、この本は、本当に殺し方が残酷なので気を付けてください。
また、私たちは、この本をよんで１週間、カレーを食べる気にはなれませんでした。カレー好きの人は、特におすすめしません。

2011/03/21

１２歳の女の子が書いたミステリーということで、
是非読みたいと思って図書館で予約しました。
最初はやっぱり、
主人公たちが大学生とは思えない。とか、
文章の拙さや幼稚さが気になって
あんまり進まなかったんですけど、
高校生の自分が政治経済で習っているような
難しい言葉とかが出てきて
うわあ理解できないすげえとか思ったり
最初は大学生に思えないと思って
好きになれなかった有馬も、
途中から子供のような発想や能天気さなど
幼稚さが逆に面白くて愛着心が持てました。
１２歳の子が書いたらもっと、
背伸びして大人びた文章になりそうなのに！
幼さがモロ出た文章は意外で、
結構クセになりました(笑)
まあ突っ込みどころは満載ですけど、
なかなか面白かったです。
１２歳の子が書いたなんてほんと信じられない！

2009/10/04

「12歳が書いた」が最大のウリ。

よくもまぁこんなに人が死ぬ話を考えたもんだなーと。
バトロワ的なものかと思って読み始めると、最後のオチにかなりがくっときます。

2009/10/07

★ひとつは“12歳”に。
子供がバトロワを書いたらこうなるとしか言いようがない。
突っ込みどころ満載で、ある意味グロいのが苦手な自分でも楽しめました。

2009/10/07

わたしはだめでした･･･。おもしろくない。気持ち悪い。文章わざとらしいし、みんなうかれぽんちすぎる笑。でもそのミスマッチが何気にうさんくささを誇張しててよいのかもしれない。勢いはあったとおもう。