殺人ピエロの孤島同窓会 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
約18年前に第4回このミスの特別奨励賞作品。なんと作者は当時12歳。今は廃墟となっているある孤島で行われた島出身者の同窓会で起こる連続殺人事件。36名のうち出席者35名で行われた同窓会で最終的に生存者2名+行方不明者1名+同窓生以外の途中参加者1名(生存)という悲惨な状況に追い込まれてゆく。この島に隠された秘密と意外な犯人の動機に面食らうが、次々と同級生が殺されていく中での会話があまりに軽すぎるので違和感を覚える。作者が若いからかなぁと思ったり。加筆修正版とか出せば面白いのではと思いました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
12歳の小学校出たての女の子が書いた本じゃなかったらマジで本にする程の作品じゃない。 けど、12歳と思えば島のことや警察のこと、爆弾などいろいろなことがちゃんとかけてたと思う。 東硫黄島の島の設定は結構リアルで、島出身かな?と思えるくらいだった。 全体は文章力の問題なのか、結構意味わからない流れが多くて、割と流し読みで読んでしまった。 登場人物の描写が幼すぎて大学生や社会人にはとうてい思えなかった。 中学で島を出て、高校生たちの同窓会でもよかったんじゃないかな。 警察の中年たちも、学芸会で子供が大人の役をやっているような幼さが文章で出てた。 自衛隊の女性の視点いらなかったし、なんなら警察の視点も、衣装ケース発見の明夫の視点もいらなかった気がする。 エッチな動画エッチな本、12歳の子供の言葉遣いをそのままおじさんが使ってるのしんどい。 いじめられっ子の同窓生がクラスメイトをかつて住んでた孤島に集めて次々殺していく…、書いてて楽しそうな作品だなとは思った。
Posted by
このミスシリーズ。なんか違和感あるな?と思ったら、中1女子の作品とな。名前の付け方が昔自分が書いてた小説に似てた。ストーリーはともかく、ほのかなエロシーンなど、中一女子が書いたのかと思うと感慨深い?
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
第四回(2005年)『このミステリーが凄い』大賞の特別奨励賞をとった作品『殺人ピエロの孤島同窓会』。賞はマーケティングツールな訳だから12歳の少女がまあまあのミステリー作品で応募してきたらそれは取り上げるでしょうという当たり前の奨励賞だったとおもう。まだ第四ダッタというのもあるだろうし。まだまだこれミス大賞の著名度も低い時期だったしね。でも実は読んでみると僕は本好きの方々に酷評されたほどひどい作品では無いのではと思った。場所の設定もちゃんと調べて硫黄島としていてこれは面白いし、余計な登場人物などもかなりあるけれどそれは習作としては許される範囲だろうし、実際の島で起こる事件のシーンはまあこの手のクラス全員が事件に遭い少しずつ消えて行く設定の小説の大作『バトルロワイヤル』や『悪の教典』にくらべてしまうとそれはそれは格が違いすぎるのでかわいそうだからしないとして、別なジャンルさくっと読める軽いだまし合いの小説いわゆるコンゲームものとして捉えるといいんじゃないかなと思ったりした。まあ捉え方は人それぞれだからね。風邪ひきで引きこもりの土曜に読む小説としては重すぎず楽しめた作品だった。
Posted by
12歳が書いた。 それは凄いけど、やっぱり読んでる方は違和感が有る。これはじっくり読みたい人にはお勧めしません。 12歳の作品として楽しめば良いのですから其処まで酷評しても仕様が無いでしょう。 私は10の時から小説をちまちま書いていましたが...負けたかもしれません。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
連続殺人事件がおきてて、目の前で次々と人が死んでいくっていうのに、登場人物が惚れた腫れただの言ってて共感も何もない。 いくら殺人鬼が去ったからって、その日のうちに普通にご飯を食べ風呂に入りセックスをするか? ただ発想力はすごいと思う。結末も驚かされた。
Posted by
もう、恥ずかしいよ!! タイトルからしてださださじゃん!! かーっ!! って感じだよ!! 三村かよ!!! あらすじ。 とんでもない設定の孤島で行われる同窓会(設定は無理ありすぎ)で 次々殺される同級生、その数、うーんと…32人プラス1人かな?? ひどい。 この本がちょ...
もう、恥ずかしいよ!! タイトルからしてださださじゃん!! かーっ!! って感じだよ!! 三村かよ!!! あらすじ。 とんでもない設定の孤島で行われる同窓会(設定は無理ありすぎ)で 次々殺される同級生、その数、うーんと…32人プラス1人かな?? ひどい。 この本がちょっぴり話題になったのは、宝島社の2006年このミスで この回限りで設けられた「特別奨励賞」を受賞したからなんだけど。 その理由は話の中身ではなかった。 ちょっと話の中身なのかなって、そうはいってもちょっとは期待してたんだけど、やっぱり違った。 売りは「作者が執筆当時12歳でした」ってとこだけだった。ひどい… なんといっても文章力のひどさ。 人物が多すぎるため、混乱するのにかき分けできない筆力のなさ。 話を盛り上げるための調整で、わけのわからない行動をとる登場人物たち… 最初読もうかと思った時は、最初の数ページで駄目で、 でも今回頑張って読んでみた。 本当に「頑張って」って感じになった… このクズ感、山田悠介や王様ゲームの人に通ずるものがある。 それで売れるんだから、本当に程度の低い人間が増えているのだな… 12歳の時にこれくらいかけたか、って言われればまあ無理だったかもしれないが だからってお金をとっていいレベルではあきらかにないからな~~。 友達にだけ読ませて自己満足の世界にいてほしかった。 ちなみに彼女の2作目もあるらしいのだけど そちらもやはりひどいみたいで。 芥川龍之介レベルなんて求めないけど、そもそも龍之介とか、読んだことある??って聞きたい。
Posted by
ところどころ、違和感感じるところもあったし、ラストも動機とか明らかに薄いけど、到底12歳が書いた文章とは思えないです。 作者さんはきっと小学生の時から、色んな本読んでたんだなぁと感じました。
Posted by
作者これ書いたとき12歳だったんだって。かなりおえぇな内容です。 殺人見た直後に恋愛話していやんとか言っちゃうか?とか、はっきり言って好きな文章じゃないけど、12歳はすごいなぁ。
Posted by
36ページにして断念。最後まで読めませんでした。 外部との連絡の途絶えた孤島で、突然「殺人ピエロ」により殺害され始める同窓生たち。 そんな緊迫感とか絶望感の中、やたらとノリが軽く、緊張感なく、ふざけている登場人物たち。 せっかくの設定も、うまく表現できていないようです。 物語に...
36ページにして断念。最後まで読めませんでした。 外部との連絡の途絶えた孤島で、突然「殺人ピエロ」により殺害され始める同窓生たち。 そんな緊迫感とか絶望感の中、やたらとノリが軽く、緊張感なく、ふざけている登場人物たち。 せっかくの設定も、うまく表現できていないようです。 物語に流れがなく、起きている現象(無秩序殺人)と登場人物たちの感情がうまくリンクしていなくて、読み手としては物語に入り込めず取り残されていっている気持ちになりました。 12歳の中学生が書いた、ということで本書は話題となりました。 話題にはなったかもしれませんが、出版し、1100円ものお金を払って読ませるだけの価値がある、と出版社は判断したのでしょうか。 私にはそんなにおもしろくありませんでした。 12歳が書こうが、おもしろくなければ意味がないとか思いました。
Posted by