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春になったら苺を摘みに の商品レビュー

4.1

237件のお客様レビュー

  1. 5つ

    75

  2. 4つ

    91

  3. 3つ

    42

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2024/04/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「西の魔女が死んだ」も好きでしたが、こちらは英国好きの私には堪えられないエッセイでした。 旅行で行くのと暮らすのでは違うとわかっているけど、私も暮らしてみたい。久しく訪ねていませんが、また旅行したくなりました。 ウエスト夫人の飾らない、でも暖かい人柄に惹かれます。こんなふうに歳を重ねたいものだと思いました。

Posted byブクログ

2024/03/23
  • ネタバレ

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エセックス州S・ワーデンでお世話になった下宿の女主人、ウェスト夫人を中心とした友人たちとの交友記。梨木さんの小説(それがもとになった映画はみたような)読んだことがないが、友人がいたイギリスの北部を思わせる風景や、人びとの様子がとても興味深い。解説の人が書いているように、梨木さんの感性、好きだ。

Posted byブクログ

2024/01/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

理解はできないが受け容れる。相手を完全に理解することはできないけれど、相手を否定せず理解しようとする姿勢は持ち続けたい思った。 「それが文化である限り、どんなことであろうと私はそれを尊重する。文化である限りは。」 日本人の蕎麦を啜る音に驚いたナイジェリア人女性のこの言葉が印象に残っている。

Posted byブクログ

2023/12/31

自分とは異なる考え方や感じ方を肯定するでもなく、否定するでもなく、受け入れるにはどうしたらいいのかと思って、手に取った本。 どんなに自分では理解できなくても、好きになれなくても、人が感じたことを尊重できる自分になりたいと思った。

Posted byブクログ

2023/08/11

異国の地での暮らし、人との出会いはその後の人生を変えてしまうくらいの影響力があると思う。 人との関係、距離感がいい。 エッセイではないような重さがある。

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2023/06/20

エッセイなのに物語のような1冊。 ウエスト夫人の人柄に惚れ惚れしてしまう。 こんな素敵な経験が梨木香歩さんを作ったのかなと思うと彼女の柔らかくも強い文章に納得する。

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2023/04/04

「西の魔女が死んだ」が大好きでこれを書いた方ってどんな人だろう?と思って手に取った。 エッセイと言えば気軽に読めるもの、という思い込みが吹っ飛ばされ、思った以上に難しかった。 ウエスト夫人の人間性に感銘を受けた。

Posted byブクログ

2023/03/27

異国の土地での出会いがどれほど素敵で、一緒に過ごした時がどれだけかけがえのないものだったか伝わります。 梨木香歩さんが好きなのとタイトルに惹かれて手に取りました。 想像よりもご友人たちへのメッセージが強く、その方達へ書いているのかな?という内容でした。 またハッピーな内容ばかりで...

異国の土地での出会いがどれほど素敵で、一緒に過ごした時がどれだけかけがえのないものだったか伝わります。 梨木香歩さんが好きなのとタイトルに惹かれて手に取りました。 想像よりもご友人たちへのメッセージが強く、その方達へ書いているのかな?という内容でした。 またハッピーな内容ばかりでなく、朝の苦痛な通勤電車で読むには少し負担になってしまい、途中で挫折してしまいました。 時が来たらまたリベンジしたいと思います。

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2023/02/23

寒さが少し和らぎ、花粉が飛び始めてムズムズし始める時期が旬のエッセイだと思う。 あらゆる人々との出逢いが、この250ページに詰め込まれていて、現実の出会いを億劫に思う気持ちを撫でて解いてくれる気がする。 暮らしの中で問を見つけては真摯に思考を重ねる著者の姿には、なぜだか、エッセ...

寒さが少し和らぎ、花粉が飛び始めてムズムズし始める時期が旬のエッセイだと思う。 あらゆる人々との出逢いが、この250ページに詰め込まれていて、現実の出会いを億劫に思う気持ちを撫でて解いてくれる気がする。 暮らしの中で問を見つけては真摯に思考を重ねる著者の姿には、なぜだか、エッセイに出てくる車掌や駅員寄りのイメージを重ねていた。

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2023/02/22

私は読書は同じ著者のものを続けて読んでしまうクセがあります。(またこの著者さんの本の感想かと思った方がいればすみません) こちらの書籍は、大まかに言うと人と人、過去と現在の問題や、日常のエッセイかと思います。様々な話題が取り上げられていました。 一部の内容について、私自身、戦争は...

私は読書は同じ著者のものを続けて読んでしまうクセがあります。(またこの著者さんの本の感想かと思った方がいればすみません) こちらの書籍は、大まかに言うと人と人、過去と現在の問題や、日常のエッセイかと思います。様々な話題が取り上げられていました。 一部の内容について、私自身、戦争はもちろん差別されるような環境にも置かれたことがない(認識してないだけかもしれないが)ので自分には難しい話だった。 そうであっても、心によく入ってきて感情が揺り動かされて、初めてこういった話題は今まで理解はしようとしていても深く感情まで動いたことはなかったのだなとこの本で気付かされた。 改めて世界の平和を心から願う。

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