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ラテン語の世界 の商品レビュー

3.5

24件のお客様レビュー

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2014/01/01

いつかは学びたいと思いつつ中々手が出せないラテン語。 しかし、この本は言語としてのラテン語の紹介のみならず、その成立から、いかにしてラテン語が現代にいる我々の言語、文化に強い影響を及ぼすにいたったかまで幅広い視点で紹介されている。 知れば知るほどラテン語の難しさを痛感するというの...

いつかは学びたいと思いつつ中々手が出せないラテン語。 しかし、この本は言語としてのラテン語の紹介のみならず、その成立から、いかにしてラテン語が現代にいる我々の言語、文化に強い影響を及ぼすにいたったかまで幅広い視点で紹介されている。 知れば知るほどラテン語の難しさを痛感するというのが率直な感想ですが、同時に学習意欲もわく一冊です。

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2013/06/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 ラテン語を学び始めたのでその魅力を知るために読書。現代でも英語を中心に日本語にまで多大な影響を与えているラテン語。この本の中で紹介されているたくさんの英単語の語源を知るとラテン語の凄さも分かってくる。ラテン語の子孫はスペイン語、フランス語、イタリア語等のロマンス語派なのだがイングランドは一時期フランス語圏の民族に支配されていたためラテン語の影響が見られる。  古代ローマについてもかなり詳しく語られている。ただ歴史的な知識が少ないため吸収率はいまいちだった。カエサルは名前は知っているけど何をした人なのか詳しく知らなかったし。ギリシャの方がローマより文化では優れていたことが以外だった。ただ一貫して紀元前の世界観がうまく想像できないのが痛かった。  特にラテン語文学の歴史の章はほとんど頭に入らなかった。知ってもあまり役に立たなそうだし。情報量が多過ぎてまとめきれていない感じがする。もっと厳選したほうが分かりやすくなったのではないか。  一番のポイントは「ラテン語は確固とした形式と意味の関係の論理性をもった言語である」ということ。

Posted byブクログ

2012/08/06

ラテン語は南米であってアメリカでも使える言い方があります。ラテンアメリカはアメリカ大陸でもラテン語を祖先とする言語はスペイン語、ポルトガル語、フランス語のどれかを話すにはラテン語の勉強をしていくとどの国で使われている言語が分かっていくと思います。文字の遺産ではローマ字とはラテン語...

ラテン語は南米であってアメリカでも使える言い方があります。ラテンアメリカはアメリカ大陸でもラテン語を祖先とする言語はスペイン語、ポルトガル語、フランス語のどれかを話すにはラテン語の勉強をしていくとどの国で使われている言語が分かっていくと思います。文字の遺産ではローマ字とはラテン語の文字を読んで日本では、漢字やかなが使われていてローマ字を使わなくては機能しなくなっている。ローマ字はアルファベットで使われていて日本語の表記法は世界のなかで独特でありアルファベットの歴史に存在すると思います。ラテン語の勉強はオススメします。

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2012/08/25

『201207 語学強化月間』 面白い。 「ラテン語に対する興味なんてどれほど続くことやら」と我ながら思っていたけれど、意外や、惹き込まれた。 言語の変遷を辿ることは即ち歴史をひもとくということ。新しい視点での楽しみ方を教えてくれた。 著者のラテン語好きっぷりがよく伝わってき...

『201207 語学強化月間』 面白い。 「ラテン語に対する興味なんてどれほど続くことやら」と我ながら思っていたけれど、意外や、惹き込まれた。 言語の変遷を辿ることは即ち歴史をひもとくということ。新しい視点での楽しみ方を教えてくれた。 著者のラテン語好きっぷりがよく伝わってきた。

Posted byブクログ

2012/04/29

親書ではあるけれど、、、ラテン語なのでとりあえず難しい本です。文章自体は読みやすいです。(私は大学での かじり4単位のラテン語学習の際に、参考にしました) ラテン語の学習本は他にあまりないと思うので、もし興味がある方はどうぞ。有用です。

Posted byブクログ

2012/03/24

英語とスペイン語などロマンス語で、それらの歴史をさかのぼった違いや関係などがラテン語を通じて垣間見れる感じがします。 外国語の学習時によむと興味の持続に役立ちます。

Posted byブクログ

2011/12/13

文法に限らず、ラテン語が話されていた時代のことなど、様々。 死語と言われつつ現代でも方々で影響力が残っている、なんともしたたかな言語。「それについては筆者は知らないが」等、ちょこちょこ断ってあったけど、このあたりが研究者の客観性というか、冷静さみたいなものなのかな。しかしこの著...

文法に限らず、ラテン語が話されていた時代のことなど、様々。 死語と言われつつ現代でも方々で影響力が残っている、なんともしたたかな言語。「それについては筆者は知らないが」等、ちょこちょこ断ってあったけど、このあたりが研究者の客観性というか、冷静さみたいなものなのかな。しかしこの著者は、どんなきっかけで、こういう新書(以外にもたくさんの本)を書くほど、ひとつの言語を究めることになったのかなぁ、と、そんなところまでぼんやり思ったりもした。 ところで「、。」じゃなくて「,.」だったのに慣れなくて、文章が終わらず(終わっているのに気付かなかった)「あれ、文章へんだな」と思うことしばし。

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2011/12/08

難しい!でも楽しい〜 これ読み始めたら、英語の辞書引くたびに語源を確かめてしまって仕事に支障が出る。

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2011/11/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

bitが、binary digitの略で、 binaryが、ラテン語のbinarius(2の)という意味で、 digitが、ラテン語のdigitus(指)という意味からきているとのこと。 ラテン系の言語には、 フランス語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、ルーマニア語、カタロニア語などがある。 英語も、一部の用語がフランス語から来ているものがあるので、ラテン語祖先の単語も多い。 ラテン語を理解するには、ギリシャ語、エトルリア語も勉強するとよいという。 いろいろ勉強になる本です。 ラテン語最古の資料が、1871年に発見された黄金の留め金とのこと。 写真付きだ。前7世紀の作らしい。ただし、真贋論争があるとのこと。 前7世紀のぶどう酒の壷もあるらしい。こちらは写真がないのが残念。

Posted byブクログ

2011/04/16

言語に優劣は無いと言っておきながら、文章中で盛んにラテン語をプッシュしているお茶目な作者。でも気持ちはよく分かりますw 読んでみるとラテン語の素晴らしさの一端に気付かされる本。 ローマ帝国が滅ぼされなければ今頃ラテン語が公用語になっていて、英語でヒーヒー言うことは無かっただろう...

言語に優劣は無いと言っておきながら、文章中で盛んにラテン語をプッシュしているお茶目な作者。でも気持ちはよく分かりますw 読んでみるとラテン語の素晴らしさの一端に気付かされる本。 ローマ帝国が滅ぼされなければ今頃ラテン語が公用語になっていて、英語でヒーヒー言うことは無かっただろうに……ゲルマン人ェ……

Posted byブクログ