私はこうして発想する の商品レビュー
(2006/1/7) 大前さんがなぜ今教育に燃えているか、その考えがあらわされている作品だ。 毎週見ている大前研一ライブのおかげで、この本の何割かはすでに理解しているし、おかげで最近は少しずつ大前さんに近い思考が出来てきたように思う。 この本に書かれている発想の手法は6つ メ...
(2006/1/7) 大前さんがなぜ今教育に燃えているか、その考えがあらわされている作品だ。 毎週見ている大前研一ライブのおかげで、この本の何割かはすでに理解しているし、おかげで最近は少しずつ大前さんに近い思考が出来てきたように思う。 この本に書かれている発想の手法は6つ メソッド1 先入観を疑う 事例として中国との貿易 メソッド2 ネットワークから考える ホリエモンのフジ買収騒ぎ、サウスウエスト メソッド3 ”他にはないもの”を目指す デル メソッド4 歴史から教訓を引き出す 再び中国貿易 靖国問題 メソッド5 敵の立場で読む あなたが北朝鮮だったら メソッド6 討論する あなたが三菱自動車のトップだったら エアキャンパスについて 実に明解である。 今は既存の組織の中でそのしきたりを覚えるために右往左往しているが、この本を読んで、できれば何もないところから答を出すことをしたいと思ってしまった。なかなかそうはいかんわけだが。
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BBTの宣伝の本 ・現在のようになった歴史を学ぶとネットワークを考えると他にはないものをつくるという3つは不変なのだなと改めて思えた
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経営コンサルタントで、経済評論家の大前研一氏の著書です。 タイトルに「発想」とありますが、今まで読んできたアイデア本とはひと味もふた味も違います。なぜなら、発想する内容が経営であったり経済であったりと大きな枠組みのものであり、新しいサービスや製品を考えるのとは目的が違うからでしょ...
経営コンサルタントで、経済評論家の大前研一氏の著書です。 タイトルに「発想」とありますが、今まで読んできたアイデア本とはひと味もふた味も違います。なぜなら、発想する内容が経営であったり経済であったりと大きな枠組みのものであり、新しいサービスや製品を考えるのとは目的が違うからでしょう。また、個人的な思い込みを廃し、あらゆる事実をフィルタリングしないで受け入れ、その中から正解を見つけていくという方法論も、自分には新しいものでした。 大前氏は2005年に、「ビジネス・ブレイクスルー大学院大学 (BBT)」を開校し、新しい時代にふさわしい経営者の育成を行っています。自分も興味があって、BBTのサイトを覗いたことがあったのですが、学費の負担が大きいので踏み切れずにいました。そして、そもそも、「自分は経営者になりたかったのだっけ?」というところまで引いて考えていて、今もなお逡巡中です。 本書では、BBTでの授業の内容も紹介しながら、とくに経営における発想法について、いくつかのポイントを示しています。第1のポイントである「先入観を疑う」というのが、できていそうで全然できていないと、よく感じます。 自分の場合ですが、新しいアイデアは自分にとっての必要性から生まれることも多いのですが、この段階ですでに自分の先入観が入ってしまっており、先入観を含んだフレームワークから抜け出せない発想になってしまいがちです。アイデアを他の人にぶつけたりしてそのフレームワークを壊しにかかるのですが、思い入れもあったりしてなかなか壊せないというのが正直なところです。 新しいサービスの企画という視点では、第3章の「他にはないものを目指す」が大事ですが、この章の内容が弱いと感じました。元々、発想という意味において、他にないものを考えるのが大前提ですし、その方法論として新しいものが出てくるわけでもなく、事例も成功事例なのかどうか微妙なものが多いように思います。 そのあとの「歴史から教訓を引き出す」(第4章)、「敵の立場で読む」(第5章)のほうが有用でした。歴史、つまり過去の事実を参考にすることで、現代の日本というフレームワークを壊すことができますし、逆に事実のとらえる範囲を歴史に限ることで、見落としていた事実にも気づきやすくなります。また、敵だけではなく、いろいろな利害関係者、たとえば提携先の相手企業であったり顧客や一般消費者であったり、そういった人々の立場からアイデアを見ることで、多角的な視点を得ることができます。とくにビジネス上の企画であれば、Win-Winの関係を構築できているかが、他者の視点から見ることで明らかにできる部分もあるでしょう。 私の場合、経営はともかく、企画には興味があり、自分で考えたことで世の中に影響を与えることができれば、それは非常にワクワクすることです。そこには単なる空想ではなく、事実をベースとした、地に足のついた発想が求められますから、もっといろいろなことを学び、実践していければと思っています。
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“大前流・思考のフローチャート” 「先入観を疑う」 「ネットワークから考える」 「“他にはないもの”を目指す」 「歴史から教訓を引き出す」等々、 「敵の立場で読む」 「討論する」
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読み終えたすぐにレビューを書いていないので、忘れてしまった。普通の考え方をするな、って話だった。 少子化で学生数が減るということに対して、OB/OGを呼び戻して再教育すればいいじゃん、という解決策には目からうろこ。ホント従来型の発想じゃないね。
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出版社 / 著者からの内容紹介 日本の起業家養成の第一人者、大前研一氏。 大前氏が企業家養成学校を初めて設立したのは1996年。以来、氏の教え子は4000人を超え、教え子たちが興した会社は600 に及びます。その中からは、上場企業も次々に誕生しています。 この“大...
出版社 / 著者からの内容紹介 日本の起業家養成の第一人者、大前研一氏。 大前氏が企業家養成学校を初めて設立したのは1996年。以来、氏の教え子は4000人を超え、教え子たちが興した会社は600 に及びます。その中からは、上場企業も次々に誕生しています。 この“大前学校卒業生”の圧倒的なパワーの秘密は何か。それが大前氏ゆずりの「発想する技術」です。 更に05年春には、大前氏の新たな挑戦が始まりました。MBA(経営管理修士)の養成を目的とした「ビジネス・ブレークスルー(BBT)大学院大学」の設立です。 この大学院の特徴は、株式会社を母体としていることであり、かつ、すべての授業をインターネットとCS放送を駆使して行なうこと。すなわち、BBT大学院大学は、本邦初の“校舎のない大学”なのです。他にも大前氏の独創的なアイデアが詰まったBBT大学院大学の誕生に、旧態依然たる大学人たちは今、大きな衝撃を受けています。 このように、大前氏のビジネスの発想力は、62歳になった今も衰えるところを知りません。 一体どうすれば、氏のように新しい事業のアイデアを発想し、それを具現化することができるのか? その秘密を余すところなく明かすのが本書『発想する技術』なのです。 本書では、 「先入観を疑う」 「ネットワークから考える」 「“他にはないもの”を目指す」 「歴史から教訓を引き出す」等々、 「敵の立場で読む」 「討論する」 と、誰もが知りたい“大前流・思考のフローチャート”を、六段階に分けて徹底解説します。 大前氏は言います。「『発想する技術』は、21世紀を生き抜くための最重要スキルです」。本書を手に取り、ぜひそのスキルを身につけてください。 目次 1 先入観を疑う 2 ネットワークから考える 3 “他にはないもの”を目指す 4 歴史から教訓を引き出す 5 敵の立場で読む 6 討論する
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(20090429〜20090501読了) ・デンマークの教育施策には「全ての子どもには学ぶ権利がある。しかし学校には答えを教える権利はない」という明確な哲学・・・生徒達に自ら学んでもらう"Learn"という精神が根付いている。P30 ・少子高齢化に対し、移民...
(20090429〜20090501読了) ・デンマークの教育施策には「全ての子どもには学ぶ権利がある。しかし学校には答えを教える権利はない」という明確な哲学・・・生徒達に自ら学んでもらう"Learn"という精神が根付いている。P30 ・少子高齢化に対し、移民を受け入れるという方策がある。アメリカはこれにより今まで反映してきている。P32 ・「ある商品が消費者に届くまでにどんな経路が現実にあり、そしてどのような経路が可能か」・・・マイケル・ポーターの付加価値連鎖。P44 ・通販番組とアダルト番組くらいしかまともに採算が取れている番組がない。世界のメディアでチャネルが余っている今、良いコンテンツを持てば世界を相手にビジネス展開できる。P94 ・お客の立場になって考えるが私の基本。P132 ・アメリカの南カリフォルニア大学(USC)と組み、CS放送とインターネットの組合せによってMBAを取得するという世界で初めての制度。P134 ・北朝鮮、金正日の打つ手はもうない。彼に残された唯一の方法は、「このまま寿命が尽きるまでトボケ続ける」。六カ国協議にも真剣に取り組まない。何とか独裁政権を維持する。後継者も決めない。世界一、自己中心主義者の彼が自国民の幸福を考え、自らを犠牲にする行動をとるわけがない。P145 ・勧告は日本が国連の安全保障理事会常任理事国入りに執拗に反対する。P151 ・韓国人の多くは「もともと勧告の方が文化的に優秀であり、日本には色々なことを教えてあげた」という認識がある。P156 ・アイデアは一人よりも複数で機論をした方が良いものが生まれる。複数なら、とりあえず「それは違うんじゃないでしょうか?」といって見るという議論のテクニックを使う事ができる。わざと反対意見を言う人を「デビルズ・アドケイト」という。合意するとそこで議論が止まってしまうからあえて合意しない。P176 ・討論は参加するメンバーが重要。 ・事実に基づいて議論する。伝聞では議論は決まらない。 ・自分が意見をするときはまず事実を調べ、誰かに反論するときも事実を調べてからにする。事実に基づいた優れた発想を提出する。 ・発想法が重要な理由は新しい経済社会では自らが変わらなければ生きていけない、或いは納得いく人生が送れない。P188 ・変革のためには ?変わらなくてはいけないという考え方を持つ。 ?このように変わるのかを考える。 ?どうしたら変われるかを考える。 ?後戻りせず、さらに前進する方法を埋め込む。 物事を発想する際には事実に基づいて、議論を行う必要性がある事を強く感じた。その際には自分の意見ではない場合、もっと言うと明らかに間違った意見であっても反対意見を言う事によって、肯定意見側からの積極的検証が行われると考えられ、より納得した結果を得られる可能性が高くなるでしょう。 組織、ルールなどにも完璧というものはないので、常に変わる事をおそれず危機意識を持ち今よりも改善する余地があるという見方で取り組む必要があるという事を感じました。
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大前研一さんの本は物事を新しい視点で見せてくれて かつ、その仕組みをわかりやすい理由をつけて説明してくれる。 例えば、中国が反日運動をしてるのは中国内で色々な トラブルを抱えていて、そのトラブルを沈静化させるために 対外的な敵を作ることで内部の結束を高めようとしているっていう考...
大前研一さんの本は物事を新しい視点で見せてくれて かつ、その仕組みをわかりやすい理由をつけて説明してくれる。 例えば、中国が反日運動をしてるのは中国内で色々な トラブルを抱えていて、そのトラブルを沈静化させるために 対外的な敵を作ることで内部の結束を高めようとしているっていう考え方。 これが正しいかも分からないし、一面に過ぎないかもしれないけれど 戦争によって民族が過去に受けたうらみを今晴らしているなんていう 理由なんかよりもっとリーズナブル。 なぜなら、反日運動は最近になって活発になったらしい。 つまり、民族としての恨みだったら、少なくなることはあっても 最近になって急に増えるっていうのは良くわからないし。 結局、日本への戦争の恨み→反日運動 のつながりが分からない。
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ワークスのインターンで使えるんじゃないかと思って、読んだ。 マッキンゼー出身の、バリバリのビジネスマンである大前研一さん。 彼の発想法は、6ステップで構成される。 1.先入観を疑う 2.ネットワークから考える 3.他にはないものを目指す 4.歴史から教訓を引き出す 5.敵の立...
ワークスのインターンで使えるんじゃないかと思って、読んだ。 マッキンゼー出身の、バリバリのビジネスマンである大前研一さん。 彼の発想法は、6ステップで構成される。 1.先入観を疑う 2.ネットワークから考える 3.他にはないものを目指す 4.歴史から教訓を引き出す 5.敵の立場で読む 6.討論する 6ステップそれぞれ面白かった。 それぞれについて詳述していたら長くなっちゃうので、印象的だったところを1つだけ抜き出しておきます。 「そこで勝ち残る手段は一つ。もはや言うまでもないでしょう。”他にはない”優れたコンテンツ、誰も真似できないコンテンツ、すなわち一番美味しいバニラアイスクリームを発想することだけです。」
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大前氏のコラムはたまに見ている。勉強になるので、この本を手にとろうと思った。この著書を見る限りでは、さすがマッキンゼー出身と言うべきか、たしかに発想力・行動力が優れていると思った。いろいろな事例を絡めて、自分がどのように発想したのかを書いてある。どの事例の場合もユニークな発想をし...
大前氏のコラムはたまに見ている。勉強になるので、この本を手にとろうと思った。この著書を見る限りでは、さすがマッキンゼー出身と言うべきか、たしかに発想力・行動力が優れていると思った。いろいろな事例を絡めて、自分がどのように発想したのかを書いてある。どの事例の場合もユニークな発想をしていて、とても一般人には真似できないと思われるが、その発想の要素達はオンリーワンではない。つまり、発想のキーを学ぶことで脱一般人化は可能だと感じた。
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