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アンボス・ムンドス の商品レビュー

3.5

60件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

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2012/07/04

短編集。一本目のドラッグストアのバイトの主人公の女が、うちの姉とカブル。。。あー、おれは男でよかった。

Posted byブクログ

2011/11/20

冒頭の話から女の嫌な部分満載ですが、それがやはり上手いと思います。独特の暗く荒んだ感じと毒の感じ、どう転がるのかわからない危うい感じです。 短編集でしたが、どれも読み応えがありました。

Posted byブクログ

2011/10/30

実は桐野夏生さんの小説はこれが初。 薄暗い感じの短編集。 どの話も読みやすいんだけど、嫌な感じで後に残る話が多かったかなー。(まぁ、そういうコンセプトなんだろうけど) 後味は悪いんだけど、全部読んじゃったのは、それでも面白いからだろうな。 見たくない女の部分が詰まってる感じの本で...

実は桐野夏生さんの小説はこれが初。 薄暗い感じの短編集。 どの話も読みやすいんだけど、嫌な感じで後に残る話が多かったかなー。(まぁ、そういうコンセプトなんだろうけど) 後味は悪いんだけど、全部読んじゃったのは、それでも面白いからだろうな。 見たくない女の部分が詰まってる感じの本です。

Posted byブクログ

2011/09/30

ダークな世界を書かせたらピカイチの桐野夏生。 愛ランドは別の本で読んでいたので内容は知っていたけど この様な内容を思いつく女性って… 読んでいてこの作家の中には男性も住んでいる… といつも思ってしまう。

Posted byブクログ

2011/07/02

著者の得意な分野であるといえる、 女性の裏側を見るような短編集。 男性と女性では、読後感が変わりそう。

Posted byブクログ

2011/01/01

男が中々知り得ない女性の妬み、陰湿さ、逞しさ、いじらしさ、意固地さ、性への欲深さ、怠惰さ、残酷さがリアルに感じられる短編集。 女性の感情の複雑な移り変わりに面倒臭ささや恐怖を感じる反面、もっともっと女性の内面を深く知りたいと思わせた作品だった。

Posted byブクログ

2010/12/18

短編集。まあ面白いんだけど多少趣味に合わないところもあったので。女性のひがみ妬みそねみを描くのがうまい方だと思っています。グロテスクとか特にね。表題のアンボスムンドスが1番好きかな。小学生女子の世界のおそろしきこと。そんなことはないだろと笑えない気がする。そんなに小学生は単純じゃ...

短編集。まあ面白いんだけど多少趣味に合わないところもあったので。女性のひがみ妬みそねみを描くのがうまい方だと思っています。グロテスクとか特にね。表題のアンボスムンドスが1番好きかな。小学生女子の世界のおそろしきこと。そんなことはないだろと笑えない気がする。そんなに小学生は単純じゃなく、小学校も中学も高校もひとつの社会。確かに自分も小学生時代若い女性の担任だったときがあった。着任したばかりだったんじゃないかな〜。小4だったか。男子の方はうるさくて女子は先生の前となるとブリッコ。あああんまり思い出せない。アンボスムンドスの小学生女子ほど計算高い子はいなかったけど。やっぱ教師が見てるはずの児童の世界と実際児童の過ごしている世界は違うものだ。児童たちが全ての世界を教師に見せるなんてことはないのだ。まさに裏と表。なるほど。

Posted byブクログ

2019/01/16

コンプレックスの塊だが子供の頃 重大な事件に関わったことを思い出した真希。 女を引っ掛けたがホームレス仲間と共有できない登喜夫。 浮気相手をトイレに閉じ込めた咲子。 上海で猥談に花を咲かせる鶴子。 作家の娘であり自伝を書くよう求められている藍子。 義父を殺そうと寺を訪ねてきた子供...

コンプレックスの塊だが子供の頃 重大な事件に関わったことを思い出した真希。 女を引っ掛けたがホームレス仲間と共有できない登喜夫。 浮気相手をトイレに閉じ込めた咲子。 上海で猥談に花を咲かせる鶴子。 作家の娘であり自伝を書くよう求められている藍子。 義父を殺そうと寺を訪ねてきた子供を借りた袈裟子。 教頭と不倫旅行中に生徒が事故死した浜崎。 装画:水口理恵子 装丁:斉藤深雪 すっきりしないけれど人間の黒い部分がよく書けている。 他はみんな現実にいそうなのに「毒童」だけフィクションさが濃い。

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2010/09/24

アンボス・ムンドスとは反対の世界(上下・左右・表裏など)のことらしいが、裏ばっかりな気がするぞ。期待しすぎて普通。しかし相変わらず闇の世界を覗き込んだ感じ。

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2010/08/28

 うーん。恐い。  女性の怨念というか、情念というか、そういうものが漂ってきて、しかも救いがない。  ありふれた比喩だけど、石をひっくり返して気持ち悪い虫がいっぱい出てきて、それに身体を包まれていくような後味の悪さを感じた。  もしかしたら、これがひとつの真実なのかもしれないけれ...

 うーん。恐い。  女性の怨念というか、情念というか、そういうものが漂ってきて、しかも救いがない。  ありふれた比喩だけど、石をひっくり返して気持ち悪い虫がいっぱい出てきて、それに身体を包まれていくような後味の悪さを感じた。  もしかしたら、これがひとつの真実なのかもしれないけれど。  女性の人は「わかる、わかる」ってうなずいて読んだりするのだろうか。  質問するのもちょっと恐い。 2006/1/18

Posted byブクログ