ララピポ の商品レビュー
人間の三大欲求、睡眠欲、食欲、そして性欲。性欲に魂を売った人たちの連作短編集。 とにかくゲスい。生理的に受け付けない人もいるかも。
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エロコメディ連作短編集。 一話ごとに関連性のあるこういうスタイルは好きで、 序盤はメチャ面白くて、どんどん読み進んだが、 それほど驚きの展開、結末が待ってるわけでなく、 徐々に尻すぼみになった印象でした。 読み終わっても、残るものが少なかった。
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1章ごとに、異なる登場人物の目線で話が語られていて、構成としてはおもしろかった。 ただ、ちょっとエロ系(下ネタ系)だったのと、あまり楽しい内容ではなかったので、もっと笑える話の方が私にはよかったかな。
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イヤん、バカ、やめてと本から今にも聞こえて来そうですネ。 鍵穴から覗いたブックカバーの絵のように大人のエロコメディが満載です。 しばらくしたらもう一度覗こうっと。 イヒヒ。
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人の本能と心の闇みたいなものを感じた。 自分の知らない世界だが、どこかにはあるのかもしれないと思わせるリアリティがある。ここで繋がるかと、納得。個人的にはあまり得意な内容ではなかった。
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セックスを媒介に繋がるいくつものオムニバス・ストーリー。「普通の」市民の奥に潜む欲望や妄想がもつれ絡まっていくさまは上手いのひとこと。社会というものがちょっと不安になるけれども面白い。
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お下品なだけの話ではなく、読み終わったら切なくなる話ばかり。世の中いろんな人がいるけれど、ふとした瞬間にどこかでつながっている。この人がいなくても世界は成り立つけれど、この人がいることで違う誰かが救われる瞬間がある。それは、きっとその誰かにとっては大切な瞬間なんだ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読みやすい。 1章終わるたびに、この人がいなくなっても、誰も本気で悲しまないのかも、となんだかむなしい気持ちになったけど、みんなどうにか生きてたことが分かるとほっとした。世の中、「ララピポ」。
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奥田ワールド全開。 おバカでエッチな話。 その中に、人間の寂しさや悩み、がんばりたいんだけどできない、そんな切なさが盛り込まれている。
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