1,800円以上の注文で送料無料

幸福ロケット の商品レビュー

4.1

67件のお客様レビュー

  1. 5つ

    20

  2. 4つ

    29

  3. 3つ

    13

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2023/07/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

恋愛って踏ん張らなきゃいけない時があるんだなと小学生に学びました。作者が10歳ではないから書けた作品かもしれない(笑)彼らがこれからどんな人生を歩んで行くのか分からないけれど、小学生の時って、毎日が長かったなあ。色んな事を学んで感じて素敵な女性になって欲しい。

Posted byブクログ

2023/01/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

転入してきた小学生の主人公が、色々な人と出会い、関わりながら、ゆっくりと知らないうちに成長していく物語だった。 主人公がどんどんと勇気を出して行動していって、 すごいと思った。 変な終わり方をしているため、続きがどうなったか 知りたいと思った。

Posted byブクログ

2022/03/07

過去を捏造しないと、逆立ちしてもこんないい想い出は無い、にも関わらず懐かしくなるお話。子供の頃に読んでたら、少し背伸びしたら届きそうで、もしかしたら違う道を一歩進んでいたかもね。

Posted byブクログ

2018/09/14

小学5年生の香な子は、両親の都合で新学期に転校をした。 その学校にいたのがコーモリこと小森。 ちょっと眉毛の太い、普通の男子。 ひょんなことから、2人は親しくなっていく。 なんて切ない。 なんてかわいい。 なんて優しい。 まだ5年生。 年の頃も、きっとこんな、というリアルさ。...

小学5年生の香な子は、両親の都合で新学期に転校をした。 その学校にいたのがコーモリこと小森。 ちょっと眉毛の太い、普通の男子。 ひょんなことから、2人は親しくなっていく。 なんて切ない。 なんてかわいい。 なんて優しい。 まだ5年生。 年の頃も、きっとこんな、というリアルさ。 2人の初恋未満は、仲良しの友達以上の距離感で進んでいきます。 コーモリの家庭には事情があり、それを担任の鎌倉先生、香な子の家の大人達がさりげなく組んで、手を差し伸べる。 このまま2人で大人になって欲しかった。 いつかまた2人が再会した時に、未来の似顔絵を見ながら笑いあえたらいいな。 素敵なお話でした。

Posted byブクログ

2018/01/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小学生の時読んですごく素敵だとおもった 読み返すとやっぱり好きだったなあ 二人だけの会話、ラストの走るシーン、ちょっとクサイところもあるけど二度と戻らない純粋な日々がいいな 小学生だから、自分たちではどうにもならない問題とかあって。あとこれ以上年を重ねると本当に性の対象になるからなぁとか。

Posted byブクログ

2017/04/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

全然前知識なしで読んだら、児童書だったのね。 でもすごくよかった。 主人公の香な子も、クラスメートのコーモリも、学校では特別目立つ子ではないと思う。 香な子は小学5年生。 父が会社を辞めて母の実家の工務店を手伝うことになり、下町に引っ越してきた。 以前住んでいた都心の豪華な家から、ださいアパートへ。 だけど、以前と同じ進学塾に通うのは、いい中学へ行って、いい高校へ行って、いい大学へ行くため。その先のことはこれから考える。 塾の帰りの電車でクラスメートの小森(コーモリ)に会う。 彼の母親が入院しているので、病院の帰りなのだ。 二人ともお互いの前で実に素直で、徐々に相手の良さに気づいて、そしてそれは初恋と読んでいいものだったのかもしれないけれど、子どもの世界というのはいつも大人の事情で変わっていかざるを得ない。 クラスのお嬢様集団のトップ(といっても、商店街のお嬢様なんだけど)町野さん。 彼女が、香な子の心のうちなど全く忖度せず、コーモリと仲良くなりたい自分の気持ちばかりをぐいぐい押しつけてくる。 最初は嫌な感じの子だなあと思って読んでいたけど、素直で良い意味でプライドの高い彼女は、実によい子。 きっとこの先、香な子と親友になるんじゃないかな。 そして何と言っても担任の先生がいい。 学生時代はモデルをしていたというくらい美人でスタイルがいいが、厳しくて、校長先生にすら思うところをずばずば言う性格。 怒ると怖い。 だけど、本当に子どもたちのことを大切に思っていて、マニュアル通りではなく、きちんと子どもに向かい合ってベストであろう対応を取る。 何があっても全力で子どもたちを守るであろう鎌倉先生を見て、香な子は思う。 「それじゃいつまでたってもカレシできませんよ」 鎌倉先生にひとめぼれするのが、香な子の叔父・義昭。 売れないマンガ家で、しょっちゅう香な子の家に晩ご飯を食べに来る。 いわばダメな大人の代表のような人だが、彼は彼できちんと自然体で姪の世界に関わってくる。 家と学校と時に塾。 子どもの世界は狭い。 だから嬉しいことも多い反面、結構息苦しいことも多い。 子どもの世界を覆う大人の世界。 そこもやはりいいことばかりではなく、大人だって悩むし、挫折する。 物語としては切ない終わり方だけど、未来は決して暗くはない。 親も、先生も、おじさんも、みんな心に屈託を抱えながら明るく生きているんだもの。 香な子とコーモリの未来だって、順風満帆じゃなくても、胸を張って生きているんじゃないかな。

Posted byブクログ

2017/03/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2017/3/5 おもしろかったー!と叫んで走り回りたいタイプのおもしろさ。 子供にとっての引越しの絶望感を思い出した。 でもこの子達は大丈夫なんだろう。 ちゃんと再開するんだろう。 健気でむずむずしてにやりとして最高だ。 おもしろかったー!!

Posted byブクログ

2017/03/08

小学生って思っているよりも大人なんだなぁというのが 率直な感想。 受験でがんばっていたり、両親のことで悩んだり、生活環境で苦しんだりと めまぐるしく展開するものの どこかほっこりとした描写に 心があたたまりました。 子どもたちを見守る大人もみんな魅力にあふれていて 物語に良いス...

小学生って思っているよりも大人なんだなぁというのが 率直な感想。 受験でがんばっていたり、両親のことで悩んだり、生活環境で苦しんだりと めまぐるしく展開するものの どこかほっこりとした描写に 心があたたまりました。 子どもたちを見守る大人もみんな魅力にあふれていて 物語に良いスパイスになっている。 何よりも香な子とコーモリの温度感がとても微笑ましい。そして町野さんの横槍具合も程良くて あっという間に読了。

Posted byブクログ

2016/01/09

2016.1.9 読了 小学生の香な子、同級生のコーモリ(小森) たわいもない 生活を淡々と描いてる感じなんだけど、 作者さんの腕かな、全然 飽きないし、 惹き込まれて どんどんキャラたちを 好きになってゆきました。 香な子は もちろんだけど、 鎌倉先生も 好きだし、 最初...

2016.1.9 読了 小学生の香な子、同級生のコーモリ(小森) たわいもない 生活を淡々と描いてる感じなんだけど、 作者さんの腕かな、全然 飽きないし、 惹き込まれて どんどんキャラたちを 好きになってゆきました。 香な子は もちろんだけど、 鎌倉先生も 好きだし、 最初 なんやこいつ て思ってた 義昭オジサンも 町野さんも なんか だんだん好きになってました。 特に町野さん! ええ奴やん。。。 最後の3ページから 涙が止まらなくなった! 全く知らなかった作者さんだっただけに (期待もさほどなく)これは ほんと面白かった! 他のも読んでみたいです! 香な子が 本好きで、ちょいちょい 香な子が読んだ本が 出てきて 知ってる人がいたら ちょっと嬉しかったり。

Posted byブクログ

2016/05/06

相変わらず、人物の描写がスッと入ってくる。香な子とコーモリの友情と愛情。もっと長くていいのになと思う八分目で物語は終わる。でもそれが丁度よい。そしてその物足らなさを満足に変えてくれる、誰かさんのエピローグが描かれています。 作品間リンク---------------------...

相変わらず、人物の描写がスッと入ってくる。香な子とコーモリの友情と愛情。もっと長くていいのになと思う八分目で物語は終わる。でもそれが丁度よい。そしてその物足らなさを満足に変えてくれる、誰かさんのエピローグが描かれています。 作品間リンク------------------------------------------ 笑う招き猫:①アカコとヒトミ

Posted byブクログ