エマ(上) の商品レビュー
美人で頭が良いエマを…
美人で頭が良いエマを中心に19世紀のイギリスの小さな村を舞台にした作品です。夏目漱石をして「完璧な作品」といわれるだけあって、無駄のない計算された構成力と豊かな表現力は見事です。
文庫OFF
まだ上巻だけだけど、ようやくあのジェーン・オースティンが読めて満足。雰囲気は好みだと思ったけど、恋愛系が苦手なので今まで読まなかった。 200年前の内容が読めるなんて素晴らしい。当時のイギリスの世界にタイムスリップできる。下巻も一緒に借りてこれば良かったかな。 時と場所が離れ...
まだ上巻だけだけど、ようやくあのジェーン・オースティンが読めて満足。雰囲気は好みだと思ったけど、恋愛系が苦手なので今まで読まなかった。 200年前の内容が読めるなんて素晴らしい。当時のイギリスの世界にタイムスリップできる。下巻も一緒に借りてこれば良かったかな。 時と場所が離れていると、人間の考え方も違うのではないか、自分と離れているのではないかと思ってしまうけど、そんなことはないと思わせてくれる。200年前でも同じ人間で、今と変わらぬ質の高さで小説を書いた女性がいたことは確かなのだ。 階級の違いが如実にあるものの、それぞれ意外と交流を持っているんだな。階級でできることできないことが決まっていることもあるけど、貴族が恵まれない人を助ける義務を負っていたんだ。 登場人物が全員基本的には良い人なので、読んでいて安心できる。イギリス人らしい人への気遣いの仕方が本当に細やか。今のところ、恋愛系と言えど下巻が楽しみ。 この小説のテーマを選ぶなら、「きらびやか」「春」といったところか。イギリス人のひとりも、ジェーン・オースティンは春のイメージがあると言っていた。華やかだからだろうか。
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今回の主人公エマはそんなに共感出来なくて凄くハマるというほどではないけれど、人物描写が非常に巧みで、また分かりやすいので当時の人々の気持ちや価値観など、興味深く読めました。
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ばかなのか?みんなばかなのか? これはギャグ漫画か? ギャグ漫画だwwww世界の名作的なものだと勝手に思ってたけどめっちゃ面白おかしく書いてあるもんwww 綺麗で頭良くて自分と違って噂好きじゃなくて自分がその話題を引き出そうとしているのが分かっててわざと当たり障りないことを言うに留めるその聡明さに腹が立つんだろうww ジェインのことを褒めることで自分の心の広さ、人を見る目の良さ、人の良さにも気付ける純粋な感性がありますよのアピールなんだろうww エマすごく憎めないな 相当面白かった フランクはかなりの変人やと思いますけどね…
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「自負と偏見」が素晴らしかったので、オースティン作品読破したいと思いこちらを読み始めた。 「エマ」はグウィネス主演の映画を視聴済。エマがチャーミングでとても可愛いくて円盤も買ったほど好きな映画だったのでウキウキで読み始めたら… 映画とはだいぶエマの印象が違う。 階級意識、自惚れ、...
「自負と偏見」が素晴らしかったので、オースティン作品読破したいと思いこちらを読み始めた。 「エマ」はグウィネス主演の映画を視聴済。エマがチャーミングでとても可愛いくて円盤も買ったほど好きな映画だったのでウキウキで読み始めたら… 映画とはだいぶエマの印象が違う。 階級意識、自惚れ、思い込みが強いエマにかなりハラハラ。しかもエマ視点で語られるので彼女の心情が嫌でもこちらに丸分かりになるので読んでてツラい…。 しかもエマかなり鈍感なのに人の話を聞かないから暴走しまくってイライラ。上巻読むのに1週間以上かかってしまった…!とりあえず下巻に進みます。
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ハイベリー村の名家の娘で女主人で、美人で聡明だが村の男女の縁結びをするのが好きなエマの話。この上巻では自信満々なエマが縁結びをしようと暴走しまくったり周りの人に対して妄想逞しくする様子が面白い。下巻ではエマは学んで落ち着いてくれるのだろうか…?
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#29奈良県立図書情報館ビブリオバトル「結婚」で紹介された本です。 2013.6.15 http://eventinformation.blog116.fc2.com/blog-entry-952.html?sp
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文章技法の一つに「信頼できない語り手」というものがあります。これは、登場人物の心情や意見が、その人物の偏った視点に基づいており、真実とは異なる解釈を提示することで、読者をミスリードさせる技法です。 「エマは恵まれた環境に育ったが、彼女の本当の不幸は二つある。一つ目は、何でも自分の思い通りにできると思い込んでいること。二つ目は、自分を過大評価しすぎること。この二つの欠点が、彼女の素晴らしい人生に暗い影を落とす危険をはらんでいるが、エマ自身はその危険にまだ気づいていない。彼女は自分の不幸に夢にも思い至っていなかった。」 本作ではこの技法が巧みに使われており、読者は主に、エマの欠点に基づいた都合の良い解釈や思い違い、そしてそれを鋭く指摘する幼馴染ナイトリーの意見という、同じ事実に対する二つの異なる視点を交互に見せられます。そのため、読者はこれらの意見を踏まえつつ独自の解釈を生み出し、物語を多面的に楽しむことができるのです。 しかし、私はどうしてもエマを好きになれず、下巻を読む気が起きませんでした。当時の社会制度では当たり前だった上流階級の者が下の階級に対して持つ差別意識や、身内贔屓が目立ちます。とりわけ、自分が気に入った者を無条件に肯定し、自分と同等の地位がふさわしいとする傲慢さ、逆に気に入らない者を冷淡に扱う態度が散見されました。こうした社会風刺的な要素がエマに色濃く反映されており、読んでいるうちに次第にうんざりしてしまったのです。ただし、エマのハリエットに対する庇護欲や、テイラーの代替品として彼女を扱う姿勢は、物語の序盤で提示されており、主要テーマでもあったため、受け入れることができました。 全体の構成は『傲慢と偏見』に似ているように感じました。偏見を持つ女性と、良識的な男性をメインに据え、常識的な友人や変わり者の父親、鼻持ちならない男性、少し抜けた女性といったお馴染みの上流階級のキャラクターたちが登場します。そして、こうした人物たちの交流を描きつつ、良識的な男性が女性を成長させ、導いていくという典型的なラブコメディが展開されます。この作品を真に楽しめるのは、当時の社会制度に親しみ、その特有の感覚を共有し、笑い飛ばせる人なのだろうと感じました。
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全てに恵まれた完璧なエマ 彼女が良かれと思ってしたことは 彼女の勘違いでことごとく失敗をする 小さな村のいくつかの家での出来事しか 書かれていないのに読み進めるのが楽しかった
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後半、ぐんぐんおもしろくなる。 エマに結婚しなくていいと言って溺愛し、健康ばかり気にかける父親のキャラが秀逸。 ミス・ベイツの焼きリンゴ談義1ページ半は圧巻! オースティンはキャラクターづくりがうまくて、表現力が豊かで、ユーモアがあるところが好き。
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