模倣犯(1) の商品レビュー

宮部みゆき(著者)

2023/07/04

ネットフリックスでリメイクされたドラマ版の模倣犯を見たことがきっかけで古本屋で購入した。
今まで読んだミステリーの中でも展開が早く、次から次へと話が進んでいく。
自分は警察側の刑事の武上刑事が好きだ。
デスク係という地味な役回りではあるが、あらゆる捜査情報を細かく整理して事件の進捗に貢献する姿勢がカッコいいと思った。何よりも周囲に信頼されているのが伝わってくる。
全5巻中の１巻なのでまだ、なんとも言えないが臨場感ある展開で引き続き読んでいきたい。

2023/06/16

面白い。
初めは登場人物ごとの話になるので、途中誰だっけとなりつつも、どんどん関係が繋がっていく。
次の展開が楽しみ。

2023/05/21

1話完結じゃないんかいーってなった、そんな方が他にも居たら、読み進めてみるといいと思いますこの後も面白い！

2023/04/28

2冊目の宮部みゆきさん。ドラマ等のメディアミックスの情報を意識して入れないように読みました。
一つの事件をめぐる各視点のそれぞれの思惑が、生き生きと描かれている。フォーカスが変わるたびにリセットされながらもすぐに各登場人物の心にするりと寄り添える。どうやら宮部みゆきさんの文章が好きなんだなと気づきました。後続4冊積んでますので、楽しみに溢れております。どうなっていくのやら………

2023/04/28

1巻を読み終えたところ。恐怖の犯罪を犯人からの電話を通じての異常音が聞こえるような、性格が伝わってくるような感じ。宮部みゆきは推理作家としての優れている。しかし、最後は何故か思いも寄らない結末。2巻以降でどう展開するのか？

2023/04/20

公園で人の腕が発見されるところから事件が始まる。文庫本では５冊分という膨大なページ数を費やし、犯行の内容、犯行の動機、犯人、犯人の家族、被害者、被害者の家族、刑事、取材者、発見者、実に多くの人物のことが様座ざまな視点から描かれている。最後はまさに「小説」でしかあり得ない展開で、事件の始末をつける。

2023/03/28

Audibleで読みました。
2巻3巻と読み進めていて、これでは1巻のレビューはまだ書けない！と察しとりあえず5巻まで読んでから帰ってこようと思います…。

ということで帰ってきましたが、この1巻では連続女性殺害事件の流れを被害者サイドから追っています…が、いやはや宮部さんの人物描写の細かいこと。羽衣を何層も重ねていくようで、それが後から後から読者の心情に寄り添ってきて感情移入を誘います。とうふ屋のオヤジのイメージはどうしても藤原とうふ店のように石頭と人間力に富んだ人物像に落ち着くんですね。ずっとあの顔を思い描きながら、自分の背筋がキリリとするものを感じながらそのセリフに読みいっていました。

模倣犯全般でいうと血生臭い話なので、個人的にはテーマに社会性のある『火車』の方に軍配を上げますが、ミステリーの仕掛けでいったら断然こちらの方がインパクトが凄かったです。

2023/02/14

宮部みゆきもシャーリィ・ジャクスンとか引用するんだな…
初っ端から死体の腕が出てくるんだから宮部みゆきはスゲーよ

2023/02/06

面白い！！
次々と浮かび上がる謎、スピード感のある展開に目が離せない。
最後に物語が一見解決したと見せて、いやいやそんなことは……とつい次巻を手に取ってしまう。そんなお話でした。

2022/11/10

読んでいるうちにゾゾッとする面白い話です。しかし、これほどあっさりと犯人が分かるとこれからどうなるのでしょうか。今まで読んできた小説の中でも長いものでしたが、すぐに読めてしまいました。ジェネレーションギャップを感じてしまうのも気に入った点の一つです。