模倣犯(1) の商品レビュー
ずっと読みたかった念願の模倣犯。 あまりにも重苦しくて気合いが必要。 事件のあらましが描かれる一巻め、 まだまだ犯人もその狙いもわからないなか、衝撃的なところで第二巻へ続く。 被害者家族の視点が1番きついかもしれない。
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一巻と三巻が異常に面白い。残りの巻はわかってることをひたすら説明され続けてて拷問みたいに辛い。こんなに冗長に書かせてもらえて読者に読んでもらえるなんて、作家冥利に尽きるだろうな。 長いけど、とりあえず一巻だけ読んでみると、好みの作品かどうかがわかる気がします。 あいかわらず文章は...
一巻と三巻が異常に面白い。残りの巻はわかってることをひたすら説明され続けてて拷問みたいに辛い。こんなに冗長に書かせてもらえて読者に読んでもらえるなんて、作家冥利に尽きるだろうな。 長いけど、とりあえず一巻だけ読んでみると、好みの作品かどうかがわかる気がします。 あいかわらず文章は上手い。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
むず痒いラストだったが、人間味に溢れている作品だった。 特に有馬に関しては最初は屈強な現場仕事していそうな若々しい老人のようなイメージだったのに、犯人や娘や孫に追い詰められるにつれて背骨が曲がり、やつれてハゲ上がっている印象に変わっていった。 身近な人を疑いながら読み進めていったのに、犯人はよく分からない人ということになった。今後どういう展開になるのか大変楽しみである。
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最後はモヤっとするものの、これで終わりじゃないと思うので、次が楽しみ。黒幕は意外と身近にってパターンだと思って気を抜かず読み進めました。狡猾な犯人に翻弄され右往左往する警察やマスコミとは対照的に冷静に行動する市井の人々は頼もしく見えます。インパクトのある書き出しとスリルのある展開...
最後はモヤっとするものの、これで終わりじゃないと思うので、次が楽しみ。黒幕は意外と身近にってパターンだと思って気を抜かず読み進めました。狡猾な犯人に翻弄され右往左往する警察やマスコミとは対照的に冷静に行動する市井の人々は頼もしく見えます。インパクトのある書き出しとスリルのある展開、最後は少し何かが終わって次に繋がる意味深な文章。このリズムのためサクッと読めます。大好き度❤️❤️
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これからなんでしょうね。これで終わりではない!っていう感じの終わり方でした。途中、おじいちゃんが孫の事を思い出しているシーンは、こちらも辛くなってしまいました。これから感があるので星4です。
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これは傑作です。あんまり面白いので妻にも薦めたけど大好評。余勢をかって実写版「模倣犯」(森田 芳光監督、中居正広主演)も見たが、こっちの方はホントに酷くて失礼ながら笑ってしまった。と、いうわけで小説だけにしておくのが良いかもです。
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ドラマ版(ネトフリ)を観たので原作を。 とんでもない本を読み始めてしまった。これはもう全巻読み終えるまで他の本を読めないぞ、と思うほど物語に引き込まれている。 複数の視点で物語が進む、かつ、たくさんの登場人物がいるにも関わらず、混乱することなく読み進めることができた。 丁寧な...
ドラマ版(ネトフリ)を観たので原作を。 とんでもない本を読み始めてしまった。これはもう全巻読み終えるまで他の本を読めないぞ、と思うほど物語に引き込まれている。 複数の視点で物語が進む、かつ、たくさんの登場人物がいるにも関わらず、混乱することなく読み進めることができた。 丁寧な描写のおかげで感情移入しやすく、登場人物たちの感情がリアルに伝わってきて胸が苦しくなることもしばしば… 時々ハッとさせられるような文章に思考を巡らすことも。 ちなみにドラマ版と原作は全く別物という印象。 なので、原作の物語がこれからどう展開されていくのかドキドキ… 最終巻まで焦らず、じっくりと読み進めていきたいと思う。
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なんとなく覚えてる...くらいの新鮮な気持ちで再読です。 宮部みゆき作品は学生の頃読み漁り、これは社会人なりたての頃の作品な気がしますが全然古臭さを感じない。 挿画の藤田新策さんはスティーブンキングの作品の表紙を描いてる人とは知らなかった!なんか似てるな...と調べて今頃気づ...
なんとなく覚えてる...くらいの新鮮な気持ちで再読です。 宮部みゆき作品は学生の頃読み漁り、これは社会人なりたての頃の作品な気がしますが全然古臭さを感じない。 挿画の藤田新策さんはスティーブンキングの作品の表紙を描いてる人とは知らなかった!なんか似てるな...と調べて今頃気づく! いざ2巻!
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操作の流れは見事です。 引き込まれていきますが、最後に犯人?が死亡して終わり。 結局、タイトルの意味もわからないままでした。 墨田区・大川公園で若い女性の右腕とハンドバッグが発見された。やがてバッグの持主は、三ヵ月前に失踪した古川鞠子と判明するが、「犯人」は「右腕は鞠子のもの...
操作の流れは見事です。 引き込まれていきますが、最後に犯人?が死亡して終わり。 結局、タイトルの意味もわからないままでした。 墨田区・大川公園で若い女性の右腕とハンドバッグが発見された。やがてバッグの持主は、三ヵ月前に失踪した古川鞠子と判明するが、「犯人」は「右腕は鞠子のものじゃない」という電話をテレビ局にかけたうえ、鞠子の祖父・有馬義男にも接触をはかった。ほどなく鞠子は白骨死体となって見つかった――。未曾有の連続誘拐殺人事件を重層的に描いた現代ミステリの金字塔、いよいよ開幕!
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行方不明になった若い女性古川鞠子が連続殺人事件の被害者と判明するまでのストーリー。発見者、被害者家族、捜査する警察らの心情の描写が秀逸。非道な犯人像はまだベールに包まれているがかなり高い知能を持っていそう。 5巻の大作ミステリーの序章だが期待しかない。
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